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    飛距離アップのための肩と胸/肩と背中のストレッチ

    ゴルファーにとってストレッチは欠かせないタスク。とはいえついつい疎かになりがち。けれど飛距離アップに繋がるとなれば、これは欠かせない。

    配信日時:2018年11月29日 21時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
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    ゴルファーなら誰もが望むのが、飛距離アップだ。そのためには、上半身と下半身の捻転差を大きくして、カラダの捻じれによるエネルギーを生むことが必要になる。

    この大きな捻転差がつくれないゴルファーは、ほとんど例外なくカラダが硬い。捻転差が生まれないから、過度に腕を使ってしまうので、ヘッドスピードは出ないし、方向性も安定しない。

    捻転差を大きくするには、骨盤を安定させ、上半身が上手くまわらなければならない。飛距離を伸ばすには、上半身と下半身が柔らかく連動する柔軟性が不可欠なのだ。そこで、飛距離アップに最適な「ストレッチ」を、Dr.ストレッチに教えてもらった。

    肩と胸のストレッチ

    1. 壁ぎわにまっすぐ立ち、肩の高さで右手を壁につく
    2. 右足を踏み込み、壁につけた手は同じ位置につけたまま、カラダを前に押し出す
    10〜15秒程度伸ばしたら、緩める。この動きを2〜3回繰り返す。左右を入れ替えて、同じように10〜15秒程度伸ばす。
    これを2〜3セット繰り返して行う。

    <効果のある部位>
    胸、肩(肩甲骨)

    <注意点>
    ・壁に近づきすぎてしまうとストレッチ効果が弱まる。壁に近づかないようにまっすぐ前に踏み出す。

    肩と背中のストレッチ

    1. 右手を腰にあてて、右ヒジを左手でカラダの中心に引き寄せ、10〜15秒程度キープ
    2. 左手が右ヒジに届かない人は、壁に右ヒジをあてて、カラダ全体を壁に向けるようにして肩を伸ばす
    15秒を1セットとして2〜3回繰り返す。左肩も同様に10〜15秒程度伸ばす。これを2〜3セット繰り返して行う。

    <効果のある部位>
    肩(肩甲骨)

    コーチからのひとこと/日常生活の疲れをストレッチで解消

    ストレッチは、プレーの前後に行うだけのものではありません。駅の階段を昇ったり、重いカバンを持ったり、長時間座りっぱなしでパソコンに向かったり、どんな人でも日常的に筋肉に負荷をかけています。

    スポーツやトレーニングをするときは筋肉を使った、筋肉が疲れている、という意識があり、ケアをする人も多いと思いますが、日常生活だけでも筋肉は疲労しているのです。放置しておけば少しずつ筋肉が硬くなり、関節の可動域が狭まります。

    その日の疲れをその日のうちに解消するイメージで、ストレッチを日常に取り入れましょう。その積み重ねがスイングにもいい効果を生むはずです。
    講師/東山直輝(ひがしやま なおき)
    1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。

    協力/ Dr.ストレッチ

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