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【タイ編】タイを訪れたゴルファーが一度はプレーしてみたい憧れのコース

【タイ編】タイを訪れたゴルファーが一度はプレーしてみたい憧れのコース

いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

配信日時:2021年2月2日 01時00分

Amata Spring Country Club

2012年 タイランドチャンピオンシップでの石川遼(写真・Getty Images)

2012年 タイランドチャンピオンシップでの石川遼(写真・Getty Images)

タイを訪れたゴルファーが一度はプレーしてみたい憧れのコース。それがアマタスプリングだと言えるでしょう。開設は2005年とその歴史は比較的浅いのですが、2009年、2010年のロイヤルトロフィ開催をきっかけにして一躍有名になり、その名を世界中に広めました。

その大会には、あの石川遼選手も参戦。そのコースの素晴らしさは日本でも知られるようになり、日本人ゴルファーの間でも人気となっています。2011年のタイランドチャンピオンシップでは、そんな石川遼選手やマキロイ選手が参戦。大きな盛り上がりを見せ話題となっています。また、過去にこのアマタスプリングで開催された米国トーナメントのジョニーウォーカークラシックでは、タイガーウッズが優勝。スーパースターとともに名門ゴルフコースの称号を世に認めさせています。

コースは比較的フラットですが、ウォーターハザードと巧みに配置されたバンカーが難易度を高めていると言えます。前半はパワーで攻略したくなりますが、後半はどちらかといえば正確なゴルフが必要とされます。
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シグネチャーホールは、グリーンが浮島となっている17番。一般的には浮島と言っても陸でつながっていたり橋でグリーンに渡りますが、ここは本当に島でして、渡し船で行き来します。渡し船には魚のエサが積まれていて、池の鯉にあげて楽しめます。タイでは動物にいい事をすると徳を積めるという考えがあり、タンブンと呼ばれています。渡し船の上で、キャディさんが「タンブンしてね、バーディとれるよ」と魚のエサを渡してくるので、豪快にまいちゃいましょう。

比較的海に近いため、風が強いのもこのコースの特徴。素晴らしい景観の中を心地よくラウンドすることができ、南国タイならではの魅力にあふれたコースだと言えるでしょう。

アマタスプリングは、日本の太平洋クラブとレシプロ契約を結んでいることでも知られています。バッバ・ワトソンなどは、アジアにはお気に入りのコースが二つあって、一つはタイのアマタスプリング。そしてもう一つは日本の太平洋クラブ御殿場コースと語っているほどです。
車でアプローチすると、まるでホテルのような車寄せでバッグドロップ。大理石調の階段を上がると、南国と南欧がミックスしたようなゴージャスな空間が待っています。その奥には美しく整備された緑の絨毯の光景が広がる。このような演出もこのアマタスプリング独自のものといえるかもしれません。

そして、アフターゴルフをさらに贅沢な時として過ごせるのも、アマタスプリングの魅力。イタリアンレストラン「ディチオット」では最高級のイタリアンワインとともに、本場イタリアのグルメを味わえます。何から何まで贅を尽くしたような最高級ゴルフコース。

基本メンバーと同伴者のみですが、旅行会社を通じるとプレーできるので、問い合わせてみてください。

▼コース情報
・ホール 18
・パー  72
・ヤード 7,453

◆公式サイト Amata Spring Country Club
次回もお楽しみに!

編集協力 週刊WISE

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