覚えておきたいルール(グリーン編)
ラウンド中に起きる様々な疑問を、ケース別に出題します。クイズに答えながら、ルールを知って日ごろのプレーに役立てていきましょう!
配信日時:2020年7月30日 06時30分
正解は、ボールを元の箇所に戻してプレー
動いたのが事実であれば動いたことになる
■解説
ゴルフ定義に定められている「ボールが動いた」とは、止まっているボールが元の箇所を離れて他の箇所に止まり、それが肉眼によって見ることができる(誰かが実際にそれを見ていたかどうかにかかわらず)場合であり、このことはボールが元の箇所を離れ、上下、水平、どの方向に動いたかにかかわらず適用される。ラフの芝の上に乗っていたが、重力で下方に沈み込んだ場合も動いたということに含まれる。
ただし、ボールが揺れているだけで元の箇所にとどまったり、少し動いた後で元の箇所に戻ってきた場合は、動いたことにはならない。
今回のケースでは、動いたボールの持ち主がボールの動いたのを見ていないが、球が動いたのを同伴競技者とキャディは見ていたため、その証言がゴルフ規則では球が動いたことが「分かっている、または事実上確実」に該当する。
ボールの動いた原因が自然に動いたということになるが、プレーヤーがリプレースした後で球が自然に動いた場合、元の箇所にリプレースしなければならない(規則13-1)。そのためボールをリプレースした後に、自然の力で動いたボールをリプレースしなければならない。
もし、証言を無視してリプレースせずに止まった場所からプレーした場合は、誤所からプレーしたことになり、2打の罰がつく。
動いたのが事実であれば動いたことになる
■解説
ゴルフ定義に定められている「ボールが動いた」とは、止まっているボールが元の箇所を離れて他の箇所に止まり、それが肉眼によって見ることができる(誰かが実際にそれを見ていたかどうかにかかわらず)場合であり、このことはボールが元の箇所を離れ、上下、水平、どの方向に動いたかにかかわらず適用される。ラフの芝の上に乗っていたが、重力で下方に沈み込んだ場合も動いたということに含まれる。
ただし、ボールが揺れているだけで元の箇所にとどまったり、少し動いた後で元の箇所に戻ってきた場合は、動いたことにはならない。
今回のケースでは、動いたボールの持ち主がボールの動いたのを見ていないが、球が動いたのを同伴競技者とキャディは見ていたため、その証言がゴルフ規則では球が動いたことが「分かっている、または事実上確実」に該当する。
ボールの動いた原因が自然に動いたということになるが、プレーヤーがリプレースした後で球が自然に動いた場合、元の箇所にリプレースしなければならない(規則13-1)。そのためボールをリプレースした後に、自然の力で動いたボールをリプレースしなければならない。
もし、証言を無視してリプレースせずに止まった場所からプレーした場合は、誤所からプレーしたことになり、2打の罰がつく。
Q.9
ボールはカラーに止まっており、ラインの確認でグリーンに乗ったらスパイク傷をつけてしまった
ボールは、グリーン周りにあるカラーの部分に止まっていた。カラーからプレーするためパターを持ち、ラインの確認のためホールに近づいていったところ、誤って自分のライン上にスパイク傷を作ってしまった。自分で作ってしまったスパイク傷を、プレー前に修復することはできるのか?
ボールは、グリーン周りにあるカラーの部分に止まっていた。カラーからプレーするためパターを持ち、ラインの確認のためホールに近づいていったところ、誤って自分のライン上にスパイク傷を作ってしまった。自分で作ってしまったスパイク傷を、プレー前に修復することはできるのか?
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