飛距離アップのため休み中は背中/腰のストレッチ
せっかくの休暇、外も寒空とあってはそうそうアクティブにはなれない。だからゆっくりと過ごしながらも、最低限、これだけのストレッチを心がけておきたい。休み明けのラウンドで、いつものように飛ばないといった残念な状況を迎えないためにも。
配信日時:2018年12月28日 03時30分
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正月休みはゆっくりと、お酒を飲んでゴロゴロ。日頃、忙しく働く身には幸せな時間なのだが、筋肉にとっては体を動かさないことは最悪の状況。飛距離にも影響する背中も腰も、あっという間にかたまってしまう。その結果、稼動域を狭め、上半身をねじれにくくしてしまう。それはすなわち飛距離を落とすことにも直結するわけだ。そこで休暇中にやっておきたいストレッチを、Dr.ストレッチに教えてもらった。
背中のストレッチ
1 四つんばいになる
2 肩と骨盤の位置が動かないように背中をまるめる
2 肩と骨盤の位置が動かないように背中をまるめる
3 肩と骨盤の位置が動かないように背中をそらす
まるめる、そらす動作を交互に5回ずつ、計10回繰り返す。
<注意点>
最初の四つんばいのポジションから肩、骨盤のポジションがずれてしまわないようにする。
<注意点>
最初の四つんばいのポジションから肩、骨盤のポジションがずれてしまわないようにする。
それぞれの動作で腰などに負担を感じたら無理をしない。徐々にまるめる、そらす度合いが大きくなることを目指して、自身で背中が伸びている感覚を実感できるくらいの動作でもかまわない。
腰のストレッチ
1 あお向けに寝て、腰をひねるように左足を交差させる
2 右腕を肩から水平に伸ばして、左腕を上に添える
3 腰から下の状態はキープしたまま、左腕を頭の上から腰の下を通って、1周するように360度、ゆっくりと大きく動かしていく
腕を5回まわして、手足の左右を入れ替えてさらに5回まわす。
<注意点>
腕をまわしているときに、交差させた足のヒザが浮かないように。
腕をまわしていくとき、手のひらは地面につく寸前くらい、腕とともに、地面から常に均等な高さを保つようにする。
上の3の動きがつらいときは、左腕を頭の上を通さず、肩と平行に左側へゆっくり動かす。
腕をまわしているときに、交差させた足のヒザが浮かないように。
腕をまわしていくとき、手のひらは地面につく寸前くらい、腕とともに、地面から常に均等な高さを保つようにする。
上の3の動きがつらいときは、左腕を頭の上を通さず、肩と平行に左側へゆっくり動かす。
コーチからのひとこと/筋肉は使わなければかたくなる
筋肉は使い過ぎても、使わなすぎてもかたまってしまいます。たとえば朝起きたとき、体を伸ばしたくなるのは、睡眠中にかたまってしまった筋肉を伸ばしたい、という体からのサインなのです。休み中に、ゴロゴロ寝ていたり、こたつにあたってずっとテレビを見ていたりが続くと、体を休めたと思っていても、筋肉はどんどんかたまっていくのです。
それはゴルフにも影響してきます。腕だけで振るのではなく、上半身と下半身が柔軟に連動していくことが飛距離につながるわけですから、筋肉をバランスよく使えるようにほぐすためのストレッチは大切です。
それはゴルフにも影響してきます。腕だけで振るのではなく、上半身と下半身が柔軟に連動していくことが飛距離につながるわけですから、筋肉をバランスよく使えるようにほぐすためのストレッチは大切です。
講師/東山直輝(ひがしやま なおき)
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ