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    【タイ編】タイのゴルフ場は開放的

    いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

    配信日時:2020年2月25日 01時30分

    • ゴルフライフ
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    オープンエアーなつくりに気分高まるクラブハウス

    タイのゴルフ場はクラブハウスから開放的です。まるで海辺のリゾートホテルのような、オープンエアーな造りに気分が高まります。世界的な大手ホテルチェーンが運営しているところも多く、ゴージャスな造りが多いです。

    日本のジメジメした夏とは違い日陰はひんやりしています。そのためクラブハウスは開放的な作りになっていて、建物を閉め切ることもありません。プレー終了後はソファーでコースを眺めながら、ビール片手にのんびりくつろぎましょう。ゴルフ場によってはタイマッサージを受けられるところもありますよ!

    これまでのアジアゴルフ紀行はこちら

    コースがフラット

    バンコク近郊は地形自体が平坦なため、コースはフラットなところがほとんど。土地が広いことからゴルフ場自体も余裕をもった作りになっています。フェアウエーも広い傾向にあることから、日本から来た人が初めて1番ホールに立ったときは「広いな」と感じる方が多いようです。

    大きな木が少ない

    日本では隣のホールとの境界を高い木で仕切りますが、タイではヤシの木や小ぶりな木が生えている程度。そのためコースからはあまり圧迫感を受けません。コース造成時に植えられた木も、全体的に小ぶりで幹も細く密集していないことから、簡単にボールを出すことができ、大きく曲げてしまっても隣のホールから打つことができるためOBになりにくいです。ドライバーを思いっきり振りまわせますから、飛ばし屋には最高です。

    距離が長く、池が絡むコースが特徴

    白ティからは6200〜6500ヤードとコースは日本よりも距離はありますが、思いっきり打っていけるため長さはあまり苦にならないでしょう。打った感覚では、その広さが気持ちいいくらいのイメージです。

    先に高い木が少ないと書きましたが、その代わり障害として池が多く配置されています。18ホールすべてに池が絡むコースもめずらしくありませんので、初めてのコースではキャディからしっかりアドバイスをもらいましょう。ナイスショットのつもりが、行ってみたら池ポチャしていたなんてこともよくある話です。前回はコース売店にロストボールが売られていると紹介しましたが、それも納得していただけたでしょうか。

    池は苦手な人はドロップエリアもありますのでご安心を。多くの人は日本よりもスコアがよくなるかもしれません。

    すべてのゴルファーを楽しませるバラエティ豊かなコース

    タイでは世界的な大会も数多く行われているため世界基準のコースがあります。上級者向けとだけあってフェアウエーはアンジュレーションがきつく、2段グリーン、嫌らしい配置のウォーターハザード、ブラインドホールなど戦略性が高いのも特徴。

    上級者だけでなく初心者、アベレージゴルファー向けとバンコク近郊だけでも50を超えるコースがあります。誰もが自身のレベルに合ったコースでプレーを楽しめる、選択肢の多さもタイゴルフの魅力といえるでしょう。

    バンコクから2時間ほど車で走ると地形に起伏が出てきて、それを利用した日本では考えられないダイナミックなコースがいくつもあります。20メートルの打ち下ろしパー3、バックティから230ヤードの池超え、1打目も2打目もブラインドホールのパー5、グリーン上にあるバンカー、完全な浮き島のグリーンにはボートで渡るなど、ゴルフゲームのような設定です。
    タイのゴルフコースについてはいかがでしたでしょうか。日本にはなさそうな大胆なコースを体験しにタイへプレーに来てみてくださいね。次回もお楽しみに!


    編集協力 週刊WISE
    連載

    アジアゴルフ紀行

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