プロゴルファーに限らず気合を入れたいときなど、誰しも決めた色のウエアを身につけることが多いのでは。そんな色とは何？　ということで勝負カラーについてアンケート。その結果とともに、偉大な成績を残したアノ人の勝負カラーについてもお届けします。

テーマ「ゴルフをするときの勝負カラーは？」
回答期間　10月10日〜17日、票数　603票、コメント数　96件
結果
赤・・・・・・・・132票
青・・・・・・・・121票
黒・・・・・・・・104票
白・・・・・・・・ 82票
オレンジ・・・・・ 45票
黄・・・・・・・・ 44票
緑 ・・・・・・・・20票
そのほか・・・・・ 55票

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ダントツの１位は「赤」と予想していましたが、意外にも上位3色（赤、青、黒）が僅差（きんさ）でした。

赤がイメージされるプロゴルファーといえばタイガー・ウッズでしょう。先日のZOZO Championshipでも最終日に勝負カラーの赤色を着用して勝利。ちなみにウッズの母親（クルチダさん）の母国タイでは、生まれた曜日などにより色が決まるとか。そのウッズを意識して赤を取り入れているといったコメントが複数ありました。石川遼も赤が目立つだけに、ゴルファーの勝負カラーとしてすっかり定着しているといえます。

赤にトライしたいけど、という人はこんな意見も。「赤を着るのは抵抗があるため、グローブやシューズにワンポイントで（取り入れている）」。参考になりますよね。

続く青色は「落ちついてプレーできる」「調子がいい気がする」といったコメントが目立ちました。実はこの色、今年のAIG全英女子オープン優勝という偉業を成し遂げた渋野日向子の好きな色です。ウエアを提供しているビームスに聞いてみると、理由は「モチベーションが上がるから」。今年の優勝した4大会の最終日を確認してみると、上下のどちらかに青系を取り入れていました。赤も好きなようで「闘志が沸く」そうです。ちなみに、スカートよりもパンツスタイルが好みです。

3位は黒で、連想する選手の筆頭はフィル・ミケルソン。「ショートゲームの天才」と称され、右利きにも関わらず左打ちと、黒の持つ精悍（せいかん）なイメージにピッタリかもしれません。コメントも「内に秘めたカラー」「本気にさせる」といった強さを感じさせる意見が多数ありました。

4位以下ですが、白は「新鮮な気持ちになる」「今日はがんばるぞ！と思う」。原英莉花も今年のリゾートトラストレディス優勝時には、「白は気持ちを真っ白にしてくれる」と話していましたよ。黄色は松山英樹、オレンジはリッキー・ファウラーが、それぞれ母校にちなみ好んでいることで知られていますが、「部活動時代のユニフォームの色」として緑を選んだ人がいました。青春とスポーツは切っても切れない関係でしょうか。そのほか、ジャンボこと尾崎将司の紫を選んだ人もいましたよ。

思いを込めて色を決めている人がいる一方、そのほかを選んだ人には「季節やアイテム、気分によって色を決める」、「色に左右されない」、「色を気にしていない」といった意見も。

今年も残り1カ月ちょっと。これを読んで色選びに興味を持った人は、来年のゴルフの勝負カラーを考えてみるのも楽しいですよね。

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