正解は、無罰

手を置くだけならテストする目的でも認められる

■解説
パッティンググリーン上や目的外グリーン上で、球がどのように転がるのかを調べる目的に、以下の行動を取ることは禁止されている。
・故意にグリーンをテストしてはならない（規則13-1e）
・ラウンド中、プレーの中断中（規則5-7a）にパッティンググリーンや目的外グリーンをテストするため、表面をこすったり、球を転がしてはならない

しかし、規則13-1eにはたとえテスト目的であっても、その他の行動を取ること、不注意で禁止されている行動を取ることを禁止していない。芝目の方向を見極めるために、パッティンググリーン上の芝をこすったり、引っかいたりした場合は罰がつくことになるが、
・ほかのプレーヤーのボールを渡そうとそのボールを打ち返したところ、自分のライン上を転がってしまったが、故意にパッティンググリーン上の情報を得ようとしてボールを転がしたわけではない場合
・今回のように、パッティンググリーンの湿り具合を見極めるためにパッティンググリーン面の自分のプレー線上に片手を置いた
といった行動は規則（13-1e）に基づいて禁止されていないことになるため、罰がつくことはない。

グリーンに乗ったボールが超ベタピンだったので、傘を差したままでボールをタップインした

雨の日のラウンドだったので傘をさしてプレーしていた。グリーン上でプレーしたボールは、ホールに15センチほどの場所に寄っていたため、傘を差したままそのボールをカップインした。傘を差したままのプレーに罰はつくのか？