アコーディア・ネクストゴルフグループが石岡GCなど4コースを競合のPGMに売却
アコーディア・ネクストゴルフグループの中で旗艦コースともいえる石岡ゴルフ倶楽部(茨城県、18ホール)など計4コースを、PGMに売却することが明らかになった。
配信日時:2020年10月30日 09時00分
日本のゴルフ場運営会社における2大グループといえばPGM(パシフィックゴルフマネージメント)、アコーディア・ゴルフが主体となるアコーディア・ネクストゴルフグループ(※)。それぞれ100コース以上を所有・運営するが、アコーディア・ネクストゴルフグループの中で旗艦コースともいえる石岡ゴルフ倶楽部(茨城県、18ホール)など計4コースを、PGMに売却することが明らかになった。
10月30日17時に発表された資料によると、石岡ゴルフ倶楽部のほかに南市原ゴルフクラブ(千葉県、18ホール)、武蔵ゴルフクラブ(埼玉県、18ホール)、きみさらずゴルフリンクス(千葉県、18ホール)の4コースが対象。特に、トーナメント開催の実績もある石岡ゴルフ倶楽部は、アコーディア・ゴルフが「コースクオリティにこだわるゴルファーをターゲットとしたブランド」のトロフィア・ゴルフに位置づけられたことがある人気コースだけに、それを競合のPGMホールディングに売却するというのは衝撃だ。
営業時間外ということで電話取材はできなかったが、リリースによると、
「石岡ゴルフ倶楽部、南市原ゴルフクラブの事業の収益実績および将来の収益計画やゴルフ場のポートフォリオ戦略などを慎重に検討した結果、株式譲渡をすることにいたしました」(アコーディア・ゴルフ)
「きみさらずゴルフリンクス、武蔵ゴルフクラブの収益実績および将来の収益計画やゴルフ場のポートフォリオ戦略などを慎重に検討した結果、株式譲渡をすることにいたしました」(ネクスト・ゴルフ・マネジメント)
となっている。先日はシンガボール証券取引所で上場するアコーディア・ゴルフ・トラストが保有する88コースに関し、資産の買い戻しを行ったばかりのアコーディア・ネクストゴルフグループ。今後の戦略が注目されるとともに、人気の石岡ゴルフ倶楽部やきみさらずゴルフリンクスを保有することになったPGMが、どのようにゴルファーへアピールしていくのか注目される。
「4ゴルフ場に関してはPGMグループのゴルフ場として、2020年12月に運営開始する予定です」(PGM)
※アコーディア・ゴルフは2017年にアジア系投資ファンド「MBKパートナーズグループ」傘下となり、同グループが2018年11月にオリックス・ゴルフ・マネジメント(2019年3月の統合でネクスト・ゴルフ・マネジメントに商号変更)から39コースを買収している
10月30日17時に発表された資料によると、石岡ゴルフ倶楽部のほかに南市原ゴルフクラブ(千葉県、18ホール)、武蔵ゴルフクラブ(埼玉県、18ホール)、きみさらずゴルフリンクス(千葉県、18ホール)の4コースが対象。特に、トーナメント開催の実績もある石岡ゴルフ倶楽部は、アコーディア・ゴルフが「コースクオリティにこだわるゴルファーをターゲットとしたブランド」のトロフィア・ゴルフに位置づけられたことがある人気コースだけに、それを競合のPGMホールディングに売却するというのは衝撃だ。
営業時間外ということで電話取材はできなかったが、リリースによると、
「石岡ゴルフ倶楽部、南市原ゴルフクラブの事業の収益実績および将来の収益計画やゴルフ場のポートフォリオ戦略などを慎重に検討した結果、株式譲渡をすることにいたしました」(アコーディア・ゴルフ)
「きみさらずゴルフリンクス、武蔵ゴルフクラブの収益実績および将来の収益計画やゴルフ場のポートフォリオ戦略などを慎重に検討した結果、株式譲渡をすることにいたしました」(ネクスト・ゴルフ・マネジメント)
となっている。先日はシンガボール証券取引所で上場するアコーディア・ゴルフ・トラストが保有する88コースに関し、資産の買い戻しを行ったばかりのアコーディア・ネクストゴルフグループ。今後の戦略が注目されるとともに、人気の石岡ゴルフ倶楽部やきみさらずゴルフリンクスを保有することになったPGMが、どのようにゴルファーへアピールしていくのか注目される。
「4ゴルフ場に関してはPGMグループのゴルフ場として、2020年12月に運営開始する予定です」(PGM)
※アコーディア・ゴルフは2017年にアジア系投資ファンド「MBKパートナーズグループ」傘下となり、同グループが2018年11月にオリックス・ゴルフ・マネジメント(2019年3月の統合でネクスト・ゴルフ・マネジメントに商号変更)から39コースを買収している