木村拓哉さんが着る「マーク & ロナ」、短パンスタイルを先取り!
どうやら今年は季節のめぐりが早そう。木村拓哉さんが着る、2023年「マーク & ロナ」のゴルフスタイル第5弾は、早くも短パンスタイルだ。
配信日時:2023年3月20日 09時04分
東京では桜の開花宣言も出て、季節は春へとシフトしている。この先、心地いい春から汗ばむ時期まではあっという間に過ぎていく。少し前まで防寒ウエアを着ていたのに、短パンをはいてコースに出る日ももうすぐ(さすがにまだ気が早いか?)。ゴルフウエアの品揃えに定評があるショップでは、4月に入ると短パンが動き出すと聞いたことがある。確かに夏本番を迎えるころよりも、春のほうが店頭に並ぶ短パンは質量とも充実している気がする。
とにかくこれからゴルフウエアは夏仕様に向けて一気に動きはじめる。そんなマインドを先取りしたかのように、木村拓哉さんが着る「マーク & ロナ」の春夏コレクション第5弾はセットアップのハーフパンツスタイルだ。
今回もなかなかワザありのスタイリングとなっているが、キモはジップアップのポロシャツとハーフパンツがパイル地というところ。タオルのようにソフトで心地いい肌ざわりが特徴のパイルは、リラックス感のある夏らしい素材だ。だが油断するとカジュアルになりすぎて、だらしなく見えてしまうこともある。ところが木村拓哉さんが着こなすスタイルは、パイルらしい開放感も残しながら、スタイリッシュでどこかラグジュアリー。
ポロシャツ、ハーフパンツとも、総身にジャカードで表現されたスカルが印象的。それもいつもとはちょっと違ってポップな雰囲気のスカルだ。表面はパイルらしい風合いを見せる吸湿性の高いコットン、裏地はポリエステルでナチュラルな着心地を味わえる。上下ともパイル地はしっかりとしたストレッチ性も備えている。
ゆるいリゾート風とはひと味違うパイルのモダンな表情
シンボリックなジャカードのスカルに目が行くが、ややゆったりめのシルエットと、少し短めな着丈のバランスが抜群で、リラックス感がもち味のパイル地でも、スマートなルックスができあがる。ブランドネームが入った白い裾のリブが、セットアップで着こなしたときの効果的なアクセントになってくれる。存在感のあるポロシャツだけに、自前のパンツとコーディネートしてみるのもアリだ。
楽ちんリラックスでもラフなルックスにはならない
ロングパンツではないだけに、パイルならではのボリューム感もさほど気にならず、むしろ個性的で洗練されたボトムスとなっている。ウエスト部分は楽ちんなゴム仕様。さらにポロシャツの裾と同様なデザインで、ポロシャツをインするときにはコーディネートを引き締めてくれる。リラックス感はあるが、決してラフには見えないところが心強い。ハーフパンツは上のポロシャツとセットアップで着こなすのがいちばん相性はよさそうだ。
小物はスタイリングを問わず、どこのコースにでも連れていける
ボストンとカートバッグは「マーク & ロナ」らしいカモフラ柄がモチーフ。素材には軽量で耐久性に優れたコーデュラナイロンが用いられている。ボストンは1泊2日分の荷物が余裕で入る収納力があり、サイドにはシューズポケットがつく。カートバッグは裏地の内側に保冷、保温効果を備えたシートをはさみこみ、ドリンクを最適な温度でキープ。細かなポケットがつき、ボールやティなどをきっちりと収納できる。グローブはグリーンを効かせて、セットアップスタイルとさりげなくリンクさせるとスマート。カモフラ柄が巧みにアレンジされ、面テープ部分はゴルフコースがモチーフとなっているという個性派だ。