【ストレッチ編】崎山武志をヘルニアからカムバックさせた腰痛克服体操【コロナ禍だから始めてみたいゴルフ運動】
外出自粛で練習場やゴルフ場に行けない日々が続いています。でもそんなピンチの今こそ、今までできなかったことにチャレンジするチャンス。「ストレッチ」「筋トレ」「ジョグ」でゴルフをベースアップさせましょう。リモートワークで凝り固まった体をほぐすのにも役立ちますよ。デスクワークの腰痛にも効くストレッチです
配信日時:2020年4月29日 03時00分
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年齢を重ねれば、体のあちらこちらに痛みが出ることも少なくない。腰椎と戦いながらツアーで結果を出し続けるシニアプロ崎山のトレーニングを紹介
(※ALBA760号掲載記事を転載)
(※ALBA760号掲載記事を転載)
ゴルフ用ストレッチで腰痛への負担が減るぞ
年齢を重ねれば、体のあちらこちらに痛みが出ることも少なくない。腰椎と戦いながらツアーで結果を出し続けるシニアプロ崎山のトレーニングを紹介 (※ALBA760号掲載記事を転載)
■関節が動くようになってヘルニアからカムバック
13年に初優勝を飾ったものの、2勝目までが遠かった。原因は20代から悩んだ腰痛だ。「背骨から腰椎がボロボロになり痛みが出て医者には『ゴルフは辞めた方がいい』と。もともと関節が硬くてどうにかしたかったんです」。
そこで頼ったのがトレーナーの元孝太氏だ。「肩甲骨や股関節が動かず、腰にしわ寄せが来ていたんです。肩甲骨や股関節が動くようになれば、腰椎を動かさずに無理なく振れるようになるんです」。
二人三脚での体づくりも5年が経過。今では8割の力で260ヤード飛ばせるまでに。ラウンド前にはストレッチを1時間行い、ケアすることを忘れないという。
■関節が動くようになってヘルニアからカムバック
13年に初優勝を飾ったものの、2勝目までが遠かった。原因は20代から悩んだ腰痛だ。「背骨から腰椎がボロボロになり痛みが出て医者には『ゴルフは辞めた方がいい』と。もともと関節が硬くてどうにかしたかったんです」。
そこで頼ったのがトレーナーの元孝太氏だ。「肩甲骨や股関節が動かず、腰にしわ寄せが来ていたんです。肩甲骨や股関節が動くようになれば、腰椎を動かさずに無理なく振れるようになるんです」。
二人三脚での体づくりも5年が経過。今では8割の力で260ヤード飛ばせるまでに。ラウンド前にはストレッチを1時間行い、ケアすることを忘れないという。
肩帯を構成する骨のひとつである肩甲骨と、体重を支え、立つ、歩くなどを行ううえで大切な股関節。二つの関節の動きが悪いと手先で上げるようになったり、腰が引けたり、本来の動きとは違った部位に負担がかかってしまう
肩甲骨トレーニング<1>
両ひざにボールを挟んで横向きに寝て、両手を合わせたスタートポジションをとる
肩甲骨を寄せるように片手を後ろにまわしていく
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
旨の筋肉をリラックスさせて大胸筋をストレッチさせるように、前後を連動させると効果的
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
旨の筋肉をリラックスさせて大胸筋をストレッチさせるように、前後を連動させると効果的
肩甲骨トレーニング<2>
片ひざをついて背中は地面と平行を保ち、肩甲骨を寄せるようにしてダンベルなどの重りを引き上げる
※左右10回×1セット行う
<ポイント>
勢いをつけて弓を引くようにすれば肩甲骨が使いやすい
重りは軽い物でもOK
※左右10回×1セット行う
<ポイント>
勢いをつけて弓を引くようにすれば肩甲骨が使いやすい
重りは軽い物でもOK
股関節トレーニング<1>
床に寝た状態で片足を抱え、腿(もも)の前側と股関節をストレッチ
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
抱え込んだ足と逆の足の腿の前側が伸びているのを感じる。股関節が入りやすくなれば可動域が広くなる
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
抱え込んだ足と逆の足の腿の前側が伸びているのを感じる。股関節が入りやすくなれば可動域が広くなる
股関節トレーニング<2>
チューブを片足にかけて伸ばす
チューブを片足にかけて伸ばした状態から、足を上げ下げしてハムストリングスと臀部、股関節をストレッチ
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
慣れてきたら足を外に開けば内転筋にも効く。さらに股関節の柔軟性アップに効果アリ!
※左右5回×1セット行う
<ポイント>
慣れてきたら足を外に開けば内転筋にも効く。さらに股関節の柔軟性アップに効果アリ!
過去には持病のヘルニアで腰をかばって病状悪化
肩甲骨が動かないとバックスイングの回転不足を腰の回転で補おうとするので、腰にも負担がかかる。
崎山:ヘルニアを患って股関節が動かないとインパクトで右腰を押せずに左足に乗れません。右腰が外回りして負担がかかっていました
元氏:腰椎を動く方向に持っていく動きはダメ。股関節を使って回すことで負担が和らぎます
崎山:ヘルニアを患って股関節が動かないとインパクトで右腰を押せずに左足に乗れません。右腰が外回りして負担がかかっていました
元氏:腰椎を動く方向に持っていく動きはダメ。股関節を使って回すことで負担が和らぎます
プロフィール ー5年間でシニア6勝コンビー
■崎山武志(さきやま・たけし シニアプロ)
1962年生まれ、愛媛県出身。レギュラー時代は無名だったが、13年シニア初優勝を飾ると15年は年間4勝。シニア通算7勝
■元孝太 氏(はじめ・こうた トレーナー)
これまで崎山のような持病を抱えたアスリートを数多くサポート。様々な症状に対して改善策を提案。大山志保や室田淳も指導
1962年生まれ、愛媛県出身。レギュラー時代は無名だったが、13年シニア初優勝を飾ると15年は年間4勝。シニア通算7勝
■元孝太 氏(はじめ・こうた トレーナー)
これまで崎山のような持病を抱えたアスリートを数多くサポート。様々な症状に対して改善策を提案。大山志保や室田淳も指導
次回予告
⇒ 5月5日公開
【ゴルフ運動・筋トレ編】成田美寿々を飛距離アップさせた体幹トレーニング
⇒5月12日公開
【ゴルフ運動・ランニング編】24時間マラソンのトレーナーが教えてくれたゆったりジョグ
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