防寒ウエアで武装した上半身は寒くないのだが、下半身は底冷え状態。冬ゴルフで陥りがちなケースだ。それに立ち向かうのが中綿パンツ。かねてから弱点といわれていた窮屈さや、着ぶくれ感はすっかり解消されている。

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暖かさで選ぶなら中綿パンツは圧倒的に頼もしい存在。だが中綿がプラスされるため、どうしても動きにくく、見た目のもたつき感も気になった。だが今や、中綿の存在感は残っていても、冬モノとは思えないすっきりとしたシルエットがあたりまえ。ストレッチの具合も中綿アリのハンデを感じさせないほど、ストレスなくプレーできるパンツが見つかる。

●すっきりシルエットで伸びも自在の頼もしさ＜上画像・右＞
別の伸縮素材で補強することのない8WAYストレッチ生地は、驚くほどの伸びを実感できる。しかも軽量で、ソフトな質感のため着心地も快適。ほどよいボリュームの中綿は弾力がありつつ、エアリーなのですっきりと見える。撥水、防風にも対応する。パンツ￥16,000（キャロウェイ／キャロウェイアパレル）、シューズ オープン価格（アディダス ゴルフ）

●動きやすさと暖かさを考えた細身シルエット＜上画像・左＞
ステッチが印象的な中綿パンツらしいデザインでありながら、ここまでスマートなシルエットが生まれたのは伸びる素材の実力。プレー中に動きにくさを感じさせない。中綿はハイテク蓄熱保温素材で、ウエア内の温度を4度上昇させるという。パンツ￥17,000（ニューバランス）、シューズ オープン価格（アディダス ゴルフ）


撮影／五十嵐 真　モデル／Juan　スタイリスト／高塩崇宏
※ALBA 809号に加筆