ポルシェ新型911カレラでゴルフへ行くなら
憧れのクルマたちは、必ずしもキャディバッグをたくさん詰め込めて、ぎゅうぎゅうと相乗りする姿がサマになるわけではない。実際にキャディバッグを積み込んでみて、ゴルファーのステイタスに応えてくれるクルマが、クラブハウス前に横づけされるときの理想的なシーンを教えてもらった。
配信日時:2019年7月30日 21時00分
パナメーラやカイエンの魅力にももちろん惑わされるわけだが、振り返ってみると男子がポルシェに魅せられ続けているのは、やはり流麗なフォルムとアスリートマインドをくすぐる走りにあるはず。とすればやはり2ドアクーペにたどりつくことになる。
実用性などの大人の事情ゆえに縁遠いところもあるが、やはりその精悍な姿はゴルフコースでも羨望の的だ。助手席にキャディバッグを置いて、ひとりで乗りつけるのも“らしさ”なのだが、相乗りといったニュアンスがまったくない2名+2バッグスタイルも、ゴルファーのステイタスをものがたるシーンだ。
実用性などの大人の事情ゆえに縁遠いところもあるが、やはりその精悍な姿はゴルフコースでも羨望の的だ。助手席にキャディバッグを置いて、ひとりで乗りつけるのも“らしさ”なのだが、相乗りといったニュアンスがまったくない2名+2バッグスタイルも、ゴルファーのステイタスをものがたるシーンだ。
キャディバッグを積むのは新型911カレラ4S
スポーツカーのアイコンとして半世紀あまり君臨し続ける911。この7月に登場した新型は8代目となる。最適化された排気量3.0Lの水平対向6気筒エンジンに、アルミを多用して軽量化されたボディによって、スーパースポーツカーにふさわしい走りを体感できる。エクステリアも911らしさをしっかりと継承しながら、モダンで力強い印象を加えている。
全長×車幅×全高/4520×1850×1300mm ホイールベース/2450mm
トランスミッション/8速PDK 最高速度/308km/h
価格/¥17,720,000 (税込み)
問ポルシェカスタマーケアセンター TEL.0120-846-911
http://www.porsche.com/japan/
全長×車幅×全高/4520×1850×1300mm ホイールベース/2450mm
トランスミッション/8速PDK 最高速度/308km/h
価格/¥17,720,000 (税込み)
問ポルシェカスタマーケアセンター TEL.0120-846-911
http://www.porsche.com/japan/
新型911カレラ4Sにキャディバッグを積んでみると
今回、キャディバッグの積み込みをしてもらったのはポルシェジャパン広報部部長の黒岩真治さん。スーパースポーツカーが似合うジェントルマンだ。
「この新型911カレラ4Sのようなスーパースポーツカーを買おうとするとき、キャディバッグがきちんと積めるのか確認される方はかなりたくさんいらっしゃいます。2人+2バッグのニーズはこちらが思っている以上に高いですね」。
エンジンがリアにレイアウトされている911。そのためトランクはフロントに設けられている。一般的なクルマよりも幅が狭く、深い構造だ。
「このスペースにキャディバッグは収納できません。ボストンバッグやシューズケースであれば問題はありません」。
後輪駆動や水平対向6気筒エンジンなどと並んで、4人乗りというのは911のDNA。実際に乗り込むには少し窮屈だが、そのスペースを利用して、キャディバッグを積み込むのが正解だ。
「このスペースにキャディバッグは収納できません。ボストンバッグやシューズケースであれば問題はありません」。
後輪駆動や水平対向6気筒エンジンなどと並んで、4人乗りというのは911のDNA。実際に乗り込むには少し窮屈だが、そのスペースを利用して、キャディバッグを積み込むのが正解だ。
「後部座席の背もたれを前に倒すと、座席奥と合わせてキャディバッグを収納できるだけのスペースが生まれます」。
「ヘッドを奥に向けて、斜めに積み込んでいけば、キャディバッグ2本は積めます。リアのウインドウや前のシートの背もたれには触れますが、無理して詰め込んでいる感じにはなりません。インテリアの摩耗を避けるため、ブランケットなどでキャディバッグとの接点をガードすることをおすすめします」。
フロントのシートを倒して、キャディバッグを奥に送り込むときの体勢はちょっと腰に負担がかかりそうだが、新型911に乗ってコースへ出かけるという高揚感の前では杞憂なのかもしれない。
フロントのシートを倒して、キャディバッグを奥に送り込むときの体勢はちょっと腰に負担がかかりそうだが、新型911に乗ってコースへ出かけるという高揚感の前では杞憂なのかもしれない。
「スーパースポーツカーというと、ほかのブランドでも錚々たる名車が思い浮かびますが、キャディバッグをふたつ積んでコースに出かけることができるのはポルシェ911だけですよ」。
ゆったりと積んでいるというわけではないが、フツーのセダンの後部トランクに、キャディバッグが何本も屈葬されているかのような“詰め込んだ”感がまったくないのも、911の実力の成せるワザだろうか。リアにキャディバッグが積み込まれたシーンを見ていると、これからコースに出かけるという高ぶりが伝わってくる。
ゆったりと積んでいるというわけではないが、フツーのセダンの後部トランクに、キャディバッグが何本も屈葬されているかのような“詰め込んだ”感がまったくないのも、911の実力の成せるワザだろうか。リアにキャディバッグが積み込まれたシーンを見ていると、これからコースに出かけるという高ぶりが伝わってくる。
今回の積み込みに使ったキャディバッグとバッグ
キャディバッグはナイロン製で超軽量のポルシェのニューモデル。サイズは約42×28×92cm。一般的なツアーモデルのキャディバッグより、サイズ的にはややコンパクトだ。¥56,700(税込み)。バッグは背負うこともできる新作トラベルバッグ。サイズは約53×31×20cm。¥21,600(税込み)
協力いただいたのはポルシェセンター目黒
協力いただいたのはポルシェセンター目黒
山手通りに面し、日本最大級の展示スペースとサービス工場を備えるポルシェショールーム。キャディバッグの積み込みについての疑問にもスタッフが親切に応えてくれる。
東京都目黒区中目黒2-8-21 TEL.03-3719-6221
東京都目黒区中目黒2-8-21 TEL.03-3719-6221