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    スランプからどうやって復活した?

    スランプからどうやって復活した?

    配信日時:2019年12月21日 01時30分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    昨年のツアー選手権でスランプから復活優勝したタイガー・ウッズ(撮影:岩本芳弘)
    昨年のツアー選手権でスランプから復活優勝したタイガー・ウッズ(撮影:岩本芳弘)
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    当たらない、曲がりまくる……。これってもしかしてスランプ?ある程度ゴルフを続けていると、そんな経験があるかと思います。「スランプ ゴルフ」を検索してみたところ、179万件がヒット。それだけ壁にぶつかっているゴルファーが多いということでしょう。そこで今回は、アマチュアゴルファーがどうやってスランプから脱したのか聞いてみました。

    ⇒ これまでの気になる隣のゴルファー事情はこちら

    半数近くが「自分で悪いところを見つけて練習」

    テーマ 「スランプからどうやって復活した?」
    回答期間 10月24日〜31日、票数 570票、コメント数 71件
    結果
    自分で悪いところを見つけて練習 251票
    気にせずプレーした 174票
    ゴルフをしなかった 74票
    レッスンに通うなどした 40票
    そのほか 31票

    ※詳しいアンケート結果はこちら

    「自分で悪いところを見つけて練習」のコメントでは、何が原因かを究明する/分かっている原因を直す/とにかく練習、という大きく3タイプに分けられました。自身を明確に分析し、ひたむきに練習へ取り組む姿がヒシヒシと伝わってきます。

    それぞれのコメントを抜粋してみましょう。

    ・何が原因かを究明した人
    「(普段と)スランプ状態の動画を見比べた」
    「ネットの動画を参考に、自分の弱点を考察した」
    「各ホールの結果を詳細に記録して、ラウンド終了後に全体を通して悪かった点を3個選択。その3個を次回のラウンドまで練習し続けるようにしている」

    ・分かっている原因を直す
    「自分の悪いところを重点的に練習した」
    「ALBA 誌を読み練習をしました」
    「この点がダメだと思い練習していたら、別のところが悪いことに気づいて、スランプから脱出することが多い」

    ・とにかく練習
    「スランプには練習して直すしか方法はないと思います」
    「納得するまで、繰り返す」


    続く「気にせずプレーした」からは、「スランプに陥るほどうまくないので、ヘタなりに続けている。110に壁があって、100に壁があって、今は90の壁が立ちはだかってます」、「ずっとスランプのままですけど……」、「楽しむこと」など、どこか達観していたり、プレー自体を楽しんでいる印象を受けました。

    ゴルフに真剣に取り組み過ぎてしまうといったタイプの人には、ゴルフとうまくつき合っていくヒントになるかもしれません。

    また、「気の合うゴルフの友人に泣き言を言いながら(中略)自分にとってきついことも言ってもらい、いつの間にかスランプから抜け出していた」と、仲間とプレーできるゴルフというスポーツならではの意見も出ていました。

    ゴルフをしないは一時的な対処法として有効!?

    「ダメなときは何をやってもダメ」、「気分転換に休むのもいいことだと思います」などが、「ゴルフをしなかった」と回答した人から寄せられました。果たしてゴルフから離れるのは効果があるのでしょうか?

    ゴルフ歴約25年、プロテストにもチャレンジした腕前を持つ本誌「アルバトロス・ビュー」編集者に聞いてみたところ、「一時的にゴルフから離れるのは、時間を置いてクラブを振ることで感覚が変わるため対処法としては有効」だそうです。しかし、また元に戻ることも多く、「クラブが思うように振れたなど、自分の体の使い方を感じ取れるまで自分のペースで練習を続けていくのがいいのでは」とも話していました。

    ちなみにスランプに陥った回数を聞くと、「スランプというほどでもないものも入れると、優に100回以上。クラブの種類などによって対処法も変わってくるが、基本的に考えこまないことが大事」だそうです。参考になったでしょうか?

    アンケート結果には、「一人でラウンドしてキャディに見てもらう」、「特性の大きく異なるクラブにチェンジ」、「クラブやグリップを変えて気分を変えて」などもありました。冬のボーナスも出たこの時期、思いきってギアを買い替えてしまうのも手かもしれません。

    ゴルフはメンタルにも直結するスポーツとも言われますが、「深呼吸しながらラウンドした」と落ち着いてプレーすることを意識したというコメントも。何かに夢中になる、ストレスがかかる状況では呼吸が浅くなるなど、呼吸がうまくいかないことがあります。落ち着いてプレーをするためにも、呼吸を意識しながらのラウンドは有効そうです。

    最後にスランプ真っただ中という皆さん、同じように「復活していない」と答える人も多くいましたよ。同じようにスランプに立ち向かっている仲間がいることを励みに、ゴルフを楽しんでいってくださいね!
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