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    夏ゴルフは「心拍数」に注意するといいことづくめ その2

    暑さのせいで、いつもより疲れやすい夏ゴルフ。さらにスコアが悪ければ、心へのダメージも少なくないだろう。そんな夏ゴルフで力を発揮するには、心拍数を気にするのがいいらしい!

    配信日時:2020年8月25日 01時30分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
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    前回(夏ゴルフは「心拍数」に注意するといいことづくめ その1)、プレー中の心拍数を110前後にキープできればミスは減るというアドバイスを、ランニングコーチである金哲彦さんと金谷多一郎プロから教えてもらった。

    その心拍数を保つことが重要になるのだが、ラウンド中は心拍数が変化することも多い。金さんは「ウォーキングは気持ちよく運動できる100前後の心拍数がキープできるので、ゴルフも自分のリズムで歩いてプレーするのがオススメです」という。心拍数をチェックする習慣をつければ、スコアアップに直結しそうだ。

    上がった心拍数をベストまで下げるにはまず深呼吸

    気温の上昇や、ボールを打つ前に興奮状態となって心拍数が上がるケースは少なくない。そこで適正な心拍数にもっていくには、多くのプロも取り入れている深呼吸が有効だ。
    金さんにポイントを聞くと、「ゆっくりと5秒かけて、吐ききることを意識してください。吐ききって横隔膜が動いてくれば、腹式呼吸になるので心拍数が落ち着きます」。個人差もあるが、30〜60秒くらいが目安となる。

    心拍数を上げたいときはその場でジャンプしてみる

    朝イチや前の組のプレーを待っているとき、心拍数は下がりやすい。短時間で再び心拍数を上げるには、畑岡奈紗のルーティンである「ジャンプ」を取り入れてみたい。「体幹を意識しながら、その場で繰り返しジャンプすれば、全身に酸素がいきわたり、スッと心拍数が上がります」と金さんも勧める。
    ジャンプしたあと、さらに集中力を高めるには、素振りにもひと工夫。「1回だけと決めて、本気で振れば気が引き締まります」というのは金谷プロのアドバイスだ。

    110前後の心拍数を練習のときから意識すれば、コースでの状況が再現できて効率が上げられる。自分がどのくらいで打っていると調子がいいのか、傾向をつかめれば自信が深まるだろう。心拍数は調子のバロメーターにもなるのだ。


    写真/福田文平 イラスト/渡辺隆司 構成/兵藤 宙

    ALBA802号より転載

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