Audi A1 Sportbackでゴルフに行くなら
憧れのクルマたちは、必ずしもキャディバッグをたくさん詰め込めて、ぎゅうぎゅうと相乗りする姿がサマになるわけではない。ゴルファーのステイタスに応えてくれるクルマが、無理なくキャディバッグを積み込んで、クラブハウス前に横づけされる。そんな理想的なシーンを教えてもらった。
配信日時:2020年3月9日 21時00分
コンパクトカーというと、サイズが大きいともてあましてしまうからとか、日本の道路事情が悪いからとか、お買い物に使いたいからといった、どこかリアルな生活感が垣間見えてしまい、憧れのゴルファーズカーとは異なるポジションにいるクルマだった。ところがいつのまにか、アウディをはじめとするラグジュアリーなブランドから発表される、プレミアムコンパクトが街中を走りまわるようになって、そのイメージは一変した。
ハイクラスのブランドが送り出すコンパクトカーには、エントリーモデル的な位置づけがある。もちろん最上級車種とガチで比較するには無理があるものの、そのブランドの個性を十分に感じとれるようなスペシャル感を備えている。そんなラグジュアリーさをもち味とするコンパクトであれば、ゴルフに乗っていきたいクルマの有力候補にもなるはずだ。
ハイクラスのブランドが送り出すコンパクトカーには、エントリーモデル的な位置づけがある。もちろん最上級車種とガチで比較するには無理があるものの、そのブランドの個性を十分に感じとれるようなスペシャル感を備えている。そんなラグジュアリーさをもち味とするコンパクトであれば、ゴルフに乗っていきたいクルマの有力候補にもなるはずだ。
キャディバッグを積みこむのは小さな本格派Audi A1 Sportback
アウディのラインナップの中で、もっともコンパクトなハッチバックモデル。日本デビューは2011年、この2代目は昨年登場した。そのフォルムは先代よりもシャープな印象を増し、スポーティで引き締まったイメージに仕上がっている。フロントのエンジンフードとシングルフレームの間にある3分割されたスリットなど、かつてのアウディの名車「Audi Sport quattro」をモチーフとしたデザインをさりげなく取り入れているのも特徴。こうした心憎いディテールも、クルマ好きゴルファーには響きそうだ。
Audi A1 Sportback 35 TFSI advanced
全長×全幅×全高/4040×1740×1435mm ホイールベース/2560mm
エンジン/直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ
車両本体価格/¥3,650,000(税込)〜
Audi A1 Sportback 35 TFSI advanced
全長×全幅×全高/4040×1740×1435mm ホイールベース/2560mm
エンジン/直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ
車両本体価格/¥3,650,000(税込)〜
Audi A1 Sportbackにキャディバッグを積んでみると
早速ハッチバックを開けてみると、先に紹介したAudi Q8などに比べたら、当然ながら広大なスペースというわけにはいかない。スペックでは65Lとなっているのだが、このコンパクトなサイズを考えれば、満足できる広さといえる。キャディバッグを積み込もうすると、アウディ ジャパン広報部の小島誠さんが、すかさずAudi Q8同様にリアシートを倒してくださいとアドバイス。
コンパクトカーとはいえどもアウディ。強引に詰め込まれた姿は似合わないというわけだ、ごもっとも。リアシートがフラットになると、一気に奥行き感ができて、空間にグッとゆとりが生まれる。そしてあたかもキャディバッグを並べてください、といわんばかりのスペースが現れる。
コンパクトカーとはいえどもアウディ。強引に詰め込まれた姿は似合わないというわけだ、ごもっとも。リアシートがフラットになると、一気に奥行き感ができて、空間にグッとゆとりが生まれる。そしてあたかもキャディバッグを並べてください、といわんばかりのスペースが現れる。
キャディバッグの積み込みをしてくれたのは、アウディみなとみらいのスタッフである鈴木有美(ゆみ)さん。ヒジあてと一体化したサイドのリアシートを倒して、キャディバッグを搬入してもらった。
Audi Q8と比べると車高が低いこともあり、鈴木さんなら無理なく積み込んでいくのだが、一般的な男性の場合だと、ちょっと中腰のポジションになってしまいそうだ。だがAudi Q8のように、キャディバッグを奥へ送り込む感じはないので、積み込み作業はスムーズそのもの。ほどよいラゲッジスペースという感覚だ。
まるで計算されたかのようにキャディバッグ2本がセッティングされた。ハッチバックのドアとの間に遊びのスペースがない分、安定した収納になる。サイドにはボストンバッグやシューズケースを入れるには十分なスペースも残されているので、コンパクトであっても、ゴルファーズカーのニーズにはきっちりと応えてくれている。
テレビCMなどを見ていると、Audi A1 Sportbackのイメージはどちらかというと、ゴルフよりもスノボ、若い世代がターゲットのようにも思えるのだが、小島さんによると必ずしもそうではないらしい。
「CMの影響や、シンボルカラーがイエローということもあって、そう思われがちですが、実際のユーザーは先代から老若男女を問わず、幅広い層になっています」とのこと。ゴルフに出かけたいから、といった質問もよく受けるというが、これだったら満足してくれるだろう。
テレビCMなどを見ていると、Audi A1 Sportbackのイメージはどちらかというと、ゴルフよりもスノボ、若い世代がターゲットのようにも思えるのだが、小島さんによると必ずしもそうではないらしい。
「CMの影響や、シンボルカラーがイエローということもあって、そう思われがちですが、実際のユーザーは先代から老若男女を問わず、幅広い層になっています」とのこと。ゴルフに出かけたいから、といった質問もよく受けるというが、これだったら満足してくれるだろう。
今回の積み込みに使ったキャディバッグ
モノトーンの中に効果的にレッドをあしらったアウディの純正キャディバッグ。スタンドがつくものの、シューズケースなども備えており、ツアータイプと変わらない機能性をもつ。素材には一部にカーボン合皮が用いられ、印象的にあしらわれたフォーシルバーリングスとともに、アウディの世界観を踏襲している。9型・3.45kg ¥42,680(税込)
協力いただいたのはAudi みなとみらい
協力いただいたのはAudi みなとみらい
赤レンガ倉庫やコスモワールドなどが近接する、横浜のみなとみらい地区にあるショールーム。1フロアに18台ものアウディの新車が並ぶ日本最大級のスケールを誇る。サービス工場をはじめ、VRによるクルマ選びを体験できたり、カフェやキッズルームも備えて、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
神奈川県横浜市新港2-3-3 TEL.045-227-3710
神奈川県横浜市新港2-3-3 TEL.045-227-3710