第48回『スタート予約に決まりはあるの?』
ゴルフの秘密を多角的に探ってみましょう。
配信日時:2020年1月27日 06時00分
ゴルフを始めたときに、誰もが口にするのが「もっと早く始めれば良かった」というセリフです。ゴルフをしない人にとって、酸いも甘いも知り尽くした偉い人までゴルフに夢中になっているのは不思議なもので、ゴルフをしている人も夢中になりすぎて、ゴルフの魅力を説明できないという奇妙な現実もあります。ゴルフの秘密を探ってみましょう。
今回は、スタート予約に決まりはあるの? というお話です。
ゴルフを続けると決意して、用具も揃って、練習にも行ったりして、準備万端、仲間とプレーする日が決まりました! というときに、コースを決めて、予約をしなければなりません。ゴルフコースというのは、全席指定の映画館のようなものなのです。当日に行って、空きがあればセーフですが、空いている席がなければ中にも入れません。
映画館の予約をする際に、日時を決めたら、次に座席を選びます。前過ぎてスクリーンに近いのは疲れるし、遠すぎると観客が見えすぎて集中できなかったり… 中央で映画に集中しやすいベストな座席のエリアというのが、どの劇場にもあります。何度か、劇場に行っている内に、より明確にこの座席がベストだとわかったりもするものです。
ゴルフの場合、先頭のスタートから7分ぐらいの間隔で2時間から3時間分のスタート枠が並んでいるのが普通です。昭和の時代、ゴルフコースのスタート時間は、9時台のスタート枠が早すぎず、遅すぎずでゴールデンタイムだといわれたものです。しっかりしたメンバーコースだと9時台のスタートはメンバーのみしかプレーできないという決まりがあるコースもありました。
令和の時代、ゴルフコースのゴールデンタイムは諸説ありで、確定はしていません。先頭のスタートが好きなゴルファーもいれば、最終スタートがゆっくりできて好きだという人もいます。 ただ、ゴルフコースとしては、昔から早いスタート時間を予約するゴルファーは、プレーが速い人たちであることを歓迎するものなのです。
今回は、スタート予約に決まりはあるの? というお話です。
ゴルフを続けると決意して、用具も揃って、練習にも行ったりして、準備万端、仲間とプレーする日が決まりました! というときに、コースを決めて、予約をしなければなりません。ゴルフコースというのは、全席指定の映画館のようなものなのです。当日に行って、空きがあればセーフですが、空いている席がなければ中にも入れません。
映画館の予約をする際に、日時を決めたら、次に座席を選びます。前過ぎてスクリーンに近いのは疲れるし、遠すぎると観客が見えすぎて集中できなかったり… 中央で映画に集中しやすいベストな座席のエリアというのが、どの劇場にもあります。何度か、劇場に行っている内に、より明確にこの座席がベストだとわかったりもするものです。
ゴルフの場合、先頭のスタートから7分ぐらいの間隔で2時間から3時間分のスタート枠が並んでいるのが普通です。昭和の時代、ゴルフコースのスタート時間は、9時台のスタート枠が早すぎず、遅すぎずでゴールデンタイムだといわれたものです。しっかりしたメンバーコースだと9時台のスタートはメンバーのみしかプレーできないという決まりがあるコースもありました。
令和の時代、ゴルフコースのゴールデンタイムは諸説ありで、確定はしていません。先頭のスタートが好きなゴルファーもいれば、最終スタートがゆっくりできて好きだという人もいます。 ただ、ゴルフコースとしては、昔から早いスタート時間を予約するゴルファーは、プレーが速い人たちであることを歓迎するものなのです。
数珠つなぎで、1本のレールの上を並んでプレーするのがゴルフです。1組でも遅ければ、そこから渋滞が起きてしまうのです。先頭の組が遅ければ、1日中、コース全体が大渋滞になってしまうこともあります。
例えば、追加ハーフがお得な料金のコースを予約するときは、早いスタートで確実に追加ハーフをプレーしたいと考えるものですが、ゴルフ歴が浅い仲間の組は、早い時間のスタート予約は遠慮して欲しいというコースもあります。予約のときに注意するのは、早い時間のスタート問題程度で良いと思います。
早いスタート時間が好きなゴルファーは、プレーが速いことに自信があるゴルファーであることが多いのです。逆にいえば、ゴルフ歴半年であろうが、プレーが速ければ全く問題はないのです。プレーを速くする方法は、たくさんあります。少し勉強すれば、誰でも実戦投入できます。
上手い人でもプレーが遅い人がいます。ゴルフのスコアが悪くともプレーが速い人もいるのです。どうせなら、プレーが速いゴルファーになるのが正解です。遅いプレーは百害あって一利なしなのです。
ネットでもスタート予約はできますし、電話でも可能です。当たり前ですが、満員だったり、他に予約する資格があるケースなどで、予約できないこともありますが、それは少数です。スタート予約には、決まりがありますが、それは映画館の予約と同じ程度のものです。慣れればへっちゃらです。
バブル期には、現在の人気のアーティストのライブのように、ゴルフコースのスタート枠がなかなか取れないプラチナチケットだったこともありました。夢のようですが本当のお話です。気軽に予約ができる時代にゴルフをしていることに感謝しつつ、ゴルフを楽しみましょう。
余談ですが、気軽に予約できる時代だからこそ、無断キャンセルなどは御法度です。キャンセルをしないように工夫したり、努力することも、ゴルファーとしての腕前になるのです。 そして、自分なりのゴールデンタイムを持っているゴルファーは素敵です。素敵なゴルファーになりましょう。
さて、プレーファーストの秘訣は? という話も面白いのですが…… それはまた、別のお話。
文・篠原嗣典/画像・GettyImages