ジャンボもオーガスタもスーファミで出会えるようになった平成3年(1991年)【雑誌「ALBA(アルバ)」で振り返る平成のゴルフ】
【主なできごと】 都庁が新宿に移転。ジュリアナ東京オープン。『ラブ・ストーリーは突然に』、『SAY YES』大ヒット。JGAが日本体育協会に復帰<br> 【賞金王/女王】<br> 国内男子:尾崎直道<br> 国内女子:涂阿玉<br> 米国男子:コーリー・ペイピン<br> 米国女子:パット・ブラッドリー<br> 【平成3年に発行された号】 91号(平成3年1月12日発行)〜114号(平成3年12月26日発行)
配信日時:2019年3月11日 10時00分
目次 / index
ついに「平成」が2019年4月30日を最後に幕を閉じる。
この31年間、ゴルフ界もさまざまな出来事があった。
そこでALBA.Netでは、平成の30年間を走り続けてきたALBA.Netの兄弟メディアである雑誌「ALBA-TrossView(アルバ-トロスビュー)」で、平成のゴルフを振り返る。
ALBA.Netが誕生する前年、平成18年(2006年)までを当時の記事とともに振り返ろう。
この31年間、ゴルフ界もさまざまな出来事があった。
そこでALBA.Netでは、平成の30年間を走り続けてきたALBA.Netの兄弟メディアである雑誌「ALBA-TrossView(アルバ-トロスビュー)」で、平成のゴルフを振り返る。
ALBA.Netが誕生する前年、平成18年(2006年)までを当時の記事とともに振り返ろう。
読者100人に聞きました「あなたのゴルフ予算は月にいくらですか?」ALBA92号
誌面が発行された時期はバブルが崩壊する直前。今よりも景気はよかったはずだが、お財布と相談しながらのゴルフライフは今と変わらない様子。誌面には「週休2日制が定着しつつある」という言葉もあり、ゴルフへの欲求も高まっていたはず。
誌面によれば40〜50代のひと月のゴルフ予算は55%が5万円以上。「月に1回コースに出
て3万円、週1の練習が3,000円、ボールなど消耗品が5,000円、食事や交通費がのっかって、やっぱり4万円は必要だね」とある。今と比べてどうとらえるか・・・。
誌面によれば40〜50代のひと月のゴルフ予算は55%が5万円以上。「月に1回コースに出
て3万円、週1の練習が3,000円、ボールなど消耗品が5,000円、食事や交通費がのっかって、やっぱり4万円は必要だね」とある。今と比べてどうとらえるか・・・。
アルバが見つけた練習場の新顔・総登場「半日遊べる練習場」ALBA94号
ジャンボや加瀬秀樹に会える練習場、休日の2〜3時間待ちから逃れるための、日曜日でも待ち時間1時間以内の練習場、さらに映像などをつかってスイング矯正などができる施設を、題して21世紀型ゴルフとして紹介する。
また芸能人(誌面には大物芸能人の具体名が載っている…)に出会える練習場として、今はなき日本テレビゴルフガーデンや芝ゴルフ場といった懐かしい名前も見受けられる。
また芸能人(誌面には大物芸能人の具体名が載っている…)に出会える練習場として、今はなき日本テレビゴルフガーデンや芝ゴルフ場といった懐かしい名前も見受けられる。
「エーッ!こんな話知らなかった」ALBA99号
今もALBA誌面での人気連載、「一流プロたちの19番ホール」がこの号からスタート。コミカルなイラストをおりまぜた、プロたちのこぼれ話を集めたスタイルは今と変わらない。初回のネタは「JALの機内ビデオを見て上達してくださいネ/小林浩美」、「ボクはプレー前のユンケルで気合が入りマスデス!/芹沢信雄」など。
ちなみにこの年の96号では、同じくALBAの人気連載、苦手克服シリーズも新たにスタート。お題は「ドライバーより大切なPWの使い方」で、指導は鈴木弘一。
ちなみにこの年の96号では、同じくALBAの人気連載、苦手克服シリーズも新たにスタート。お題は「ドライバーより大切なPWの使い方」で、指導は鈴木弘一。
「ショートパンツは軽井沢アイテム」ALBA104号
軽井沢アイテムというキャッチフレーズについては特に説明がないのだが、リゾートゴルフに欠かせないアイテムとして短パンは当時も注目されていた。当時のゴルフパンツさながらの、ゆったり太めのシルエットはなかなかだ。
田中教授でゴルフがうまくなる「貴花田のようなパワーでフルショット」ALBA110号
日本のスポーツ界に近代トレーニングを取り入れ、宮里藍をはじめ多くのプロゴルファー、トップアスリート指導してきた田中誠一氏によるトレーニング法の紹介。ちなみに飛ぶ鳥を落とす勢いの貴花田が、千代の富士の引退につながる金星を挙げたのがこの年。
一般ゴルファーも、貴花田のような力と素早さをスイングに生かしたいと、筋力とパワーアップを目指したトレーニングが紹介されている。
一般ゴルファーも、貴花田のような力と素早さをスイングに生かしたいと、筋力とパワーアップを目指したトレーニングが紹介されている。
「フェアウェイのF1レーサーたち」ALBA111号
2年前にも特集されたプロたちの愛車紹介。好評だったのかさらにパワーアップして登場。この年、F1は中継の視聴率が20%を超える大ブームゆえのタイトルだろうか。尾崎将司のロールスロイスも再び登場するが、誌面にはフェラーリのテスタロッサも購入したとの情報も。中島常幸の愛車、アストンマーチンも威容を誇る。
この回はプロたちのこだわりチューンナップとして、ホイールやステアリングなどまでしっかりと網羅されている。そのこだわりぶりには驚かされる。
この回はプロたちのこだわりチューンナップとして、ホイールやステアリングなどまでしっかりと網羅されている。そのこだわりぶりには驚かされる。
秋の夜長におすすめ「TVゲームでゴルフがうまくなる」ALBA112号
スーパーファミコンが発売されたのが前年11月。ゲームの世界はさらに盛り上がりを見せることになる。ゴルフゲームでも複雑なアンジュレーションが表示できるようになった。あの「みんゴル」がデビューするのはまだ先だが、誌面に紹介されている「遥かなるオーガスタ」など懐かしむ向きも多いのでは。
ページ隅には小ネタとして、丸山智弘や芹沢信雄が仲間同士でゲームボーイに夢中になっているという情報も。
ページ隅には小ネタとして、丸山智弘や芹沢信雄が仲間同士でゲームボーイに夢中になっているという情報も。
郷ひろみ&芹沢信雄「今度はまじめにゴルフ」ALBA112号
誌面に登場したビッグネームはヒロミゴー。芹沢信雄のシリアスなラウンドレッスン連載がスタート。ワンランク上の上級者を目指して、第1回は「曲がらないまっすぐな球の打ち方」。「郷さん上手いんだもの」が芹沢信雄の郷ひろみさんのプレー評だ。