いわゆる放映権問題により、当初は中止と発表されていた2019年国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3大会の実施が決定。このどんでん返し、ALBA.Net読者は予想していた？

今回のテーマは「LPGAの放映権問題で開催中止となった3大会…交渉の末に復活すると思う？ それとも難しい？」
※アンケート回答期間
1月17日〜24日。回答者523人、コメント数49件。

結果は以下のようになりました。
LPGAの放映権問題で開催中止となった3大会…交渉の末に復活すると思う？ それとも難しい？
3大会すべては難しいと思うが、開催される大会もあると思う…37%

今年の開催は難しいと思う…32%

合意できて、無事に開催されると思う…31%


⇒詳しいアンケート結果はこちらから

LPGAの放映権問題でテレビ局側の理解が得られず、昨年の2019年国内女子ツアー日程発表時に中止と発表された「KKT杯バンテリンレディス」、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3大会。中止を惜しむ声がプロや会員、ゴルフファンから多く聞かれましたが、年が明けた今月になって3大会の実施が決定しました。

ALBA.Netの「何でもアンケート」では、実施がまだ決まっていなかった期間にアンケートを採りました。「すべては難しいが、一部の大会は開催される」、「今年の開催は難しい」、「3大会すべて開催される」の3択でしたが、それぞれの割合はほぼ変わりませんでした。ちなみに「3大会すべて開催される」と回答した人たちは最下位で、全体の30％。「前向きな交渉が進められている」と小林浩美LPGA会長が話していた直後のアンケートでしたが、現実的にすべての大会が実施されると考えていた人は少なかったようです。

「3大会すべては難しいと思うが、開催される大会もあると思う」または「合意できて、無事に開催されると思う」と回答した人たちからは、ファンとして大会復活を望む声が多く上がりました。「ゴルフ観戦を純粋に楽しんでいるファンのことを第一に思って試合数減少は避けてほしい」、「熊本や宮城と震災があった場所なので、現地を活性化させるためにも大会の存続を願う」といった意見が聞かれました。女子ツアーファンのことを考えた最善策を取ってほしい、と皆さん考えていたようですね。

放映権問題は解決が難しかったと思いますが、今回の大会開催決定は多くのファンが喜んだことではないでしょうか。

「今年の開催は難しいと思う」に投票した人たちからは、「LPGAとテレビ局双方がもう少し歩み寄れば解決する問題ではないか」という声が多く聞かれました。実際に水面下でどのような話し合いがされていたのか定かではありませんが、双方が歩み寄った結果として試合の開催が決まったのであれば、ファンにとって非常にうれしいことですよね。

放映権の考え方が明確になったことで、今度は動画配信サービスがどのように展開されるのか注目です！

・（3大会すべては難しいと思うが、開催される大会もあると思う）アマチュアからすると、女子ゴルフは飛距離など自分と重ねられる点が多く、彼女たちのプレーが自分の参考になることもあります。放映権などでもめる協会ではなく、純粋にゴルフを楽しむ人たちを最優先にした協会であってほしいです。

・（3大会すべては難しいと思うが、開催される大会もあると思う）熊本・宮城と震災があった場所なので、大会を開催して現地を活性化してほしいです。特に「KKT杯バンテリンレディス」は毎年行って楽しみにしていたので非常に残念です。何とか開催してほしいです。

・（今年の開催は難しいと思う）なかなか歩み寄れない感じがします。もっとよく話し合って意思疎通を図ればいいのに…。

・（今年の開催は難しいと思う）協会とテレビ局、どちらの考えも間違っているとは思えません。選手にとってはつらいと思いますので、気持ちの良い解決を願っています。

では次回もお楽しみに〜。
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Text by Maaya Yamada