コロナの冬は“ゴルフで風邪をひいた”は厄介です<ALBA>
コロナによる生活の変化はゴルフライフにも及んでいる。これまではスルーしていたようなモノ、コトが、ゴルファーにとって見落とせないトピックスになっている。
配信日時:2020年12月29日 23時00分
冷たい空気に触れて体温が下がる冬は、体の免疫機能が低下しやすく、風邪をひきやすい季節。だからといって「風邪をひいた〜」なんてことになったら、このご時世ゆえ、厄介なことになりかねない。今、ゴルフに出かける日は、風邪対策がマスト。そこで企業産業医として、東商ビル診療所所長をつとめる杉村浩美先生にアドバイスをいただいた。先生は大学時代にゴルフ部に所属していたというドクターゴルファーでもある。
原英莉花のドライバースイング【連続写真】
冬場の風邪の原因について、杉村先生は「ウイルス感染や空気の乾燥による上気道乾燥、寒さストレスによる免疫機能の低下が挙げられます。ただ、プレー中にウイルス感染する可能性は低く、乾燥と寒さによるストレスをケアするのが風邪対策になります」と言う。そこで風邪をひかないためのルーティンを考えてみた。
風邪をひかないルーティン1
行き帰りの車内は、ポータブル加湿器を活用してしっかり乾燥対策
原英莉花のドライバースイング【連続写真】
冬場の風邪の原因について、杉村先生は「ウイルス感染や空気の乾燥による上気道乾燥、寒さストレスによる免疫機能の低下が挙げられます。ただ、プレー中にウイルス感染する可能性は低く、乾燥と寒さによるストレスをケアするのが風邪対策になります」と言う。そこで風邪をひかないためのルーティンを考えてみた。
風邪をひかないルーティン1
行き帰りの車内は、ポータブル加湿器を活用してしっかり乾燥対策
クルマのエアコンは加湿機能が十分とは言いにくい。そこでクルマの電源に対応したコンパクトな加湿器を用意したい。車内では暖房を入れながら、加湿器をセットで使おう。適度な換気も忘れずに。のど飴、こまめな水分補給や、同乗者への感染予防のマスクも乾燥予防につながる。
風邪をひかないルーティン2
体温の変化を小さくする機能性アンダーウエアを取り入れる
ラウンド中は、体温を管理して、体全体と血圧の変化を最低限にすること、局所的には筋肉へのダメージを抑えることがポイントになる。そこで体温保護に役立つ、暖かな機能性アンダーウエアが体温の安定に役立つ。また血行の良い部分を寒さから守る耳当てやネックウォーマーも有効だ。
風邪をひかないルーティン3
5度以上の温度変化があったら、いつもより入念なウォーミングアップ
人の体は短い時間では、5度の温度変化にしか耐えられないとされる。いつもより気温が低いところでプレーするなら、当然体温も下がってしまう。そこで早めに出かけて、コースに体を慣らしておきたい。
風邪をひかないルーティン4
ランチのあとは水道水でうがいをする
風邪をひかないルーティン2
体温の変化を小さくする機能性アンダーウエアを取り入れる
ラウンド中は、体温を管理して、体全体と血圧の変化を最低限にすること、局所的には筋肉へのダメージを抑えることがポイントになる。そこで体温保護に役立つ、暖かな機能性アンダーウエアが体温の安定に役立つ。また血行の良い部分を寒さから守る耳当てやネックウォーマーも有効だ。
風邪をひかないルーティン3
5度以上の温度変化があったら、いつもより入念なウォーミングアップ
人の体は短い時間では、5度の温度変化にしか耐えられないとされる。いつもより気温が低いところでプレーするなら、当然体温も下がってしまう。そこで早めに出かけて、コースに体を慣らしておきたい。
風邪をひかないルーティン4
ランチのあとは水道水でうがいをする
ある論文によると、イソジンよりも水道水でうがいする方が風邪予防には効果があったと発表されている。洗面所で見かけるイソジンは、のどを保護する常在菌まで除菌してしまうこともある。そのためうがいは適度に消毒された水道水でOKだ。
風邪をひかないルーティン5
プレーのあとは、徐々に体を温めてから湯船につかる
冷え切った体を一気に温めるのは、寒さストレスからの解放というより、むしろ温度変化による過重なストレスをかけることになる。風呂場ではシャワーやかけ湯、体を洗うなどして、ゆっくりと体を温めてから湯船に向かいたい。
イラスト/渡辺隆司
ALBA 810号に加筆
風邪をひかないルーティン5
プレーのあとは、徐々に体を温めてから湯船につかる
冷え切った体を一気に温めるのは、寒さストレスからの解放というより、むしろ温度変化による過重なストレスをかけることになる。風呂場ではシャワーやかけ湯、体を洗うなどして、ゆっくりと体を温めてから湯船に向かいたい。
イラスト/渡辺隆司
ALBA 810号に加筆