防風のウインドブレーカーというと、華奢で見た目も心もとないイメージ。今回の目利きである、スタイリストの高塩崇宏さんは、このブルゾンがしっかりと風を防ぎながら、ルックス的にもジャージ風で、しっかりとアウターらしさを保っているところに注目する。

「防風を得意とするアウターですが、薄手なのに、素材はジャージ風でしっかりとハリがあって、ルックスにも存在感があります。それに見た目以上に、ストレッチがたっぷりと効いているのもポイント。コースへ出かけるときには、いつもボストンバッグにいれておきたいアウターですね」。

「裾と袖口はしっかりとリブ仕様になっています。これによってフィット感が高まって、すっきりと見えますね。それに伸縮があるので、袖口を少しまくって着るといったアイデアもスマートにこなせそう。そしてきっちりとした立ち襟なので、ポロシャツやハイネックのカットソーなどの収まりもよく、着まわしやすいのもメリットです」。

「スマートなグレーというカラーを生かして、濃いめグレーのチェックパンツや白のタートルネックとかを合わせてスタイリッシュに着たいですね。それに裾や袖口の太めなリブにはちょっと古着のドリズラーのような感覚もあるので、こんなエッセンスもおしゃれ感をアップさせてくれるはず」。


ポリエステル47％＋ナイロン38％＋ポリウレタン15％　防風
￥15,000（ルコックゴルフ）
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今日の目利き
高塩崇宏（スタイリスト）

『MADURO』、『LEON』WEB、タレントのスタイリングなどで活躍。『ALBA』誌のゴルフウエアページも長く担当。ゴルフウエアは機能性はリスペクト。けれどゴテゴテ、ギラギラ系デザインは苦手。