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アジアゴルフ紀行
【タイ編】リゾート地ホアヒンで人気のコース
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2020年12月15日 01時00分
バンコクの南西約200キロメートル、タイ湾に面したホアヒンは、古くから王室の保養地として発展した気品漂うリゾート地です。タイ湾を挟んで反対側、米軍の保養地として栄えたパタヤとは、趣を異にします。例えるならパタヤは湘南、ホアヒンは葉山といったところでしょうか。落ち着いたリゾートを求める方にはホアヒンがオススメです。
ホアヒンのゴルフ場は、バンコク近郊のコースよりもさらに余裕をもってレイアウトが設計されており、雄大な自然を贅沢に、ダイナミックにコースデザインされているところが多いです。南国らしい開放的なゴルフ、日本人がイメージする「南の島の楽園」がここにあります。
ホアヒンには日本人があまり住んでいないため、日本語が通じるキャディは稀ですが、英語は通じるのでタイの勝手を知っている方は問題ありません。どこも比較的空いているので、土日でも2人や5人でのプレーが可能。ドレスコードは厳しくありませんが、南国リゾートとはいえ水着のような短パンやTシャツなどではもちろんプレーできないので、お気をつけください。
ホアヒンのゴルフ場は、バンコク近郊のコースよりもさらに余裕をもってレイアウトが設計されており、雄大な自然を贅沢に、ダイナミックにコースデザインされているところが多いです。南国らしい開放的なゴルフ、日本人がイメージする「南の島の楽園」がここにあります。
ホアヒンには日本人があまり住んでいないため、日本語が通じるキャディは稀ですが、英語は通じるのでタイの勝手を知っている方は問題ありません。どこも比較的空いているので、土日でも2人や5人でのプレーが可能。ドレスコードは厳しくありませんが、南国リゾートとはいえ水着のような短パンやTシャツなどではもちろんプレーできないので、お気をつけください。
Black Mountain Golf Courses
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今回はホアヒンで日本人に一番人気の「Black Mountain Golf Courses」を紹介します。
2007年にオープンしたまだ新しいコースではありますが、大木もしっかり植えられていて、新設コースにありがちなスカスカ感がありません。「Black Mountain」の名の通り、花崗岩の岩肌をあらわにした山に沿ってコースが造られており、アップダウンの激しいタイには珍しい山岳コースです。山岳コースですがブッシュはなく、広々とデザインされているので、曲げたら即OBのような窮屈さはありませんよ。
芝のメンテナンスが非常に良く、ふかふかのフェアウェイを歩くのはウキウキしちゃいます。そう、ここは山岳コースですが歩きでも回れます。キャディが引くキャディバッグ車が電動なのです。クリークもしっかり水を流していて、ウォーターハザードの縁もコンクリートむき出しではなく石垣になっており、美しい景観を作っています。
13番ロングのティーグラウンドがもっとも高いところで、茶屋もあります。彼方に望むホアヒンビーチまでの雄大な景色をゆっくり楽しんでから、豪快な打ち下ろしに、今日イチを叩き出しましょう。
名物ホールは15番ミドル。きつい上りのフェアウェイど真ん中に巨岩がそびえます。巨岩の周りがセカンド地点で、きつい左足上がりの傾斜からのショットに多くのゴルファーが苦しみます。
国際的なトーナメントも開催されるチャンピオンコースで、「NORTH」「EAST」「WEST」の27ホール。「NORTH」「EAST」のフルバックは7591ヤード。「WEST」は2016年に新たに増設された9ホールで「NORTH」「WEST」のフルバックは7507ヤード。ティーグラウンドはレディスを含めると6ヶ所も用意されているので、シングルからアベレージゴルファーまで、それぞれの力量に合わせて楽しめます。土日でも、ハンディ証がなくてもバックティから回らせてくれるので、遠慮なくレッツチャレンジ。
2007年にオープンしたまだ新しいコースではありますが、大木もしっかり植えられていて、新設コースにありがちなスカスカ感がありません。「Black Mountain」の名の通り、花崗岩の岩肌をあらわにした山に沿ってコースが造られており、アップダウンの激しいタイには珍しい山岳コースです。山岳コースですがブッシュはなく、広々とデザインされているので、曲げたら即OBのような窮屈さはありませんよ。
芝のメンテナンスが非常に良く、ふかふかのフェアウェイを歩くのはウキウキしちゃいます。そう、ここは山岳コースですが歩きでも回れます。キャディが引くキャディバッグ車が電動なのです。クリークもしっかり水を流していて、ウォーターハザードの縁もコンクリートむき出しではなく石垣になっており、美しい景観を作っています。
13番ロングのティーグラウンドがもっとも高いところで、茶屋もあります。彼方に望むホアヒンビーチまでの雄大な景色をゆっくり楽しんでから、豪快な打ち下ろしに、今日イチを叩き出しましょう。
名物ホールは15番ミドル。きつい上りのフェアウェイど真ん中に巨岩がそびえます。巨岩の周りがセカンド地点で、きつい左足上がりの傾斜からのショットに多くのゴルファーが苦しみます。
国際的なトーナメントも開催されるチャンピオンコースで、「NORTH」「EAST」「WEST」の27ホール。「NORTH」「EAST」のフルバックは7591ヤード。「WEST」は2016年に新たに増設された9ホールで「NORTH」「WEST」のフルバックは7507ヤード。ティーグラウンドはレディスを含めると6ヶ所も用意されているので、シングルからアベレージゴルファーまで、それぞれの力量に合わせて楽しめます。土日でも、ハンディ証がなくてもバックティから回らせてくれるので、遠慮なくレッツチャレンジ。
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クラブハウスのレストランはオープンタイプで、眼下にコースを一望。ラウンド後、心地よい南国の風に身を任せながらのビールは格別ですね。スタッフの制服は黒で統一されており、接客マナーもとてもしっかりしています。
バンコクから車で3時間と距離があるのが難点ですが、訪れる価値が十分にあるコースです。バンコクの富裕層の人たちはヘリで遊びに来るそうで、半地下の駐車場の上階はヘリポートなんですよ。
コースの隣にウォーターパークとコテージタイプの宿泊施設が隣接、ご家族や大勢で滞在型のリゾートライフはいかがでしょうか。
◆公式サイト Black Mountain Golf Courses
バンコクから車で3時間と距離があるのが難点ですが、訪れる価値が十分にあるコースです。バンコクの富裕層の人たちはヘリで遊びに来るそうで、半地下の駐車場の上階はヘリポートなんですよ。
コースの隣にウォーターパークとコテージタイプの宿泊施設が隣接、ご家族や大勢で滞在型のリゾートライフはいかがでしょうか。
◆公式サイト Black Mountain Golf Courses
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