第46回『真冬ゴルフの楽しみって何ですか?』
ゴルフの秘密を多角的に探ってみましょう。
配信日時:2020年1月13日 06時00分
ゴルフを始めたときに、誰もが口にするのが「もっと早く始めれば良かった」というセリフです。ゴルフをしない人にとって、酸いも甘いも知り尽くした偉い人までゴルフに夢中になっているのは不思議なもので、ゴルフをしている人も夢中になりすぎて、ゴルフの魅力を説明できないという奇妙な現実もあります。ゴルフの秘密を探ってみましょう。
今回は、真冬ゴルフの楽しみって何ですか? というお話です。
ゴルフの季節は、春と秋で、夏と冬にはゴルフをしないという人もいますが、ゴルフはコースがクローズしない限り通年でプレーできます。季節は関係なく、1年中ゴルフをするゴルファーのほうが多数派です。
冬のゴルフには、冬でなければ楽しめない面白さがあります。
反対側から考えるとわかりやすいのです。寒さを耐えながらゴルフをするのが嫌だから、ゴルフをしない人がいるのですが、冬用のゴルフウェアは年々進化をしているのです。一昔前に比べたら、防寒の機能は飛躍的に向上しています。
ゴルフの醍醐味の一つは、自然との闘いです。防寒は、ウェアだけではなく、使い捨てカイロなどを含めて、世の中にもゴルフで使えるものがたくさんあります。ゴルファーは、自分の判断で防寒性能をアップさせていけるのです。
今回は、真冬ゴルフの楽しみって何ですか? というお話です。
ゴルフの季節は、春と秋で、夏と冬にはゴルフをしないという人もいますが、ゴルフはコースがクローズしない限り通年でプレーできます。季節は関係なく、1年中ゴルフをするゴルファーのほうが多数派です。
冬のゴルフには、冬でなければ楽しめない面白さがあります。
反対側から考えるとわかりやすいのです。寒さを耐えながらゴルフをするのが嫌だから、ゴルフをしない人がいるのですが、冬用のゴルフウェアは年々進化をしているのです。一昔前に比べたら、防寒の機能は飛躍的に向上しています。
ゴルフの醍醐味の一つは、自然との闘いです。防寒は、ウェアだけではなく、使い捨てカイロなどを含めて、世の中にもゴルフで使えるものがたくさんあります。ゴルファーは、自分の判断で防寒性能をアップさせていけるのです。
こうして冬のゴルフを防寒して楽しむことが体感したゴルファーからすると、「冬は寒いからゴルフは……」と言っている人は、知らないから損をしているなぁ、と思うというわけです。
もう一つ大きな利点があります。多くゴルフコースのプレー代金は、冬季割引が採用されて安くなるのです。「冬を制したものが、その1年のゴルフを制する」という熟練のゴルファーの格言がありますが、冬期割引を上手に利用してプレーの回数を増やせれば、冬眠していたゴルファーに差をつけることができます。
個人的な見解ですが、真冬のゴルフは修行だと言い聞かせています。真冬のゴルフには、様々な不自由があって、ハイシーズンである春秋のゴルフとは、快適という意味では勝負にはならない現実があります。でも、コースと真摯に向き合って、己の実力を知るという意味で、真冬ゴルフの不自由さこそは最適なのです。修行ゴルフで鍛えた自信は、必ず自分の力となります。
氷点下のゴルフコースで、凍ったコースでもゴルフをしている自分の馬鹿さに呆れるのも、一周回れば快感になります。面白そうだと、少しでも感じるのであれば、誰でも有資格者です。真冬ゴルフを楽しみましょう。
さて、ゴルフにおいて使い捨てカイロの正しい使用法ってあるの? という話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages