マセラティ クアトロポルテでゴルフに行くなら
憧れのクルマたちは、必ずしもキャディバッグをたくさん詰め込めて、ぎゅうぎゅうと相乗りする姿がサマになるわけではない。ゴルファーのステイタスに応えてくれるクルマが、無理なくキャディバッグを積み込んで、クラブハウス前に横づけされる。そんな理想的なシーンを教えてもらった。
配信日時:2019年11月18日 21時00分
今回、キャディバッグを積み込むのはマセラティのセダン、クアトロポルテ。セダンとなると、ショールームでもドイツ車と比べたら…、というやりとりも多いという。確かにイタリアンラグジュアリーならではの存在感は際立つものの、そのライバルも少なくない。
キャディバッグを積み込んでくれた、マセラティ 紀尾井町のセールススタッフである岸博幸さんは、「ドイツ車ほどのラゲッジスペースは期待できない、という思い込みをくつがえすほどではないけれど、収納力には十分に満足してもらえて、購入いただいています」という。今さらドイツ車と利便性だけを比較することにそれほど意味はない、これがマセラティの完成されたクオリティなのだ。
キャディバッグを積み込んでくれた、マセラティ 紀尾井町のセールススタッフである岸博幸さんは、「ドイツ車ほどのラゲッジスペースは期待できない、という思い込みをくつがえすほどではないけれど、収納力には十分に満足してもらえて、購入いただいています」という。今さらドイツ車と利便性だけを比較することにそれほど意味はない、これがマセラティの完成されたクオリティなのだ。
キャディバッグを積むのは上質なセダン クアトロポルテ
クアトロポルテは、イタリア語で4つの扉、つまり4ドアを意味する、マセラティが誇るフラッグシップセダン。1963年から脈々と引き継がれるラグジュアリースポーツサルーンの伝統が今なお息づき、マセラティの真髄が凝縮されているというフレーズを手に取るように実感できる。アグレシッブな走りと、気品にあふれエレガントなたたずまいは、イタリアのちょい悪ではなく正真正銘の伊達男。その男っぷりのよさは、ハンドルを操るゴルファーにもきっと伝播するはずだ。
クアトロポルテ S グランスポーツ
全長×全幅×全高/5270×1950×1470mm ホイールベース/3170mm
エンジン/V型6気筒・ツインターボ 最高速度/288km/h
車両本体価格/¥16,400,000(税込)
問/マセラティ コールセンター TEL.0120-965-120
クアトロポルテ S グランスポーツ
全長×全幅×全高/5270×1950×1470mm ホイールベース/3170mm
エンジン/V型6気筒・ツインターボ 最高速度/288km/h
車両本体価格/¥16,400,000(税込)
問/マセラティ コールセンター TEL.0120-965-120
クアトロポルテにキャディバッグを積んでみると
キャディバッグの積み込みをしてもらったのは、今回も引き続き、マセラティ 紀尾井町のセールススタッフである岸博幸さん。
「クアトロポルテは、ご家族でゆったりと乗ることができますといった話をしながらお薦めします。そんなお話をする中で2/3くらいの方から、キャディバッグがきちんと積めるかと尋ねられているような気がしますね」。つまりクアトロポルテは高級なサルーンであると同時に、スペシャルなゴルファーズカーとしての役割も求められているのだ。
トランクリッドを開けると、トランクはゆとりのあるスペース。キャディバッグのトップを奥に向けて、縦に置けるほどではないものの、奥行きにはかなりの余裕がある。横幅もゆったりしているが、キャディバッグを横置きできるほどのサイズはない。
斜めに積み込めば、スペースは有効に活用できる。周囲に触れてキャディバッグに負担がかかることはなく、ボストンバッグやシューズケースを置くのに十分な空間が残る。
1本目と交差させるように2本目を積み込む。1本であれば特に気を配る必要もないが、2本目は、先に積まれたバッグとトランクの天井の間に送り込むようなカタチとなるので、サッサと積み込むというわけにはいかない。またセダンなので、レヴァンテほどの車高がなく、苦手な中腰ポジションにならなくてはならない。
2本目のキャディバッグを積み込む動作に、トランクの隙間へ送り込むような感覚はあるものの、積み込み終わったシーンには、無理をして積み込んだ様子はない。また空間もたっぷり残っているので、ゆとりも感じられる。岸さんによると、後部座席を倒せば、もう1本キャディバッグが積めるらしい。けれど3人+3バッグというシーンが、このクルマらしいかといえば?な気がするので、これを理想形とさせていただく。
ボストンバッグは、スペースの隙間を埋めるようにトランクに入れるのではなく、後部座席に置いた方が美しい。
クアトロポルテのトランクには2本のキャディバッグが無理なく入るだけのスペースがある。隙間なくきっちりと積み込めることをベストとするのであれば、ものたりなく感じるかもしれない。だがこのイタリア生まれのエレガントなクルマが求めているものは、ほかにもたくさんある。それらを思い通りに得られた上で、2人+2バッグを難なくこなせるのであれば、クアトロポルテはなんとも魅力的なゴルファーズカーに違いない。
クアトロポルテのトランクには2本のキャディバッグが無理なく入るだけのスペースがある。隙間なくきっちりと積み込めることをベストとするのであれば、ものたりなく感じるかもしれない。だがこのイタリア生まれのエレガントなクルマが求めているものは、ほかにもたくさんある。それらを思い通りに得られた上で、2人+2バッグを難なくこなせるのであれば、クアトロポルテはなんとも魅力的なゴルファーズカーに違いない。
今回の積み込みに使ったキャディバッグ
ミニマルなデザインと上質なナイロンレザーの質感が、重厚で洗練された印象を生むマセラティの純正キャディバッグ。ブランドのシンボルマークである3本の矢(トライデント)と、マセラティの伝統的なアイコンである3連のエアベントがシンボリックに取り入れられている。ここにもクルマ同様にイタリアンラグジュアリーの香りが…。
キャディバッグ¥97,900、ボストンバッグ 参考商品、トロリー¥59,400
協力いただいたのはマセラティ 紀尾井町
キャディバッグ¥97,900、ボストンバッグ 参考商品、トロリー¥59,400
協力いただいたのはマセラティ 紀尾井町
新宿通りに面した東京・麹町という閑静なロケーションに位置するショールーム。洗練された白とブルーを基調にした館内は、最新のマセラティCIが導入されたエレガントな空間となっている。
東京都千代田区麹町5-3-1 TEL.03-6261-2801
東京都千代田区麹町5-3-1 TEL.03-6261-2801