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冬ゴルフには必須の体を温めるストレッチとは

冬ゴルフには必須の体を温めるストレッチとは

普段どおり体が回らない、手先が冷たくてボールを打つのがつらい……。そんな冬ゴルフあるあるも、準備運動を工夫することで解消できる。

配信日時:2021年1月26日 08時00分

寒さで縮こまった体でエイヤ!と放ったショットは哀れなミスばかり……。真冬のゴルフでよく見る光景だ。トータルゴルフフィットネス テクニカルマネージャー・ゴルフパーソナルトレーナーであり、女子ツアーの帯同トレーナーとしても活躍する江澤彬さんは、次のように話す。

「体が冷えていると捻転が浅くなったり上半身が伸び上がったり、あらゆるミスが出ます。それを避けるには30分でもいいので早くコースに来て、準備運動をすることです。冷えている部分は重点的に動かすことで、血液が行きやすくなり温まります」

2016年の東日本パブリックミッドアマチャンピオンの前田男さんも、ウォーミングアップは欠かせないという。

「ラウンド前は球筋を気にせず、2カゴ分のボールを打って体を温めます。テークバックで腕が上がるよう、素振りも左は特に重点的に行います」と話してくれた。

スタート前に、ほぐせばほぐすだけ体は熱くなる

トップが浅くならないように腕を外に伸ばす
左手で素振りバットを持ち上げ、右腕を外側に伸ばすストレッチを毎回行っているという前田さん。5分ほどでも効果は絶大だ。

背中と腰をじんわりストレッチ


捻転の動きで体の側面を伸ばす


素振りバットを支えにして深く前傾し、背中を下に押すようにして伸ばす(写真上)。上体を左右にねじるストレッチ(下)も行おう。

さらに江澤さんに、時間は10分でもいいので、クラブハウス内でもできる準備運動を教えてもらった。「プロは絶対冷やしません!体を温めてから、外に出ましょう」とのことだ。

手のグーパー体操

冷えている部分を温めるには、その部分を動かすことが一番。ポケットの中に手を入れたままで、グーパーをしてもいい。

クラブを支えにスクワット

お腹や太モモ、お尻の筋肉を意識しながらゆっくりとスクワット。大きい筋肉をほぐすことで体が温まっていく。

クラブを水平に持ったまま体を捻る

両腕を広げてクラブを持ち、遠心力を感じながら上体を左右に捻っていく。スタート前だけでなく、ラウンド中も行えば効果的だ。


文/相田英子、月夜野いおり 写真/高橋淳司 取材協力/太平洋クラブ 江南コース、トータルゴルフフィットネス
※アマチュアの方はボランティアで取材に協力していただいております

ALBA 812号より転載

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