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【新ルール調査】ドロップの高さは新旧どちらがやりやすい?

【新ルール調査】ドロップの高さは新旧どちらがやりやすい?

【新ルール調査】ドロップの高さは新旧どちらがやりやすい?

配信日時:2019年10月16日 03時00分

新ルールから適用された、"ヒザの高さ"派が70%超え(写真:Gettyimages)
新ルールから適用された、"ヒザの高さ"派が70%超え(写真:Gettyimages)
2019年からドロップはヒザの高さに変更となりました。旧ルールは肩からでしたが、それよりもグッと低い位置からのドロップは、「ボールの転がりが少なく狙った場所に落ちやすい」、「1回のドロップで済むので時間短縮につながる」など、7割以上の人が「やりやすくなった」と回答しました。

新ルール派が70%超え

今回のテーマは「ドロップの高さは新旧どちらがやりやすい?」
※アンケート回答期間
9月19日〜9月26日。回答者469人、コメント数69件。

結果は以下のようになりました。

ドロップの高さは新旧どちらがやりやすい?
新ルールのヒザの高さから…72%

どちらも変わらない…24%

旧ルールの高さから…4%


詳しいアンケート結果はこちらから

今年の1月に大幅な改定がされたゴルフの新ルール。
今までに2回新ルールについての調査を行いました。

結局のところ旗竿は抜く? 抜かない?

バンカーのボールは2罰打で外に出す? 出さない?

今回はドロップの高さについて。旧ルールは“肩の高さにボールを持って腕を伸ばしたままでドロップ”でしたが、新ルールは“真っすぐ立ったときのプレーヤーのヒザの高さから真下に落とす”方法。高さ以外にもドロップしたボールは救済エリア内に落ちて、そのエリア内に止まらないといけないルールが適用されるようになりました(規則14.3参照)。

イラストで分かりやすい!再ドロップが必要な場合

変更になった背景は、高さを低くして一度で救済エリアに止まる可能性を増やすため。旧ルールの肩の高さの場合、傾斜でドロップした際に、勢いがついてボールが転がりすぎて何度かやり直しをする経験をした人も多いのではないでしょうか。新ルールでは旧ルールよりもインプレーの区域が狭くなり、より高確率で区域内にドロップできる方法が求められることから、ヒザの高さに変更となりました。

今回のドロップの変更をプレーヤーの皆さんがどう感じているのか聞いてみました。結果は、新ルールのヒザの高さからのほうがやりやすいと感じている人が全体の72%。大半の人が新ルールに好感触を感じているようです。主に上がった意見は「ボールの転がりが少なく、安定して止まってくれる」。予測したとおりの場所にボールが止まり、特に傾斜の場合は旧ルールよりも転がりが少なく、ほとんど1回のドロップで済むから時間短縮につながっているという喜びの声が多く上がりました。

どちらも変わらない、あるいは旧ルールの高さ派から聞かれたのは「旧ルールのほうが慣れている」。ドロップをするとき、つい肩から落としてしまいそうになるという意見は出ましたが、高さへの不満は出ませんでした。

一方で高さに不満はないものの、規則が記す「真っすぐ立ったときのプレーヤーのヒザの高さ」がややこしいという意見も。かがんだり、地面に片ヒザを立ててドロップすることが推奨されていますが、「真っすぐ立った状態でないが、ヒザの高さからドロップできているの?」と不安になる人もいるようです。規則が推奨している方法であれば問題はありませんが、ヒザよりあまりに上や下からなど間違ったドロップをしてそのままプレーした場合には、救済エリアからの場合は1罰打、救済エリア外からプレーした場合は2罰打となるので注意が必要です(規則14.3b参照)。

今回のドロップの高さの変更は、「プレーファーストにつながる」、「狙った場所にボールを落としやすい」という意味で、ゴルファーにとってはうれしいことが多いルール改定となったようですね!
では次回もお楽しみに〜。
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Text by Maaya Yamada

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