2020年6月まで、小中規模店舗などを対象とした「キャッシュレス・ポイント還元制度」が行われていることから、QRコードやクレジットカード、電子マネーを使ったキャッシュレス決済に拍車がかかっています。ゴルフ場にもキャッシュレス決済の影響は出ているのでしょうか。

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テーマ　「ゴルフにまつわるキャッシュレス決済、何を使ってる」
回答期間　11月14日〜21日、票数　626票、コメント数　45件
結果
自分で悪いところを見つけて練習　251票
クレジットカード　499票
現金のみ　62票
（キャッシュレス決済を）使っていない　29票
QRコード（Pay Payなど）　17票
電子マネー（nanaco、Edyなど）　9票
交通系ICカード（Suicaなど）　8票
そのほか　2票

※詳しいアンケート結果はこちら

ALBA.Net会員を対象にしたアンケートでは、8割がゴルフ場での支払い手段はクレジットカードでした。「クレジットカードが私には最も安心して使える手段」、「ずっと昔から使い慣れているクレジットカードをさっと出してしまう」など、クレジットカードへの安心感、日常的に使っていることが伺える意見が多く寄せられました。

安心という意味では、「いつもニコニコ現金払い」、「現金で明朗会計」と現金のみと答えた人たちからは、その根強い信頼度合いが伝わってきました。「電子マネーでのポイント付与等メリットは感じるが、実際にお金を払う行為でぜいたくな趣味だなと感じたい」など、ゴルフをステータスとして楽しむためのこだわりを感じさせる内容も。

QRコード、電子マネー、交通系ICカードの票数は少なかったですが、クレジットカードを利用すると答えた人からは、「メンバーコースはQRコードに対応していない」、「クレジットカード以外の電子マネーやQRコード等のキャッシュレスが普及してない」、「クレジットカード以外使えるところが少ない」という回答があり、決済の選択肢がない状況が見て取れます。

これを受け、個別に運営を行う関東のとあるゴルフ場に支払い方法などを問い合わせたところ、支配人は「支払いは現金またはクレジットカードのみ」と回答。キャッシュレス・ポイント還元制度の導入の有無ついては「制度は知っているが導入はしていない。お客様からの要望も特にない」そうです。アンケートでも「これしか使いません。QRコードの使い方を知りません！」「昔の人間には何とかペイとかはわかりません。クレジットカードで十分です」と、裏づけするような意見が上がっていました。

2019年12月からアコーディア・ゴルフがQR決済を導入しました。使用できるのはユーザー数の多い「Pay Pay」、「LINE Pay」の2種類です。ほかにも、パシフィックゴルフマネージメントでもQRコート決済を導入する予定です。

アンケートでも「これまではクレジット払いだが、これからはQRコード払いも積極的に利用してみたい」「Pay Payが使えるゴルフ場が増えるとうれしい」と、導入を望む声があったほか、日本での使用率の低いデビットカードでの支払う人が1票を投じているなど、今後のゴルフ場におけるキャッシュレス決済の広がりを予感させるコメントが見受けられました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック時に訪れる外国人に対応させたいとの狙いから、政府はキャッシュレス決済の促進を進めています。オリンピックなどを機に、日本でプレーしたい外国人ゴルファーも増える可能性もあります。大手だけでなく、個人で運営するゴルフ場にもキャッシュレス決済の波がやってくるのかもしれません。

最後に、QRコード決済をしたい、ポイント還元を受けたいというゴルファーに役立つサイトを紹介して終わりたいと思います。導入店舗が検索できる「キャッシュレス還元マップ」。ゴルフ場だけでなく最新の導入店舗を調べることができますのでチェックしてみてください。

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