密を避けてゴルフは歩きにすればいいことばかり
コロナによる生活の変化はゴルフライフにも及んでいる。これまではスルーしていたようなモノ、コトが、ゴルファーにとって見落とせないトピックスになっている。
配信日時:2020年9月28日 23時00分
ソーシャルディスタンスが意識される今、近距離でのおしゃべりは控えなくてはならないご時世。コースでは、カートに乗るより積極的に歩きを取り入れたい。密を避けられるだけでなく、同伴競技者との距離に余計な気を使わず、楽しく会話をしながらプレーができる。折しも秋本番となり、ゴルフ場には気持ちのいい風が吹き、歩いてゴルフするのも苦にならない季節となってきた。
体が動いて、リズムもよくなる。歩きゴルフの3つの利点
「スタート3ホールは調子が出ない」を克服
スタート3ホールくらいまで、芝の硬さに慣れていないことが調子の出ない原因。アスファルトに比べて、芝はやわらかく、練習場の感覚で打つとバランスが取れないことがあるのだ。ちょっとオーバーだが、バランスディスクの上で振っているようなものとも言える。だから、歩いて芝の硬さに慣れるためには、歩きはプラスになる。
歩測の精度が増して、アプローチの距離感が向上する
スタート3ホールくらいまで、芝の硬さに慣れていないことが調子の出ない原因。アスファルトに比べて、芝はやわらかく、練習場の感覚で打つとバランスが取れないことがあるのだ。ちょっとオーバーだが、バランスディスクの上で振っているようなものとも言える。だから、歩いて芝の硬さに慣れるためには、歩きはプラスになる。
歩測の精度が増して、アプローチの距離感が向上する
歩測して正確な残り距離が把握できれば、今の自分のショットの距離感がつかめる。そして歩測精度が上がれば、アプローチの距離感もよくなって、寄せワンを増えることにもつながる。また歩くことで、風を感じて、傾斜もわかりやすくなるなど、ホールの情報も集めることにもなる。
自信をもってパットが打てるようになる
グリーン手前30〜 50ヤードからは、グリーンやその周辺の形状をチェック。グリーンの全体像がつかめると、ラインが読みやすくなり、自信をもってパットが打てる。歩くことで筋力もつくので、長い目でみればスコアアップにもつながると言える。
自信をもってパットが打てるようになる
グリーン手前30〜 50ヤードからは、グリーンやその周辺の形状をチェック。グリーンの全体像がつかめると、ラインが読みやすくなり、自信をもってパットが打てる。歩くことで筋力もつくので、長い目でみればスコアアップにもつながると言える。
いざ歩きゴルフ、その前に注意しておきたいこと
歩くことを意識すると、スロープレーが気になるところ。そこで常にカートはちょっと前
に止めるように心がけたい。リモコンカートが用意されていたら好都合だ。そして次のショットで使うクラブを手にしていれば、スムーズにプレーできる。
あと歩くときのマナーも忘れずに。サブグリーンや修理地には入らず、使っていないティグラウンドや、芝の薄いところも避けて歩くようにしたい。
解説・長谷川哲也/1977年生まれ。深堀圭一郎らのキャディを経て、04年にティーチング活動をスタート。ジュニア育成にも積極的でスイングからマナーまで指導している。
取材協力/神崎カントリー倶楽部 写真/小林 司 文/兵藤 宙
ALBA805号より転載
に止めるように心がけたい。リモコンカートが用意されていたら好都合だ。そして次のショットで使うクラブを手にしていれば、スムーズにプレーできる。
あと歩くときのマナーも忘れずに。サブグリーンや修理地には入らず、使っていないティグラウンドや、芝の薄いところも避けて歩くようにしたい。
解説・長谷川哲也/1977年生まれ。深堀圭一郎らのキャディを経て、04年にティーチング活動をスタート。ジュニア育成にも積極的でスイングからマナーまで指導している。
取材協力/神崎カントリー倶楽部 写真/小林 司 文/兵藤 宙
ALBA805号より転載