日本人がメジャーで勝つ日
昔から日本人はメジャーに勝てない、と言われ続けてきた。2011年のマスターズで当時アマチュアだった松山英樹はローアマを獲り、日本人だけではなく世界中のプロたちも「彼こそはメジャーに近い男」と称賛した。日本人がメジャーで勝つ日は来るのだろうか。 文/川野美佳 写真/GettyImages [ AD ]
配信日時:2020年3月25日 13時00分
日本が誇る戦艦大和は沈まない
今シーズンはザ・プレーヤーズ選手権で首位発進をするなど好調ぶりをみせつけた。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響によりマスターズ、全米プロ選手権の延期が決定し、その他のPGAツアーの大会も中止や延期になってしまった。現在は先行き不透明な状況ではあるが、是非とも松山の活躍には期待したい。
女子の世界は昨年渋野日向子が42年ぶりのメジャーチャンピオンに輝き、大いに盛り上がった。だがもしコースが不慣れなリンクスだったら勝てたかどうか分からない。日本のコースと共通点があるウォーバンG&CCが舞台だったからこそ勝利をたぐり寄せることができたともいえる。それも彼女の“運”。運も実力のうちだ。
技術と心を磨き続ける努力の人、我らが誇る不沈戦艦大和が運を味方につけ日本勢初の快挙を達成する日。それは決して遠い未来ではない。
LEXUS ☓ 松山英樹公式サイト
世界に挑戦し続ける松山英樹選手の姿勢に共鳴し、2013年よりサポートするLEXUS。「LEXUS公式サイト」では、松山英樹の元専属キャディ・進藤大典の大会の裏側を綴るブログ、松山英樹×LEXUS LXのライフスタイル動画、松山が挑むミラクルショット&スイング分析動画などのスペシャルコンテンツを随時更新中。
川野美佳 プロフィール
米サンディエゴ州立大学留学を経て90年代からゴルフ雑誌を中心に執筆、翻訳を開始。マスターズ、全米オープンをはじめPGA&LPGA両ツアーの取材経験を積み故セベ・バレステロスやアーニー・エルス、トム・ワトソン、ゲーリー・プレーヤーらと懇意。現在は、様々なゴルフメディアでコラムなどを執筆している。主な翻訳書に『タイガー・ウッズ 私のゴルフ論』『タイガー・ウッズ もうひとつのインサイドストーリー』『ブッチ・ハーモンの勝者のゴルフ』『ゴルフ54ビジョン』などがある。