プロアマを欠場・棄権すると本戦に出場できない規定は賛成? 反対?
プロアマを欠場・棄権すると本戦に出場できない規定は賛成? 反対?
配信日時:2019年6月26日 22時00分
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今年からLPGAに新たに加わった、「プロアマ戦を棄権した選手は本戦出場できない」規定。ファンとして、あるいはスポンサーの立場だった場合、賛成か反対か調査したところ「賛成派」が約半数を占める結果となりました。
賛成派が約半数を占める結果に 約30%は賛成・反対ともいい難い
今回のテーマは「プロアマを欠場・棄権すると本戦に出場できない規定は賛成? 反対?」
※アンケート回答期間
4月1日〜4月8日。回答者337人、コメント数44件。
結果は以下のようになりました。
プロアマを欠場・棄権すると本戦に出場できない規定は賛成? 反対?
新規定に賛成…48%
賛成、反対どちらともいえない…29%
新規定に反対…23%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今季から日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に「プロアマ戦を棄権した選手は本戦出場できない」という新規定が加わりました。昨年までは欠場した場合のみ本戦に出られない規定でしたが、今年から棄権した場合も出場できなくなりました。
ただし、年に1回に限り欠場・棄権しても本戦に出場は可能。今回の改定背景は、昨年まで「プロアマを1打でもプレーして棄権すれば本戦に出場できる」ことになっていたので、乱用防止の意味合いが含まれているようです。
プロからは賛否両論の声が聞かれていますが、もしプロアマに出場する側になった場合は皆さんが賛成か、反対か調査したところ、「賛成派」が約半数を占める結果となりました。「スポンサーやファンあってこそ試合が成り立つのだから、大会運営に貢献してこそ一流のプロ」、「公平さを保つための納得できる新規定だと思う」といった意見が出ました。
自分たちが出場する大会運営や賞金にお金を出してくれているスポンサーを大事にしてこそ一人前の選手であり、すべての選手が同じスケジュールをこなして本戦に出場しなければ不公平ではないか、と皆さん考えているようです。もちろん選手たちも理解しているとは思いますが、改めて初心を忘れずにプレーしてほしいといったところでしょうか。
「賛成、反対どちらともいえない」と回答したのは、全体の約30%。スポンサー側からすればプロアマ戦に出てもらいたいものの、選手の立場を考えると出たくても体調や他の事情で出場できないときもあると思うから一概に賛成、反対とはいえないという声が主に上がりました。シード決めやリランキング実施の直前など、選手たちにとって重要な時期の大会は、体調が悪くても本戦までに調整してなんとか出場したいもの。年に1回限りではなく、2〜3回はプロアマ戦を欠場・棄権しても本戦へ出場できることを認めてもいいのでは? という意見もありました。
「反対派」も全体の23%を占めており、誰しもが新規定に納得しているわけではないようです。聞かれたのは、出場できる試合数に応じて欠場・棄権できる回数を変更するというもの。例えば、シード選手や結果として年間通して試合に出場できる選手に対しては3〜5試合、前半や後半のみの出場に限られる選手は2試合、推薦枠のみ数試合の選手は1試合といった仕組み。今シーズンは全部で39試合。確かに全試合に出場できる選手と半数以下の選手が同じ1回のみ活用できるのは、公平ではないととらえる人もいるかもしれませんね。
今年1年間実践したのちに来年も同じ規定なのか、変更されるのか、ぜひ注目したいですね!
※アンケート回答期間
4月1日〜4月8日。回答者337人、コメント数44件。
結果は以下のようになりました。
プロアマを欠場・棄権すると本戦に出場できない規定は賛成? 反対?
新規定に賛成…48%
賛成、反対どちらともいえない…29%
新規定に反対…23%
⇒詳しいアンケート結果はこちらから
今季から日本女子プロゴルフ協会(LPGA)に「プロアマ戦を棄権した選手は本戦出場できない」という新規定が加わりました。昨年までは欠場した場合のみ本戦に出られない規定でしたが、今年から棄権した場合も出場できなくなりました。
ただし、年に1回に限り欠場・棄権しても本戦に出場は可能。今回の改定背景は、昨年まで「プロアマを1打でもプレーして棄権すれば本戦に出場できる」ことになっていたので、乱用防止の意味合いが含まれているようです。
プロからは賛否両論の声が聞かれていますが、もしプロアマに出場する側になった場合は皆さんが賛成か、反対か調査したところ、「賛成派」が約半数を占める結果となりました。「スポンサーやファンあってこそ試合が成り立つのだから、大会運営に貢献してこそ一流のプロ」、「公平さを保つための納得できる新規定だと思う」といった意見が出ました。
自分たちが出場する大会運営や賞金にお金を出してくれているスポンサーを大事にしてこそ一人前の選手であり、すべての選手が同じスケジュールをこなして本戦に出場しなければ不公平ではないか、と皆さん考えているようです。もちろん選手たちも理解しているとは思いますが、改めて初心を忘れずにプレーしてほしいといったところでしょうか。
「賛成、反対どちらともいえない」と回答したのは、全体の約30%。スポンサー側からすればプロアマ戦に出てもらいたいものの、選手の立場を考えると出たくても体調や他の事情で出場できないときもあると思うから一概に賛成、反対とはいえないという声が主に上がりました。シード決めやリランキング実施の直前など、選手たちにとって重要な時期の大会は、体調が悪くても本戦までに調整してなんとか出場したいもの。年に1回限りではなく、2〜3回はプロアマ戦を欠場・棄権しても本戦へ出場できることを認めてもいいのでは? という意見もありました。
「反対派」も全体の23%を占めており、誰しもが新規定に納得しているわけではないようです。聞かれたのは、出場できる試合数に応じて欠場・棄権できる回数を変更するというもの。例えば、シード選手や結果として年間通して試合に出場できる選手に対しては3〜5試合、前半や後半のみの出場に限られる選手は2試合、推薦枠のみ数試合の選手は1試合といった仕組み。今シーズンは全部で39試合。確かに全試合に出場できる選手と半数以下の選手が同じ1回のみ活用できるのは、公平ではないととらえる人もいるかもしれませんね。
今年1年間実践したのちに来年も同じ規定なのか、変更されるのか、ぜひ注目したいですね!