【ゴルフなお値段】ロストボールの取り引き価格は?
ゴルフをする際に何気なく使ったり目にする物はあるけれど、値段を気にしたことなんてない。そんなゴルフにまつわる物の値段を知ると、次のラウンドがもっと楽しくなるかもしれない。
配信日時:2019年12月12日 09時00分
プレー中に打ったボールが見つからなかったロストボール。2019年1月には新ルールが適用され、紛失球を探す時間が3分に短縮されたことから、ボールをなくす機会が増えた!?なんて人もいるでしょう。そこで今回は、ロストボールの値段について調べてみました
ロストボールの使用率は?
ご存じの通りロストボールは池に入っていた、コースに放置されていたものがほとんど。一度は使用されたボールなので、見た目はきれいでも外見からは分からないダメージを受けている可能性があります。材質の劣化や重心のズレなどがプレーに影響し、本来のスコアが出せない可能性も高く、メーカーが使用を推奨しないのも当然でしょう。
しかし、特に初心者を中心にプレーする側としては、新品の3分の1程度で手に入るロストボールは重宝する模様。ALBA.Netで行ったアンケート結果では、過半数の人がロストボールを使うと回答しています。
⇒ 詳しい結果はこちら
ロストボールを使用する理由として、スコア100以上の人からは「すぐなくなるので」、「スタートホールは新品だが苦手なホールはロストボールを使用」。99を切っている人からは「銘柄を選んで使っている」「家での練習用に」「いつも使っていない銘柄を拾ったら使う」など。ボールの値段が使用理由の大部分を占めてはいますが、スコアによって用途や状況に応じた使い分けをしているのが分かりました。
しかし、特に初心者を中心にプレーする側としては、新品の3分の1程度で手に入るロストボールは重宝する模様。ALBA.Netで行ったアンケート結果では、過半数の人がロストボールを使うと回答しています。
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ロストボールを使用する理由として、スコア100以上の人からは「すぐなくなるので」、「スタートホールは新品だが苦手なホールはロストボールを使用」。99を切っている人からは「銘柄を選んで使っている」「家での練習用に」「いつも使っていない銘柄を拾ったら使う」など。ボールの値段が使用理由の大部分を占めてはいますが、スコアによって用途や状況に応じた使い分けをしているのが分かりました。
ロストボールの仕組みと買い取り価格は?
ロストボールはどのように入手されて販売されるのでしょうか。買い取りや販売を専門に行っている企業に、価格にも関係があるため匿名を条件に答えてもらいました。
各社とも一般の人からの買い取りもするが、大部分はゴルフ場と契約して回収を行っています。月に1度は回収するなど、なるべく「鮮度の高い」ボールを入手するよう心掛けているとのこと。池に入って半年以上たっている、といったボールは廃棄されるようです。
気になる買い取り価格については1球100円。それを300円程度で販売していますが、いわゆる「Aランク」と呼ばれる損傷がなく艶が良い、市場で人気のあるボールという条件つきです。品質の判断基準としては艶を大事にし、変色は絶対にNG。加えて傷がないことです。
市場で人気のボールについてはブリヂストン TOUR B、タイトリスト NEW PRO V1、スリクソン Z-STARといったツアーボールが不動の地位におり、本間ゴルフ のホンマD1も人気とのこと。北陸の買い取り企業では、スネルゴルフMTBの人気が密(ひそ)かに高まっているとか。
各社とも一般の人からの買い取りもするが、大部分はゴルフ場と契約して回収を行っています。月に1度は回収するなど、なるべく「鮮度の高い」ボールを入手するよう心掛けているとのこと。池に入って半年以上たっている、といったボールは廃棄されるようです。
気になる買い取り価格については1球100円。それを300円程度で販売していますが、いわゆる「Aランク」と呼ばれる損傷がなく艶が良い、市場で人気のあるボールという条件つきです。品質の判断基準としては艶を大事にし、変色は絶対にNG。加えて傷がないことです。
市場で人気のボールについては
ロストボールは誰のもの
ロストボールの所有権は?と思う人もいるかもしれません。中島・宮本・溝口法律事務所の宮本督弁護士によると「ロストボールはプレーヤーがボールを放棄し、ゴルフ場から帰ったなど立ち去った時点でゴルフ場に所有件が移る」そうです。「過去には判決も出ており、ゴルフ場と契約しているロストボール業者もおり問題ない」とのことでした。
節約のためだけではなく
先にも記載しましたが、本来の性能を発揮せずプレーに影響を与えることなどからメーカー側はロストボールの使用を推奨していません。
一方で、ロストボール回収企業の中には、「大切な資源と考えている」との回答があったほか、アンケートでも「まだ使えるから」と資源の再利用を意識したゴルファーもいました。節約のために使用するイメージの強いロストボールですが、時代を反映し環境を意識した使い方も出てきているのかもしれません。
一方で、ロストボール回収企業の中には、「大切な資源と考えている」との回答があったほか、アンケートでも「まだ使えるから」と資源の再利用を意識したゴルファーもいました。節約のために使用するイメージの強いロストボールですが、時代を反映し環境を意識した使い方も出てきているのかもしれません。