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アジアゴルフ紀行
【タイ編】大きな池が印象的なアユタヤのコース
いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。
配信日時:2021年1月28日 01時00分
目次 / index
Ayutthaya Golf Club
「Ayutthaya Golf Club」は、バンコクから北に約80km、バンコクから古都アユタヤに向かう少し手前にあります。チャオプラヤー川のすぐ東側にある大きな池が印象的コースです。パー72の7,095ヤード。
完全なフラットな地形ではありますが、大小様々な池が行く手を阻み、各コースは非常にバリエーションに富んでいます。スタートの1番はアマチュアに配慮した気軽なホールですが、その他は全コース、大なり小なり池が絡みます。しかし、サイドは林ではなく、ヤシの木なので窮屈さはありません。ヤシの木は、幹の先端しか葉がありませんので。
名物ホールは18番ロング。時計回りにグルっと池を半周して進みます。多くのゴルファーは池超えショートカットを狙いますが、白ティからだと一番短いところで200ヤード。最長で280ヤードキャリーできればワンオンも狙えます。飛距離測定器を持っていない方は、キャディとよく相談してください。ここは最終ホールですから果敢に攻めて、良い思い出を残してもらいたいところです。ラウンド後にビールを飲んでいると、必ず18番のティショットの話になります。
次に面白いのが13番、白ティでも451ヤードと長いミドル。まっすぐに伸びる長いフェアウェイの左側を線路が平行して走っています。全英オープンで有名な「Royal Troon Golf Club」を彷彿とさせる、珍しいホールですね。
10番スタートの場合は、嫌な朝イチになります。300ヤードと短いミドルなのですが、池超えのティショットなのです。150〜160ヤードぐらいで池は越えられるので、実は難しくありません。難しくみえるのは、池超えする箇所は150ヤード程度なのですが、その右側に大きな湖面が広がっているから、とても広い池越えという錯覚を受けてしまうのです。設計者の罠に嵌ること無く、軽く越えていきましょう。左は、隣のホールなので、安全です。
アユタヤ方面はゴルフ場が少なく、また、当コースは比較的プレーフィが安めなため、タイ人ゴルファーが多いです。練習グリーンの周りでは、親子でアプローチ練習をしている姿もよく目にします。
次に面白いのが13番、白ティでも451ヤードと長いミドル。まっすぐに伸びる長いフェアウェイの左側を線路が平行して走っています。全英オープンで有名な「Royal Troon Golf Club」を彷彿とさせる、珍しいホールですね。
10番スタートの場合は、嫌な朝イチになります。300ヤードと短いミドルなのですが、池超えのティショットなのです。150〜160ヤードぐらいで池は越えられるので、実は難しくありません。難しくみえるのは、池超えする箇所は150ヤード程度なのですが、その右側に大きな湖面が広がっているから、とても広い池越えという錯覚を受けてしまうのです。設計者の罠に嵌ること無く、軽く越えていきましょう。左は、隣のホールなので、安全です。
アユタヤ方面はゴルフ場が少なく、また、当コースは比較的プレーフィが安めなため、タイ人ゴルファーが多いです。練習グリーンの周りでは、親子でアプローチ練習をしている姿もよく目にします。
タイ人のプレースタイルは、「お金を払って遊びに来ているのだから、最大限に楽しみたい」というものです。スロープレーなのですが、子供のように満面の笑顔でゴルフをしている姿に触れると、他人を気にして急いでゴルフをするスタイルを考えさせられてしまいます。もちろん、他人に迷惑をかけるのは良くないことですが、タイ人の楽しみ方にも触れてみて欲しいです。「ゴルフってなんて楽しいのだろう」と改めて思えるのではないでしょうか。
前が遅く、次の予定に影響がありそうな場合は、遠慮なくキャディに相談してください。空いているコースに移動して、プレーができます。このあたりはキャディがよく心得ているので、飛ばしたホールにはまた戻ってきて、ちゃんと18ホールを回れます。
週末は、混み合っているので、午前中は白ティのみですが、歩きでもカートでもOK。池ポチャ救済のドロップエリアは難しいところが多いので、ティグラウンドからの打ち直しをオススメします。茶屋でロストボールを安価に売っているので、ボール紛失の心配はありません。
当コースから北に15分ほどで古都アユタヤです。アユタヤを半日観光して、半日ゴルフというプランはいかがでしょうか。
◆公式サイト Ayutthaya Golf Club
コースの西側はすぐチャオプラヤー川で、水上レストランが点在しています。その中のレストラン「GOOD VIEW」は、メニューに英語と写真がついているので安心です。米を満載した大型船が行き来する様子を眺めながら乾杯!
◆「GOOD VIEW」の場所はこちら(Googleマップ)
前が遅く、次の予定に影響がありそうな場合は、遠慮なくキャディに相談してください。空いているコースに移動して、プレーができます。このあたりはキャディがよく心得ているので、飛ばしたホールにはまた戻ってきて、ちゃんと18ホールを回れます。
週末は、混み合っているので、午前中は白ティのみですが、歩きでもカートでもOK。池ポチャ救済のドロップエリアは難しいところが多いので、ティグラウンドからの打ち直しをオススメします。茶屋でロストボールを安価に売っているので、ボール紛失の心配はありません。
当コースから北に15分ほどで古都アユタヤです。アユタヤを半日観光して、半日ゴルフというプランはいかがでしょうか。
◆公式サイト Ayutthaya Golf Club
コースの西側はすぐチャオプラヤー川で、水上レストランが点在しています。その中のレストラン「GOOD VIEW」は、メニューに英語と写真がついているので安心です。米を満載した大型船が行き来する様子を眺めながら乾杯!
◆「GOOD VIEW」の場所はこちら(Googleマップ)
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