ゴルフ場によって対応はさまざま 「緊急事態宣言」を受けてゴルフ場はどうなる?
ゴルフ場によって対応はさまざま 「緊急事態宣言」を受けてゴルフ場はどうなる?
配信日時:2020年4月9日 09時30分
2020年4月7日(火)、安倍晋三首相が新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を発令。対象地域となるのは7都府県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県)で、施行されたのは翌日8日(水)0時から。不要不急の外出自粛要請を促している。
今回の「緊急事態宣言」を受けて、ゴルフ場運営企業3社に「緊急事態宣言」対象都府県のゴルフ場がどうなるのか聞いてみた。
今回の「緊急事態宣言」を受けて、ゴルフ場運営企業3社に「緊急事態宣言」対象都府県のゴルフ場がどうなるのか聞いてみた。
1.パシフィックゴルフマネージメント株式会社
「スループレーを推奨、シャワーのみの利用制限など一部変更しての営業」
スループレーとハーフ休憩を設けたプレースタイルの選択(※スループレーを推奨)、レストランの営業時間短縮(ランチのみの営業)、コンペ後のパーティの受付中止、浴室利用の制限(シャワーのみ利用可能)、アーリーバード(日の出スタート)、ナイタープレーの営業中止、施設内の換気の徹底といったような対応で営業を続ける。実施期間は4月10日(金)から随時開始で、現在の終了予定は5月6日(水)。
また、インドアゴルフ施設である「PGMゴルフアカデミー銀座」は4月10日(金)〜5月6日(水)まで休業となる。
対象のゴルフ場や練習場など詳細はこちら
スループレーとハーフ休憩を設けたプレースタイルの選択(※スループレーを推奨)、レストランの営業時間短縮(ランチのみの営業)、コンペ後のパーティの受付中止、浴室利用の制限(シャワーのみ利用可能)、アーリーバード(日の出スタート)、ナイタープレーの営業中止、施設内の換気の徹底といったような対応で営業を続ける。実施期間は4月10日(金)から随時開始で、現在の終了予定は5月6日(水)。
また、インドアゴルフ施設である「PGMゴルフアカデミー銀座」は4月10日(金)〜5月6日(水)まで休業となる。
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2.株式会社アコーディア・ゴルフ
「レストラン・ロッカー・浴室を利用しないスループレー営業」
対象期間は4月11日(土)〜5月6日(水)を予定。レストランやロッカー、浴室など「3密」が想定される場所を利用せず、原則スループレーでの営業を行う。また、アコーディア・ゴルフが運営するゴルフ練習場も東京都は臨時休業。その他の指定地域では、スクールが臨時休校となる。
対象のゴルフ場や練習場など詳細はこちら
対象期間は4月11日(土)〜5月6日(水)を予定。レストランやロッカー、浴室など「3密」が想定される場所を利用せず、原則スループレーでの営業を行う。また、アコーディア・ゴルフが運営するゴルフ練習場も東京都は臨時休業。その他の指定地域では、スクールが臨時休校となる。
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3.株式会社太平洋クラブ
「これまでと同様に感染防止策をしっかり行ったうえで通常通営業」
早くから"新型コロナウイルス感染予防対策委員会"を設置し、「3密」の回避を強化してきたが、これからも万全の感染防止策を講じたうえで通常営業を行う。利用するゴルファーには「バンカーショット後はレーキを使用せずに足を使って砂を平らにする」、「練習場では極力1打席以上を空けて、距離を保つ」など、推奨するプレースタイルを告知して感染予防に努めている。
太平洋クラブグループの対策の詳細はこちら
埼玉県の「東京ゴルフ倶楽部」、東京オリンピックが開催される「霞ヶ関カンツリー倶楽部」、千葉県の「我孫子ゴルフ倶楽部」、「鷹之台カンツリー倶楽部」などは「緊急事態宣言」を受けて、当面の間の営業自粛を行っている。
各ゴルフ場の対応はさまざまで、「緊急事態宣言」を受けて休業を決めたゴルフ場もあれば、感染予防を徹底して行ったうえで営業を続けるゴルフ場もある。
密集・密閉・密接を避ける、いわゆる「3密」にゴルフ場は当てはまらないことから、「ゴルフはプレーしていいのではないか」と悩んでいる人も多いだろう。公園での散歩やジョギングは不要不急の外出には当てはまらず、その観点からいけば確かにゴルフ場の営業も責められるものではない。しかし、個人に対して「3密」や「不要不急の外出」の判断が委ねられている今、ラウンドの判断は非常に難しいところだ。
とにかく今はラウンドする場合、来場ゴルファーがゴルフ場の設定したルールを順守する、意識ある行動をする必要がある。
一刻も早く事態が収束して、気にすることなくラウンドを楽しめる日が来ることを願うばかりだ。
早くから"新型コロナウイルス感染予防対策委員会"を設置し、「3密」の回避を強化してきたが、これからも万全の感染防止策を講じたうえで通常営業を行う。利用するゴルファーには「バンカーショット後はレーキを使用せずに足を使って砂を平らにする」、「練習場では極力1打席以上を空けて、距離を保つ」など、推奨するプレースタイルを告知して感染予防に努めている。
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埼玉県の「東京ゴルフ倶楽部」、東京オリンピックが開催される「霞ヶ関カンツリー倶楽部」、千葉県の「我孫子ゴルフ倶楽部」、「鷹之台カンツリー倶楽部」などは「緊急事態宣言」を受けて、当面の間の営業自粛を行っている。
各ゴルフ場の対応はさまざまで、「緊急事態宣言」を受けて休業を決めたゴルフ場もあれば、感染予防を徹底して行ったうえで営業を続けるゴルフ場もある。
密集・密閉・密接を避ける、いわゆる「3密」にゴルフ場は当てはまらないことから、「ゴルフはプレーしていいのではないか」と悩んでいる人も多いだろう。公園での散歩やジョギングは不要不急の外出には当てはまらず、その観点からいけば確かにゴルフ場の営業も責められるものではない。しかし、個人に対して「3密」や「不要不急の外出」の判断が委ねられている今、ラウンドの判断は非常に難しいところだ。
とにかく今はラウンドする場合、来場ゴルファーがゴルフ場の設定したルールを順守する、意識ある行動をする必要がある。
一刻も早く事態が収束して、気にすることなくラウンドを楽しめる日が来ることを願うばかりだ。