第24回『ティーは何本使うの?』
ゴルフの秘密を多角的に探ってみましょう。
配信日時:2019年8月12日 06時00分
ゴルフを始めたときに、誰もが口にするのが「もっと早く始めれば良かった」というセリフです。ゴルフをしない人にとって、酸いも甘いも知り尽くした偉い人までゴルフに夢中になっているのは不思議なもので、ゴルフをしている人も夢中になりすぎて、ゴルフの魅力を説明できないという奇妙な現実もあります。ゴルフの秘密を探ってみましょう。
今回は、ティーは何本使うの? というお話です。
ゴルフを始めたときに、すでにゴルフをしている人には当たり前すぎて、教えてもらえずに戸惑うのが、ティーのことなのだそうです。複数の意味がある用語なので、わかりやすくするためにティーペッグと呼ぶのが、ボールを乗せるための用具です。
代表的なものは、釘のような形をしています。地面に挿して、上にボールが乗せて使います。ティーペッグという言葉は、ほとんど使われません。ティー、と短い言葉で通じます。ショップなどで見ると、実に様々な種類のティーが発売されています。「こんなに必要なの?」とびっくりするのは当たり前です。ティーは、長めのものと短めの2種類が必要で、本数はそれぞれが数本あれば良いのです。
途中でなくしてしまったり、破損することもありますから、多めに購入して、キャディーバッグの中に待機させておきます。長いものと短いものを一袋ずつ用意すれば(8〜10本ぐらい入っている)、とりあえずは十分です。
今回は、ティーは何本使うの? というお話です。
ゴルフを始めたときに、すでにゴルフをしている人には当たり前すぎて、教えてもらえずに戸惑うのが、ティーのことなのだそうです。複数の意味がある用語なので、わかりやすくするためにティーペッグと呼ぶのが、ボールを乗せるための用具です。
代表的なものは、釘のような形をしています。地面に挿して、上にボールが乗せて使います。ティーペッグという言葉は、ほとんど使われません。ティー、と短い言葉で通じます。ショップなどで見ると、実に様々な種類のティーが発売されています。「こんなに必要なの?」とびっくりするのは当たり前です。ティーは、長めのものと短めの2種類が必要で、本数はそれぞれが数本あれば良いのです。
途中でなくしてしまったり、破損することもありますから、多めに購入して、キャディーバッグの中に待機させておきます。長いものと短いものを一袋ずつ用意すれば(8〜10本ぐらい入っている)、とりあえずは十分です。
初級者の頃は、ショットに夢中になって、打ち終わった後に、ティー拾うのを忘れがちです。コースに出るときは、スタート前に、多めにポケットや、ケースに入れて携帯するようにするのが正解です。
ティーは基本的には、第一打目を打つときに使います。ドライバーでは、長いものを使い、その他のクラブでは、短いものを使います。
現在では色々な種類があるティーですが、20世紀初頭までは、主に砂を使って山を作り、そこにボールを乗せていました。アメリカのゴルフ好きの歯医者さんが、趣味で木製のティーペッグを作って使い出すと、待ってましたと言わんばかりに、あっという間に世界中に広まって、現在に至ります。
ティーは木製のものが自然に返るし、芝刈り機の歯を傷つけないので好ましいという都市伝説がありますが(木製でも、樹脂製でも、歯は傷つきますし、木製のものが自然に分解されるには何年もかかるので、その前に、掃除されてゴミとなります)、気にせずに好きなものを使いましょう。
ティーは、形だけではなく、カラーも素材も色々あります。徐々に好みのものにするのも、ゴルフの楽しみの一つになるのです。
さて、ティーの飛び方でゴルファーがわかるという話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages
ティーは基本的には、第一打目を打つときに使います。ドライバーでは、長いものを使い、その他のクラブでは、短いものを使います。
現在では色々な種類があるティーですが、20世紀初頭までは、主に砂を使って山を作り、そこにボールを乗せていました。アメリカのゴルフ好きの歯医者さんが、趣味で木製のティーペッグを作って使い出すと、待ってましたと言わんばかりに、あっという間に世界中に広まって、現在に至ります。
ティーは木製のものが自然に返るし、芝刈り機の歯を傷つけないので好ましいという都市伝説がありますが(木製でも、樹脂製でも、歯は傷つきますし、木製のものが自然に分解されるには何年もかかるので、その前に、掃除されてゴミとなります)、気にせずに好きなものを使いましょう。
ティーは、形だけではなく、カラーも素材も色々あります。徐々に好みのものにするのも、ゴルフの楽しみの一つになるのです。
さて、ティーの飛び方でゴルファーがわかるという話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages