第34回『ゴルフコンペって何ですか?』
ゴルフの秘密を多角的に探ってみましょう。
配信日時:2019年10月21日 06時00分
ゴルフを始めたときに、誰もが口にするのが「もっと早く始めれば良かった」というセリフです。ゴルフをしない人にとって、酸いも甘いも知り尽くした偉い人までゴルフに夢中になっているのは不思議なもので、ゴルフをしている人も夢中になりすぎて、ゴルフの魅力を説明できないという奇妙な現実もあります。ゴルフの秘密を探ってみましょう。
今回は、ゴルフコンペって何ですか? というお話です。
ゴルフをしようと決めて、仲間と予定を確認します。いつもの仲間が忙しくて、メンバーが足りないときに、「アイツもゴルフをするって言っていたな」と思いだして、連絡をしたりすることはよくある話です。4人で始めたゴルフも、いつの間にか、自分の友達や仲間の友達や知り合いなんかで、10人ぐらいにゴルフ仲間が増えたりするのは珍しいことではありません。
では、みんなで一緒に行こうという話になって、6人から8人なら2組、9人から12人なら3組で一緒にゴルフをすることも自然に発生します。たくさんの仲間で、同時に楽しめるのもゴルフの魅力なのです。
「せっかく集まるのなら、コンペにしますか?」と言い出す人もいます。コンペは、コンペティション (competition) の略で、競技会という意味です。ゴルフでは、仲間同士で参加費を集めて、成績に応じて賞品を取り合う集まりのことを意味します。
ゴルフコンペは、日本では昭和の時代に接待ゴルフと融合して特別な発展をしました。表彰式は大宴会をかねて盛大に楽しみ、当日はお祭りのように朝から楽しむものになりました。
今回は、ゴルフコンペって何ですか? というお話です。
ゴルフをしようと決めて、仲間と予定を確認します。いつもの仲間が忙しくて、メンバーが足りないときに、「アイツもゴルフをするって言っていたな」と思いだして、連絡をしたりすることはよくある話です。4人で始めたゴルフも、いつの間にか、自分の友達や仲間の友達や知り合いなんかで、10人ぐらいにゴルフ仲間が増えたりするのは珍しいことではありません。
では、みんなで一緒に行こうという話になって、6人から8人なら2組、9人から12人なら3組で一緒にゴルフをすることも自然に発生します。たくさんの仲間で、同時に楽しめるのもゴルフの魅力なのです。
「せっかく集まるのなら、コンペにしますか?」と言い出す人もいます。コンペは、コンペティション (competition) の略で、競技会という意味です。ゴルフでは、仲間同士で参加費を集めて、成績に応じて賞品を取り合う集まりのことを意味します。
ゴルフコンペは、日本では昭和の時代に接待ゴルフと融合して特別な発展をしました。表彰式は大宴会をかねて盛大に楽しみ、当日はお祭りのように朝から楽しむものになりました。
バブル崩壊後、そういうお祭り騒ぎのゴルフコンペはほぼ壊滅しましたが、現在でも仲間内で競い合って楽しむ趣旨のゴルフコンペは盛んに行われています。
複数の組の集まりをゴルフコンペにすると、参加者全員のスコアもわかりますし、張り合いも生まれるので、「コンペにしましょうか?」と提案する人がいるのも理解できます。ある意味で普通のことなのです。
ゴルフ仲間と楽しむゴルフも良いですが、ゴルフコンペも別の意味でゴルフの面白さが堪能できるのです。2組から始まって、借り切りコンペという200人を超えるような参加者でコースを独占して使うゴルフコンペもあります。色々なゴルフコンペに参加してみることです。
ゴルフは言葉がわからなくとも、世界中どこでもプレーできる珍しいゲームです。それを可能にしているのは、共通のルールと心配りです。ゴルフコンペに参加して、色々なゴルファーと接することは、自分を磨く良い機会にもなるのです。
いくつのゴルフコンペに参加しているか? どのくらいゴルフコンペに誘われるかが、ゴルファーとしての自分の価値の目安になるといういう説もあります。ゴルフの楽しみ方はゴルファーの数だけあります。ゴルフコンペが嫌いだというゴルファーもいます。
自分なりのスタイルを見つければ良いのです。ただ、食わず嫌いはもったいなので、ゴルフコンペには、参加をしてみる時期があったほうが良いと提案します。
さて、ハンディキャップって何ですか? という話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages
複数の組の集まりをゴルフコンペにすると、参加者全員のスコアもわかりますし、張り合いも生まれるので、「コンペにしましょうか?」と提案する人がいるのも理解できます。ある意味で普通のことなのです。
ゴルフ仲間と楽しむゴルフも良いですが、ゴルフコンペも別の意味でゴルフの面白さが堪能できるのです。2組から始まって、借り切りコンペという200人を超えるような参加者でコースを独占して使うゴルフコンペもあります。色々なゴルフコンペに参加してみることです。
ゴルフは言葉がわからなくとも、世界中どこでもプレーできる珍しいゲームです。それを可能にしているのは、共通のルールと心配りです。ゴルフコンペに参加して、色々なゴルファーと接することは、自分を磨く良い機会にもなるのです。
いくつのゴルフコンペに参加しているか? どのくらいゴルフコンペに誘われるかが、ゴルファーとしての自分の価値の目安になるといういう説もあります。ゴルフの楽しみ方はゴルファーの数だけあります。ゴルフコンペが嫌いだというゴルファーもいます。
自分なりのスタイルを見つければ良いのです。ただ、食わず嫌いはもったいなので、ゴルフコンペには、参加をしてみる時期があったほうが良いと提案します。
さて、ハンディキャップって何ですか? という話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages