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    「華がある」「ワクワクする」女子ツアーが”圧勝” 無観客が続くゴルフトーナメントで見たいのは?

    「華がある」「ワクワクする」女子ツアーが”圧勝” 無観客が続くゴルフトーナメントで見たいのは?

    配信日時:2020年10月20日 03時30分

    • ゴルフライフ
    今年も”シブコ”人気は健在(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)
    今年も”シブコ”人気は健在(撮影:Yasuhiro JJ Tanabe) (撮影:Yasuhiro JJ Tanabe)
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    無観客試合が続いている国内のプロゴルフトーナメント。シニアツアー初戦の「ISPS HANDA コロナに喝!! シニアトーナメント」」など一部のシニアツアーはギャラリーを入れて開催されました。

    「富士通レディース」を写真で振り返る【LIVEフォト】

    海外ツアーでは、9月中旬に行われた米国シニアツアー「ザ・サンフォード・インターナショナル」がギャラリーを入れて開催。同月末にはドミニカ共和国で行われた米国男子ツアー「コラレス・プンタカナリゾート&クラブ選手権」でも少数ながら有観客で行い、今月29日に開幕する「バミューダ選手権」で一般観客を動員するとして観戦チケットが販売されました。
    日本国内ツアーでも観客動員への緩和が待たれるいま、ALBA.Net会員から観戦したいツアーを「男子ツアー」、「女子ツアー」、「海外ツアー」、「シニアツアー」の四択で答えてもらいました(調査期間10月1日〜7日)。では早速アンケート結果をランキング形式で見ていきましょう!
    ■4位 シニアツアー(21票、3.6%)
    レギュラーツアーでなじみのあった選手が続々と参戦しています。熟練の技のぶつかり合いが楽しめるのも魅力ですが、コメントにも「アプローチやショートアイアンの技術的な技を見たいと思います」(60代男性)といった声が寄せられました。

    選手とファンの距離も近く、メディアからの質問にもおもしろい回答が返ってくるなど経験豊富な選手たち。「選手の会話が、おもしろい」(70代男性)を理由に挙げる人もいました。

    「顔と名前がわかるから。今の男子ツアーはだれがだれだか分らん(笑)」(60代男性)。男子ツアーにとっては耳の痛い意見も…。

    ■3位 海外ツアー(72票、12.7%)
    「いちばん観戦したいツアーは、プレーヤーズ選手権です。次がメモリアル。せっせと貯金していつか行きたいなぁ! 松山英樹が優勝したらなおうれしい」(40代女性)

    「Masters(コメントのまま)」(50代男性)

    「全英オープン。一度は行ってみたいスコットランドのリンクス」(40代男性)。

    具体的な大会名を挙げる人が多くいました。また、「見たいのは松山」(70代男性)、「フィル・ミケルソンの試合を見てみたいです」(60代男性)と、選手名も出ました。

    冒頭にも記載した通り、米国ツアー自体は有観客での大会開催を始めつつあります。一日も早い渡航、入国制限の緩和が待たれるばかりです。

    ■2位 男子ツアー(87票、15.3%)
    先週末には「日本オープン」が開催されました。今季は同大会が国内開催が2戦目と男子プロの活躍を見る機会はぐっと減りましたが、それでも男子プロならではの力強いショットは大会の見どころの一つです。

    コメントからも「男子ツアーの迫力あるショットを間近で見てみたいので」(50代男性)、「音がいいから」(50代男性)など。

    男子プロならではのパワフルさに惹かれるようですね。見たいプロの名前はここでも松山英樹(国内ツアーにはほとんど出ませんが)、そして国内開幕戦となった「フジサンケイクラシック」覇者の星野陸也の名前が出ました。

    どのツアーも見たいけれど、あえて男子ツアーを選んだ人からは、

    「一度も見に行った事がないので女子ツアーもおもしろそうだけど男子ツアーを見に行きたい」(30代男性)

    「正直、どのツアーも観戦したいですが、選ぶとしたら男子ツアーです」(40代男性)

    会長の時松隆光を筆頭に男子プロの人気回復に努めているジャパンゴルフツアー選手会には、こういった声を励みにさらなるファン獲得に向けた活動を続けてほしいですね。

    ■1位 女子ツアー(389票、68.4%)
    今季は毎試合ごとにヒロインが誕生するなどファンを飽きさせない女子ツアー。女子プロ人気といわれ続けて久しいですが、今回のアンケートでも圧倒的な強さを見せました。

    華やかさを理由にする人が大多数でしたが、ウェアに言及するものが多くありました。

    「ウェアやスタイルに変化が出てきたことによる華やかさ」(70代男性)。同性からも「ユニホーム(ウェア)が可愛くて憧れるから!」(30代女性)など観戦していて楽しいと、支持を集めています。

    お化粧やウェアなどおしゃれな選手も多く見ていてとても華やかなのが女子ツアー。同性なら真似もしたくなりそうですね。ウェアに関していえば、2019年の「全英AIG女子オープン(現AIG女子オープン)」優勝時に渋野日向子が着ていたポロシャツは再販がかかるほどの人気ぶりでした。

    ちなみに、ツアー会場で見たい選手では渋野の名も。8月から米国女子ツアーに挑戦していたため国内ツアーでプレーする姿は見られていませんが、女子プロ人気の筆頭であることに変わりありません。

    見た目の華やかさばかりでなく実力も兼ね備えているのが女子プロたち。プレーの参考にしたい人たちからはこんなコメントも。

    「飛距離など色々な意味で我々アマの参考にもなります」(60代男性)。そんな皆さんにオススメなのが菊地絵理香(平均飛距離233.14ヤード)、青木瀬令奈(平均飛距離226.95ヤード)の2選手。比較的小柄で平均飛距離は230ヤード前後なもののシード権をキープし続けていますので、プレーのお手本にしてみてください。

    また、ほかのツアーにないコメントが女子ツアーにはありました。

    「女子ツアーの出場選手の飛距離とピンに向かう挑戦心、観戦していて楽しい」(80代男性)

    「若い新人が次々と出てくるのがワクワク感があって、とても新鮮味を感じます。頑張れ若人よ」(60代男性)

    スポーツ観戦の醍醐味ともいえる”元気や勇気をもらえる“ワクワク感”が女子ツアー人気の最大のポイントなのかもしれません。

    今月10日にはJRAが秋のGIレースを前に席数限定で観客入場を再開しました。事前のチケット予約をはじめ入場時の検温やマスク着用、立ち入りエリアを規制といった措置が取られています。プロ野球でも今月末から横浜スタジアムでの公式戦で観客数の制限を上回る実証実験が予定されています。

    ツアー観戦を待ち望むファンの皆さんからは、紹介した以外にもたくさんの声が寄せられました。観客を動員する競技では上記のような取り組みが行われています。屋外で行われるゴルフ競技の観戦でも、他競技を参考に早期の観客動員を行ってほしいですね。

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