連載
アジアゴルフ紀行
【タイ編】ゴルフ天国タイが進めるゴルフ観光への取り組み
ゴルフ天国としても日本人からも人気のタイ。タイ国政府観光庁(TAT)東京事務所に、ゴルフ観光への取り組みや日本人ゴルファーの来訪状況を聞いた。
配信日時:2019年8月15日 02時00分
目次 / index
依然としてタイは日本人に人気
タイ国政府観光庁(TAT)東京事務所は8月2日、都内のホテルで「タイランド・ツーリズム・ネットワーキング」を開催し、現在の観光状況などについて説明。タイは日本人に人気のゴルフ観光地ということから、日本人ゴルファーの来訪状況やゴルフ観光への取り組みについても話があった。
2018年の外国人訪問者数は前年より7・54%増の3800万人を記録。特に、日本は来タイ国上位に名を連ね、日本人渡航者数は160万人と前年比7%増。詳細を見てみると、1日平均の滞在費用は180ドル(約1万9000円。1ドル=105・84円、2019年8月現在)、平均滞在日数7・8日、リピーター率79%、初訪問率21%、個人旅行85%、団体旅行15%、男女比は男性66%で女性が34%。なお、日本人に人気の観光地はバンコク、チョンブリ、チャンマイ、アユタヤとなっている。
2018年の外国人訪問者数は前年より7・54%増の3800万人を記録。特に、日本は来タイ国上位に名を連ね、日本人渡航者数は160万人と前年比7%増。詳細を見てみると、1日平均の滞在費用は180ドル(約1万9000円。1ドル=105・84円、2019年8月現在)、平均滞在日数7・8日、リピーター率79%、初訪問率21%、個人旅行85%、団体旅行15%、男女比は男性66%で女性が34%。なお、日本人に人気の観光地はバンコク、チョンブリ、チャンマイ、アユタヤとなっている。
ゴルフ目的の渡航者は8万人超え
同事務所は2019年の日本人渡航者数目標を180万人と掲げている。1〜6月の訪問者数は86万4000人と、すでに前年比で10%増加。ゴルフを目的とした人は、全体の約10%にあたる8万6400人と推定されている。
多くの渡航者を呼び込むため今年はGO HIGH/GO FOR NEW CUSTOMER/GO LOCAL/GO LOW SEASON/GO DIGITALの「5つのGO」を設定。
中でもゴルフは、リピーターに向け地方都市や知られざる地域、アクティビティを推していくGO LOCALに該当する。200以上のゴルフコースがタイ全土にあるが、人気なのはバンコクやパタヤ。知られざる地域の紹介に注力するため、具体的には地方でのトーナメント開催を実施するなどしているという。
多くの渡航者を呼び込むため今年はGO HIGH/GO FOR NEW CUSTOMER/GO LOCAL/GO LOW SEASON/GO DIGITALの「5つのGO」を設定。
中でもゴルフは、リピーターに向け地方都市や知られざる地域、アクティビティを推していくGO LOCALに該当する。200以上のゴルフコースがタイ全土にあるが、人気なのはバンコクやパタヤ。知られざる地域の紹介に注力するため、具体的には地方でのトーナメント開催を実施するなどしているという。
ゴルフ観光への取り組み
アジアゴルフ紀行【タイ編1】にも記載したが、4〜7月上旬は暑さのため日中のゴルフが適さないローシーズンと位置付けられている。
しかし、この期間にもゴルフ需要を掘り起こそうと、同庁やタイ航空がトーナメントを開催。そのほか、3月に日本で行った「ジャパンゴルフフェア」への参加をはじめ、イベントや旅行会社と協力しトーナメントツアーの販促といった各種施策を講じ、日本人ゴルファーの来タイ増加に努めていく。
アジア各国から届く旬のゴルフ事情を紹介 これまでのアジアゴルフ紀行 はこちら
しかし、この期間にもゴルフ需要を掘り起こそうと、同庁やタイ航空がトーナメントを開催。そのほか、3月に日本で行った「ジャパンゴルフフェア」への参加をはじめ、イベントや旅行会社と協力しトーナメントツアーの販促といった各種施策を講じ、日本人ゴルファーの来タイ増加に努めていく。
アジア各国から届く旬のゴルフ事情を紹介 これまでのアジアゴルフ紀行 はこちら
連載
アジアゴルフ紀行