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    Audi TTでゴルフに行くなら

    憧れのクルマたちは、必ずしもキャディバッグをたくさん詰め込めて、ぎゅうぎゅうと相乗りする姿がサマになるわけではない。ゴルファーのステイタスに応えてくれるクルマが、無理なくキャディバッグを積み込んで、クラブハウス前に横づけされる。そんな理想的なシーンを教えてもらった。

    配信日時:2020年3月23日 21時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    王道のセダン、巷を賑わすSUV。どちらもコースへ向かう相棒として何の不満もない。だがクルマ好きゴルファーの心にくすぶり続けるのはスポーツカーへの憧れ。何人が乗れる、どれだけ積めるといった大人の事情から、趣味のクルマ化しているが、スポーツカーが颯爽とクラブハウス前に現れるというシーンに出会うと、やはり視線は釘づけになる。

    アウディにはAudi R8という、超弩級のスーパースポーツが君臨しているが、キャディバッグを積みこむというスポーツカーではない。スポーツカーであり、ゴルファーズカーでもあるというモデルはAudi TTということになる。プレミアムコンパクトスポーツモデルという言い方になるらしいが、スポーツカーでゴルフに出かける醍醐味は存分に味わえる。

    キャディバッグを積むのはコンパクトスポーツAudi TT Coupe

    1998年に初代が鮮烈な印象を残した、丸みを帯びながら精悍でモダンなフォルムを忘れることなく、アウディらしい洗練を幾重にも加えてきた今のAudi TT Coupe。Audi R8を思わせる立体的な3Dハニカムメッシュグリルを搭載しているところも心ときめくポイント。誰が、どこから見てもすぐにAudi TTらしさがわかるという個性こそが、このスポーツカーの最大の魅力といえる。そのエントリーモデルにあたるAudi TT Coupe 40 TFSIは、走りのパフォーマンスも大幅に向上している。

    Audi TT Coupe 40 TFSI
    全長×全幅×全高/4190×1830×1380mm ホイールベース/2505mm
    エンジン/直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボチャージャー
    車両本体価格/¥4,880,000(税込)〜

    Audi TT Coupeにキャディバッグを積んでみると

    ハッチバッグを開けると、前輪駆動ということもあって、そのフォルムから想像するイメージよりもラゲッジスペースは広く感じる。上部にある仕切りのフードを外せば、キャディバッグを積み込めなくもないだろうが、特に高さ的にはちょっと強引なのかなと不安になってくるのだが…。
    ちょっと戸惑い気味にながめていると、すかさずアウディ ジャパン広報部の小島誠さんが、リアシートを倒してくれた。こうなるとラゲッジスペースは十分すぎるほど広い。もはやキャディバッグを積み込むときに奥行き、高さとも何の不安もなさそうだ。
    これだけのスペースであれば、女性がキャディバッグの積み込みをしても安心して見ていられる(とはいえご一緒するときには、これは男性の役割です)。キャディバッグを積み込んでくれたのはアウディみなとみらいのスタッフである佐々木楓(かえで)さん。なんでもアウディのラインナップの中で、Audi TTがいちばんのお気に入りとのこと。
    車高が低めで、奥行きがあるので、佐々木さんも体を伸ばすようにして、キャディバッグを奥の方に置く動きが必要になった。男性の場合でもちょっと気になるかもしれない。けれどハッチバックが広く開くので、少しサイドにまわりこめばスムーズにできそう。慣れれば問題のないレベルだろう。佐々木さんも笑顔で積み込みを終えた。
    キャディバッグが2本、きっちりと収納された図。サイドにはまだ余裕があるので、ボストンバッグやシューズケースが入り込む余地は十分。運転席と助手席の間に、ほんのわずかに顔を出す、キャディバッグのカバーも気にならないレベル。前列のシートを後ろに下げすぎなければ、キャディバッグは安定した収納となる。
    ハッチバックを閉めるときも、特段気をつかう必要はなし。キャディバッグのボディがドアに押しつけられるようなこともなければ、ボトムの部分がドアに触れることもない。ハッチバッグのウインドウ越しに、キャディバッグが張りついているかのような、不自然なルックスにならないところもスマートだ。

    「アウディのスポーツカーでゴルフに出かけるのならAudi TTがベストな選択です」と語る小島さん。確かにAudi TTだったら、スポーツカーで頑張ってきました感はなく、あくまでナチュラルでさりげなく、ゴルフに来ましたアピを演出できるクルマかもしれない。

    今回の積み込みに使ったキャディバッグ

    モノトーンの中に効果的にレッドをあしらったアウディの純正キャディバッグ。スタンドがつくものの、シューズケースなども備えており、ツアータイプと変わらない機能性をもつ。素材には一部にカーボン合皮が用いられ、印象的にあしらわれたフォーシルバーリングスとともに、アウディの世界観を踏襲している。9型・3.45kg ¥42,680(税込)

    協力いただいたのはAudi みなとみらい
    赤レンガ倉庫やコスモワールドなどが近接する、横浜のみなとみらい地区にあるショールーム。1フロアに18台ものアウディの新車が並ぶ日本最大級のスケールを誇る。サービス工場をはじめ、VRによるクルマ選びを体験できたり、カフェやキッズルームも備えて、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
    神奈川県横浜市新港2-3-3 TEL.045-227-3710

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