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    【第2回】『クラブハンディキャップ』と『JGAハンディキャップ』って何が違うの?

    ゴルフ界には『クラブハンディキャップ』と『JGAハンディキャップ』の2つが存在する。もともと『クラブハンディキャップ』が最初にあったのに、なぜ『JGAハンディキャップ』ができたのだろうか。

    配信日時:2020年9月30日 03時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    • 最初は各クラブによってハンディキャップの実力やルールが異なっていた(写真:Getty Images)
    • 日本ゴルフ協会(JGA)が設立される前の1907年に、神戸ゴルフ倶楽部で第一回日本アマチュアゴルフ選手権が行われた(写真提供:JGA)
    • スコアカードの枚数が多いほど、実力が反映される(写真:Getty Images)
    この記事の写真 4 枚を見る
    2020年から世界統一の『ハンディキャップシステム』が施行され、日本でも現在導入の準備をしているのを知っていましたか? というより、そもそも自分は競技には出ないし、エンジョイゴルファーだから『ハンディキャップ』なんて必要ない、関係ない、と思っていませんか? 70台を目指すゴルファーだろうが100切りゴルファーだろうが、せっかくゴルフをやっているのに『ハンディキャップ』を持っていないなんてもったいない。というわけで『ハンディキャップ』の意外な真実や楽しみ方、会員権を持っていなくても取得できる方法まで、やさしく紹介していきます。

    【目次】
    第1回 スコアカードの『ハンディキャップナンバー』 本当の遊び方、知ってる?
    第2回 『クラブハンディキャップ』と『JGAハンディキャップ』って何が違うの?
    第3回 ゴルフは『パー72』との戦いではなく、『コースレート』との戦いだった!
    第4回 世界には6つの異なるハンディキャップシステムがあった! その問題とは?
    第5回 会員権がなくても大丈夫! 実際に『JGAハンディキャップ』を取ってみた

    JGAハンディキャップ取得ページへ

    最初はクラブで一番上手い人を、ハンディキャップ0とした

    最初は各クラブによってハンディキャップの実力やルールが異なっていた(写真:Getty Images)

    最初は各クラブによってハンディキャップの実力やルールが異なっていた(写真:Getty Images) (撮影:GettyImages)

    『ハンディキャップ』は1600年代に英国で始まったと第1回で説明しました。下手な人は20〜50ヤード前方のティを使用することで、レベルの異なるゴルファー同士が公平に競い合えるようにしていたのです。今のように技量の差を『13.2』とか数字で表すようになったのは、1800年代に入ってから。各クラブが独自に作った『クラブハンディキャップ』が最初でした。

    当時は各クラブで優勝者を決めるにあたり、各プレーヤーに『ハンディキャップ』を与えて、競技をしていました。そのクラブの実力No.1をハンディキャップ0(スクラッチ)として、他の会員はNo.1との平均水準で『ハンディキャップ』が決定していったのです。どこのゴルフ場のどのクラブで始まったかは定かではありませんが、やはり英国が発祥といわれています。

    しかし、ここで問題が起こります。クラブ内で競技をする分には良かったのですが、別のクラブと競技をするにあたり、基準のハンディキャップ0の実力がクラブによって差がありますから、不便なわけです。そこで「共通の基準を作りましょう」となったのが、現在の『ハンディキャップ』の始まりです。

    『JGAハンディ』より『クラブハンディ』のほうが早かった

    日本ゴルフ協会(JGA)が設立される前の1907年に、神戸ゴルフ倶楽部で第一回日本アマチュアゴルフ選手権が行われた(写真提供:JGA)

    日本ゴルフ協会(JGA)が設立される前の1907年に、神戸ゴルフ倶楽部で第一回日本アマチュアゴルフ選手権が行われた(写真提供:JGA)

    日本でゴルフが行われるようになったのは、20世紀の最初の年となる1901年(明治34年)のこと。外国人居留地のある神戸の六甲山に、日本で最初の4ホールのゴルフ場が作られたのが始まりです。世界の流れと同じように、日本でも『クラブハンディキャップ』が先でした。日本ゴルフ協会(JGA)が設立されたのは1924年(大正13年)。最初はJGA競技に出場するための参加資格は、所属するゴルフ場によって『ハンディキャップ』の上限が違っていたんです。Aゴルフ倶楽部なら『3』、Bカントリークラブなら『5』というように。そして、1950年代に入ってからようやく、USGA(全米ゴルフ協会)のハンディキャップ制度を参考にして『JGAハンディキャップ』ができました。そう、意外と最近のことなのです。

    では、『クラブハンディキャップ』と『JGAハンディキャップ』は何が違うのか? 一概には言えませんが、『クラブハンディキャップ』の方が甘いところが多いのが現状です。

    『クラブハンディキャップ』では、技量が反映されないことも

    クラブによって異なりますが、一番の違いは『クラブハンディキャップ』は一度上がると落ちないことでしょうか。柔道や剣道の『段』と同じ考え方で、「一度シングルになったら死ぬまでシングル」という『クラブハンディキャップ』は今でも存在するようです。昔はシングルになったらシングルのお祝いをしたりですとか、シングルお祝いコンペ開いたりすることがけっこうありました。『ハンディキャップ』というのは、プレーヤーの今の技量に伴った数字がつくべきなので、上がりもすれば下がりもする。それが『JGAハンディキャップ』なのです。

    また、あるある話になりますが、「あいつは上手いけど挨拶しないからシングルになれない」とか、「素行が悪いからシングルには早い」だとか、技量とは関係ない部分で決められている時代もありました。こちらは実際の力量よりも下手な方に出てしまうケースですね。これでは、JGAハンディキャップ規定の1-1.『目的』にある「技量の異なるプレーヤー同士が公平な基準で競い合うことにより、ゴルフをより楽しめるようにする」という『ハンディキャップ』の考え方から大きく外れてしまいます。

    新しいスコアカードが1枚加われば、古い1枚は消えていく

    スコアカードの枚数が多いほど、実力が反映される(写真:Getty Images)

    スコアカードの枚数が多いほど、実力が反映される(写真:Getty Images) (撮影:GettyImages)

    『JGAハンディキャップ』は、最少で5枚のスコアカードがあれば、ゴルフ場の会員にならなくても誰でも取得することが可能です。そして最大で20枚のスコアカードを登録できる。5枚だとたまたま調子が良くて出たスコアもあるので、自分の実力よりも良い『ハンディキャップ』がつくこともあります。ということは、枚数が増えれば増えるほど、本当の実力が反映されます。その20枚は、プレー日の新しい方から20枚なので、新しい1枚が加われば、古い1枚は消えていく。だから現時点での実力がわかるわけです。これは世界ランキングに似ているかもしれません。『JGAハンディキャップ』の仕組みや計算方法については、また次の回で詳しく説明していきます。

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