「ISPS HANDA ヴィックオープン」はギャラリーロープがない! ロープなし観戦は賛成?反対?
「ISPS HANDA ヴィックオープン」はギャラリーロープがない! ロープなし観戦は賛成?反対?
配信日時:2019年3月22日 08時00分
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ゴルフの大会で、ギャラリーと選手を区切る“ギャラリーロープ”なし観戦は賛成か反対か、アンケートを採ってみました。賛成派が多数でしたが、反対派も全体の30%いる結果に。大半の方がより近いところで選手を観戦したいと考えているようですが、安全面やマナーの面から、もろ手を挙げて「賛成」というわけでもないようです。
ロープなしで観戦したいが、高い水準の安全性とマナーが求められる
今回のテーマは「ギャラリーロープなし観戦は賛成? 反対?」
※アンケート回答期間
2月11日〜2月18日。回答者574人、コメント数56件。
結果は以下のようになりました。
ギャラリーロープなし観戦は賛成? 反対?
ロープなし観戦に賛成…47%
ロープなし観戦は反対…32%
どちらともいえない…21%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今年の2月にオーストラリアで男女共同開催された「ISPS HANDA ヴィックオープン」。
同大会は選手のギャラリーを区切るいわゆる“ギャラリーロープ”がなく、選手たちと同様にフェアウェイを歩くギャラリーの姿が見られました。
ロープがないと選手との距離がぐっと縮まり、ファンにとってはより近くで応援できることがメリットですが、ボールがギャラリーに当たる打球事故のリスクが高まるデメリットも考えられます。
そこで、観戦する側の皆さんがどう考えているのか今回調査しました。結果は「ロープなし観戦に賛成」が約半数、「反対」が約30%、「どちらともいえない」が20%となりました。大半の方がより近いところで選手を観戦したいと考えているようですが、多くの方が複雑な心境をのぞかせています。
例えば、「選手との距離が近くなることは、ファンにとってとてもうれしいこと」と前置きしたうえで、「事故が起こった場合は自己責任。自分で自身の身を守る必要がある」、「ゴルフ場の芝を痛めないようにゴルフシューズで観戦するなど、マナーをしっかり守ることが前提」など。マナーと安全面はギャラリー側が責任をしっかり果たしたうえで、ロープなし観戦が成り立つという意見が多く聞かれました。
また、「反対」派や「どちらともいえない」と回答した方たちは、「選手とギャラリーの線引きは必要。どこまで近づいていいのか分からず、プレーの妨げになる事例が必ず起こる」、「ギャラリー全員がマナーをきちんと守る保障はない」といった、プレーへの支障を心配する声が主に上がりました。
昨年の「ライダーカップ」でブルックス・ケプカが放ったボールが、ギャラリーの顔面を直撃して右目を失明。女性は大会運営側へ訴訟を起こした出来事は記憶に新しいですが、その際も「自己責任」と「大会側の安全対策が不十分」が、ほぼ同票数で分かれました。
【関連ニュース】
・ライダーカップで起こった打球事故で右目を失明…大会主催者への訴訟は賛成? 反対?
事故が起こってしまった場合、責任の重きをどこに置くのか難しいですが、
試合を観戦する身としてロープのあり・なし問わず、失礼のないマナーと自分の身は自分で守る意識を常に心がける必要がありますね。
※アンケート回答期間
2月11日〜2月18日。回答者574人、コメント数56件。
結果は以下のようになりました。
ギャラリーロープなし観戦は賛成? 反対?
ロープなし観戦に賛成…47%
ロープなし観戦は反対…32%
どちらともいえない…21%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今年の2月にオーストラリアで男女共同開催された「ISPS HANDA ヴィックオープン」。
同大会は選手のギャラリーを区切るいわゆる“ギャラリーロープ”がなく、選手たちと同様にフェアウェイを歩くギャラリーの姿が見られました。
ロープがないと選手との距離がぐっと縮まり、ファンにとってはより近くで応援できることがメリットですが、ボールがギャラリーに当たる打球事故のリスクが高まるデメリットも考えられます。
そこで、観戦する側の皆さんがどう考えているのか今回調査しました。結果は「ロープなし観戦に賛成」が約半数、「反対」が約30%、「どちらともいえない」が20%となりました。大半の方がより近いところで選手を観戦したいと考えているようですが、多くの方が複雑な心境をのぞかせています。
例えば、「選手との距離が近くなることは、ファンにとってとてもうれしいこと」と前置きしたうえで、「事故が起こった場合は自己責任。自分で自身の身を守る必要がある」、「ゴルフ場の芝を痛めないようにゴルフシューズで観戦するなど、マナーをしっかり守ることが前提」など。マナーと安全面はギャラリー側が責任をしっかり果たしたうえで、ロープなし観戦が成り立つという意見が多く聞かれました。
また、「反対」派や「どちらともいえない」と回答した方たちは、「選手とギャラリーの線引きは必要。どこまで近づいていいのか分からず、プレーの妨げになる事例が必ず起こる」、「ギャラリー全員がマナーをきちんと守る保障はない」といった、プレーへの支障を心配する声が主に上がりました。
昨年の「ライダーカップ」でブルックス・ケプカが放ったボールが、ギャラリーの顔面を直撃して右目を失明。女性は大会運営側へ訴訟を起こした出来事は記憶に新しいですが、その際も「自己責任」と「大会側の安全対策が不十分」が、ほぼ同票数で分かれました。
【関連ニュース】
・ライダーカップで起こった打球事故で右目を失明…大会主催者への訴訟は賛成? 反対?
事故が起こってしまった場合、責任の重きをどこに置くのか難しいですが、
試合を観戦する身としてロープのあり・なし問わず、失礼のないマナーと自分の身は自分で守る意識を常に心がける必要がありますね。