4月7日、新型コロナウイルス感染拡大により政府から「緊急事態宣言」が発令された。これを受けて東京都の小池百合子都知事も、徹底的な外出自粛を要請。結果として都が休業要請する施設・業種からゴルフ練習場は外れ、13日には具体的な業種として屋外練習場が対象外と正式発表されたが、一般ゴルファーや関係者からも「練習に行っていいのか」「ゴルフ場はどうなのか」「経営はどうなるのか」など戸惑いや不安の声が聞かれた。

著名人からも「働いている人には申し訳ないですが、不要不急の中で外出を控えているのに練習するってあり？」と疑問を呈する声や、「ゴルフ場は3密なんか絶対満たさないのに」という発言など多くの議論を呼んでいる。

そこでALBA.Netでも「緊急事態宣言」を受けて初めての週末にゴルフライフがどう変わったかを緊急アンケート。約1000人に「今までと変わらない」、「行く回数は減らす」、「一切行かない」、「増やす」の4択で答えてもらった。

「増やす」の回答はほぼなく、「今までと変わらない」、「行く回数は減らす」、「一切行かない」の3つで均衡する形で、一番多かったのは35％（361票）の「行く回数は減らす」。『身体がなまらない程度に、混雑しない場所で人と距離をとって自粛する』、『これから1年で一番良い季節。ゴルフ場に行く回数は減らしますが、スループレーの食事なし＆お風呂なしでラウンドすれば、人に会うのも8割は減るのでは？』といったコメントが寄せられた。

「一切行かない」は34％（342票）で1％差。『コロナを早く終息させてスッキリしてからゴルフに行きたい！』、『自分の身を守るための判断です』といった声が多かった。

「今までと変わらない」と答えた人は31％（314票）。『屋外なので…』、『平日に行く機会が増えた』、『屋外での活動であり風呂、脱衣所はすでに使えないので、今のところ気にせずゴルフに行きます』というように、3密ではないという理由が多く聞かれた。

今回は「ゴルフライフの変化」というテーマでアンケートを実施したが、これを練習場とゴルフ場に分けたら結果は異なったのかもしれない。いずれにしても経営側、ゴルファーともに戸惑っているのが現状といえそうだ。

アンケート結果詳細・コメント一覧はこちら

※全国1020人対象

■全国
・今までと変わらない　31％（314票）
・行く回数は減らす　35％（361票）
・一切行かない　34％（342票）
・増やす　0％（3票）

■東京都
・今までと変わらない　32％（204票）
・行く回数は減らす　35％（225票）
・一切行かない　33％（214票）
・増やす　0％（0票）

■緊急事態宣言対象地域（埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県）
・今までと変わらない　30％（246票）
・行く回数は減らす　36％（289票）
・一切行かない　34％（274票）

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