飛距離アップのために休み中にかたまってしまった筋肉をほぐす全身ストレッチ
せっかくの休暇、外も寒空とあってはそうそうアクティブにはなれない。で、ずっとゴロゴロと過ごしてしまったのなら、休み明けの仕事、もっと気になるのはラウンド。いつもと変わらない飛距離を出せるようにするためにストレッチをしておきたい。
配信日時:2019年1月3日 23時00分
気がつくと、長い正月休みも終わり間近。これではマズいと思いつつ、ゴキゲンな寝正月を過ごしてしまった人も多いのでは。次のラウンドで、休みの間にかたまってしまった筋肉のために、飛距離が落ちてしまうといったことがないように、リカバリーのためのストレッチを、Dr.ストレッチに教えてもらった。
背面から全身を伸ばすストレッチ
1 あぐらをかいた状態で座り、左足を横に大きく開いて伸ばす
2 伸ばした右腕に左手を添えるようにして、上半身は正面を向きながら左横に倒す
倒した状態を15秒程度保つ。これを2回行う。左右を入れ替えて同様に繰り返す
<注意点>
上半身はまっすぐ真横に倒れるようにする。
<注意点>
上半身はまっすぐ真横に倒れるようにする。
開いた足のヒザができるだけ地面から浮かないように心がける。
前面から全身を伸ばすストレッチ
1 足を前後に広げ、右ヒザを立て、左足はヒザが地面につくような状態で伸ばす
2 伸ばした左手に右手を添えて、上半身は正面を向きながら右に倒す
倒した状態を15秒程度保つ。これを2回行う。左右を入れ替えて同様に繰り返す
<注意点>
1の状態からそのまま横に倒す感覚で。上半身がねじれて横に流れる状態にならないように。
<注意点>
1の状態からそのまま横に倒す感覚で。上半身がねじれて横に流れる状態にならないように。
伸ばした足のヒザがL字にならないように。ヒザはつきながら、太モモは上半身の後ろへ伸ばした状態を保つ。
上の2のように両手を上げて上半身を倒すのがきついときは、片手(伸ばした足と同じ側)を伸ばして、反対側に倒して行う。
コーチからのひとこと/前面と背面を合わせて行う理由
腕だけで振るのではなく、上半身と下半身が柔軟に連動していくことが飛距離につながるわけですから、全身の筋肉をバランスよく使えるようにしておくことが大切です。実は筋肉は全身で連動しています。たとえば右足のふくらはぎ、太モモの裏の筋肉は背中を経て、さらに左手へとつながっています。
ですから全身のストレッチは上半身と下半身の連動した動きに効果があるのです。またとかくスイングでは、背筋など背面の筋肉が注目されますが、ゴルフに限らず体の動きは表裏一体。ヒジを曲げるときを思い起こしてください。内側は縮み、外側は伸ばされています。ですから全身、しかも前面、背面のストレッチが必要なのです。
ですから全身のストレッチは上半身と下半身の連動した動きに効果があるのです。またとかくスイングでは、背筋など背面の筋肉が注目されますが、ゴルフに限らず体の動きは表裏一体。ヒジを曲げるときを思い起こしてください。内側は縮み、外側は伸ばされています。ですから全身、しかも前面、背面のストレッチが必要なのです。
講師/東山直輝(ひがしやま なおき)
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ