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状況別ゴルフシューズの選び方/飛距離アップ編

状況別ゴルフシューズの選び方/飛距離アップ編

ゴルフシューズは今や高性能があたりまえ。とはいえ、それぞれにストロングポイントがある。望まれるプレーに応じて選ぶシューズも変わってくる。

配信日時:2020年8月4日 13時30分

今回、シューズを選んでくれたのは常住充隆プロ。ドラコン日本選手権にも出場するプロゴルファーで、現在は悩めるアマチュアゴルファーを指導。整体師の資格を持つなど体の構造にも詳しい。

常住プロは「スイングの土台となる足をサポートするシューズこそ、性能重視で選んだほうがいい。プレーに必要不可欠と考えられるホールド力やグリップ力は、今やどのシューズも標準以上のレベルに達していると言っていい。だから自分はどのプレーを優先するかが、シューズ選びの基準になってくる」という。

シューズと足を一体化させる高ホールド力で飛距離アップ

しっかりと地面を蹴る!

しっかりと地面を蹴る!

飛距離アップで最も重要なのは、ホールド感。足首がユルユルだと足に力が入らず、下半身も流れやすくなる。足首周りが締めつけられるシューズのほうが、踏ん張りが利いて下半身の力を最大限に使えるようになる。もしアナタが、1ヤードでも遠くへ飛ばしたいと考えているのなら、シューズと足の一体感が感じられるモデルを選んでほしい。

ポイント1/Boaのほうが足首回りのホールド力が強い!
「ここはいつも以上に飛ばしたい」。そういうときはBoaのダイヤルをひとまわし。足首の締めつけがさらに強くなって、踏ん張りがいつも以上に効く。

ポイント2/芝を噛む力が強いほど飛距離も伸びる
飛距離アップのためにはグリップ力も大事だ。特にアマチュアゴルファーは下半身が暴れやすいので、力が逃げないようしっかり芝を噛んでくれるモデルを選ぶといい。

また下半身に力がない人ほど、ダウンからインパクトで左足が流れる。それを防ぐためにも、思い切り振ったときに、カカトが滑るシューズは避けたほうがいい。

高いホールド力で大きく飛ばせるおすすめの3足

ドライジョイズ プロ Boa
指先から甲の締まり具合がよく、靴の中で足がバタつかない。グリップ力も強く、濡れたラフでも普段のショットができる。

サイズ:24.5〜 27.5cm(3ウィズ※24.5cmは2ウィズ)、28.0、29.0、30.0cm/重量:非公表/オープン価格(フットジョイ/アクシネット ジャパン インク TEL.0120-935-325)
イグナイト パワーアダプト ケージド ディスク スパイクシューズ
足首を含めた甲の周辺ががっしりと固められている感じで安定感抜群。多少足を大きく使ってもしっかりと踏ん張れる。バンカーでも実力を発揮する。

サイズ:25.0〜 28.0、29.0、30.0cm/重量:約460g( 片足27.0cm)/オープン価格(プーマゴルフ/プーマお客様サービス TEL.0120-125-150)
ゼロ・スパイク バイター ワイド
足が包まれているようなフィット感があるのが魅力。スパイクレスではあるがグリップ力も強く、傾斜やラフでも威力を発揮。

サイズ:24.5 〜 27.0、28.0cm/重量:約385g(片足26.5cm)/オープン価格(ブリヂストンスポーツブリヂストンスポーツお客様コールセンター TEL.0120-116613)


取材・文/真鍋雅彦 撮影/高橋淳司 

ALBA801号より転載

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