もうプレー中のイライラ、プッツンで損したくない
思い通りにプレーできないのはあたり前とはいえ、イライラ、プッツンで崩れてしまうのはどうにかしたい。
配信日時:2020年9月24日 23時30分
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ミスショットでついモノにあたったり、舌打ちしたりしていませんか? 『ALBA』誌読者371人にアンケートをとったところ、自分のミスにイライラする人が半数に上り、次いで4割が、同伴者や前の組のスロープレーや後続組の打ち込みなどのマナーの悪さに苛立ちを覚えると答えてくれました。同じようにイライラを感じているゴルファーも多いのでは。
プレー中、どんな瞬間にイライラする?(総回答数406・複数回答可)
自分がミスショットをしたとき…47%
スロープレーやマナーの悪さ…42%
同伴者やキャディとのコミュニケーション…11%
→これがゴルファーの3大イライラだ!
となると、ミスを減らし、スコアを崩さないようにするには、イライラ、怒りをコントロールすることが大切になります。そこで気になるのは、昨今話題にのぼる、怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」。日本アンガーマネジメント協会の代表理事である安藤俊介さんに、ラウンド中、どうやって怒りをコントロールしたらいいのか、アドバイスをいただいた。
自分がミスショットをしたとき…47%
スロープレーやマナーの悪さ…42%
同伴者やキャディとのコミュニケーション…11%
→これがゴルファーの3大イライラだ!
となると、ミスを減らし、スコアを崩さないようにするには、イライラ、怒りをコントロールすることが大切になります。そこで気になるのは、昨今話題にのぼる、怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」。日本アンガーマネジメント協会の代表理事である安藤俊介さんに、ラウンド中、どうやって怒りをコントロールしたらいいのか、アドバイスをいただいた。
ベスポジからチャックリ、でもそのあとの6秒がキモ
怒りを覚えたときは、まず6秒間待ちましょう。なぜなら、どんなにイラッとしても6秒後には理性が働きはじめるからです。6秒の待ち方は、「1、2……6」と数えてもいいのですが、オススメは6秒深呼吸。3秒かけて息を吐き、3秒かけて息を吸えば、深呼吸のリラックス効果とも相まって、イライラが和らぎます。
深呼吸は「息を吸う」からはじめがちですが、「息を吐く」からはじめてください。3秒かけて息を吐けば自然と体が緩んで、リラックスしてきます。そして吐き終わったら、次に3秒かけて吸う。3秒+3秒で6秒。この6秒が経てば怒りの感情も落ち着くものです。
深呼吸は「息を吸う」からはじめがちですが、「息を吐く」からはじめてください。3秒かけて息を吐けば自然と体が緩んで、リラックスしてきます。そして吐き終わったら、次に3秒かけて吸う。3秒+3秒で6秒。この6秒が経てば怒りの感情も落ち着くものです。
3大イライラ・ミスショットが頭を離れないときは
過去を引きずる人が陥りやすい傾向があります。過去の失敗にクヨクヨすることは、次のショットの恐怖感に繋がるので、早く忘れるに越したことはありません。けれどなかなか忘れられない。そんな人には……
足の裏に集中&実況中継で、意識を“今”に向けます
とにかく“今”だけに集中するべきです。たとえば足の裏だけを意識して歩くだけでも、過去を振り返らなくなります。また、今の自分の状態を言語化(実況中継)すると、理性が働いて感情を抑制してくれます。
とにかく“今”だけに集中するべきです。たとえば足の裏だけを意識して歩くだけでも、過去を振り返らなくなります。また、今の自分の状態を言語化(実況中継)すると、理性が働いて感情を抑制してくれます。
3大イライラ・マナーの悪さが気になってしまうときは
同伴競技者のスロープレーにイライラしたり、マナーの悪さにカリカリきたり。友だちや後輩だったらさりげなく注意もできますが、相手が取引先の人だったり、上司だったりしたら、イライラはつのるばかり。
風景を眺めたり、スマホで写真を撮ってみる
イライラを引き起こす対象から目を逸らすのが一番です。景色などを見ることで、対象を視界から消してみてください。待ち時間があるときには、風景や花など、いいなと思ったものをスマホで撮るのもオススメです。
イライラを引き起こす対象から目を逸らすのが一番です。景色などを見ることで、対象を視界から消してみてください。待ち時間があるときには、風景や花など、いいなと思ったものをスマホで撮るのもオススメです。
3大イライラ・面倒な同伴者、キャディに対応するには
ひと言多いキャディや、自分のことしか考えない同伴競技者にはイライラがたまります。それが原因でプレーも最悪になってしまっては、せっかくのゴルフが台なし。なんでこんな思いをしなければいけない?
カートには乗らずに、歩いて距離をとる
対象者と距離を置くしかありません。イライラを我慢してまで会話をしようとはせずに、物理的に離れることを考えてください。たとえばショットをしたら、カートには乗らずに自分のボール地点までスタスタ歩いて行ってみるのもアイデアです。
イラスト/オゼキ イサム 写真/Getty Images 文/真鍋雅彦
ALBA805号より転載
対象者と距離を置くしかありません。イライラを我慢してまで会話をしようとはせずに、物理的に離れることを考えてください。たとえばショットをしたら、カートには乗らずに自分のボール地点までスタスタ歩いて行ってみるのもアイデアです。
イラスト/オゼキ イサム 写真/Getty Images 文/真鍋雅彦
ALBA805号より転載