朝イチ? 午後? スループレーのスタートはいつがいい?<ALBA>
コロナによる生活の変化はゴルフライフにも及んでいる。これまではスルーしていたようなモノ、コトが、ゴルファーにとって見落とせないトピックスになっている。
配信日時:2020年11月25日 08時30分
コロナ禍でレストランやお風呂が満足に使えない中で、多くのゴルフ場が導入したスループレー。ゴルファーにも好評で、引き続きスループランを用意するコースが少なくない。そこで、プロゴルファー、整体師、スポーツトレーナーとしての顔を持ち、独自のゴルフスイング理論を提唱する常住充隆プロに、スタート時間によるメリットとデメリットを挙げ、力の出せる時間を教えてもらった。
金谷拓実のドライバースイング【連続写真】
金谷拓実のドライバースイング【連続写真】
せっかちなゴルファーは朝イチスタートがおすすめ
●朝イチスタートのメリット
待たされずにスムーズにプレーできる。
グリーンのコンディションが良く、ボールのコロがりが素直。
●朝イチスタートで注意したいこと
霧がかかると初めてのコースは難しくなる。
朝早いスタートは、ゴルフ場へ向かう道路の渋滞があまりなく、スタートした後でコース内が詰まることも少なくスムーズにプレーできます。グリーンも刈りたてでボールのコロがりが良く、思わぬイレギュラーでカップを外すといった可能性も低いでしょう。8時にスタートすれば、12時前後にはプレーが終わり。時間を有効に使えるのも利点です。私もそうですが、待たされるのが嫌とか、ちょっとせっかちな性格の人は、朝早いスタートの方が集中しやすいと思います。
待たされずにスムーズにプレーできる。
グリーンのコンディションが良く、ボールのコロがりが素直。
●朝イチスタートで注意したいこと
霧がかかると初めてのコースは難しくなる。
朝早いスタートは、ゴルフ場へ向かう道路の渋滞があまりなく、スタートした後でコース内が詰まることも少なくスムーズにプレーできます。グリーンも刈りたてでボールのコロがりが良く、思わぬイレギュラーでカップを外すといった可能性も低いでしょう。8時にスタートすれば、12時前後にはプレーが終わり。時間を有効に使えるのも利点です。私もそうですが、待たされるのが嫌とか、ちょっとせっかちな性格の人は、朝早いスタートの方が集中しやすいと思います。
尻上がりによくなるタイプは午後スタートが合う
●午後スタートのメリット
体が目覚めているから、スタートホールから全力が出せる。
出だしでつまずきがちな人はスタート前に十分な練習ができる。
●午後スタートで注意したいこと
後半は冷え込んでくること多いので上着の用意を。
一方、午後スタートは、ゆったりとプレーできるのがメリット。スタート前に十分に練習ができたり、最終スタートとなれば後続がいなかったりと、自分のペースでプレーしやすい環境と言えます。ただし、冬場になると時間とともに気温が下がったり、風が強くなったりするのが懸念材料。コンディションが悪くなることで、思うようなショットがしにくくなるかもしれません。
多くのゴルファーを見てきた中で感じたのは、スイングリズムや歩くスピードと、性格には共通点があるのではということ。そのためリズムが速い人は朝早いスタート向き。午後スタートはゆったりと振る人が力を出せるのではないでしょうか。普段の生活リズムも考慮すれば、ベストが出せるスタート時間が見つかるでしょう。
文/兵藤 宙
※ALBA 808号に加筆
体が目覚めているから、スタートホールから全力が出せる。
出だしでつまずきがちな人はスタート前に十分な練習ができる。
●午後スタートで注意したいこと
後半は冷え込んでくること多いので上着の用意を。
一方、午後スタートは、ゆったりとプレーできるのがメリット。スタート前に十分に練習ができたり、最終スタートとなれば後続がいなかったりと、自分のペースでプレーしやすい環境と言えます。ただし、冬場になると時間とともに気温が下がったり、風が強くなったりするのが懸念材料。コンディションが悪くなることで、思うようなショットがしにくくなるかもしれません。
多くのゴルファーを見てきた中で感じたのは、スイングリズムや歩くスピードと、性格には共通点があるのではということ。そのためリズムが速い人は朝早いスタート向き。午後スタートはゆったりと振る人が力を出せるのではないでしょうか。普段の生活リズムも考慮すれば、ベストが出せるスタート時間が見つかるでしょう。
文/兵藤 宙
※ALBA 808号に加筆