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アジアゴルフ紀行
【中国編】あれから1年、今年の春節ゴルフは?
コロナ禍を発端に、中国では様々な環境の変化がおきている。アジアゴルフ紀行中国編を担当してもらっている日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ会員で中国在住の森田愁平さんからのレポート。
配信日時:2021年3月12日 03時00分
中国では2月11日から17日が春節(旧正月)休みでした。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年の春節(1月23日)から1年超。この春節の中国ゴルフ界について解説します。
【関連リンク】新型コロナウイルスの影響を受ける中国ゴルフ事情
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ゴルフ施設は満員
結論から言うと、この春節はコースや練習場、屋内ゴルフ施設には非常に多くの来客がありました。その大きな理由に、休み中に帰省や旅行がしづらかったことがあります。
ご存知の読者も多いかと思いますが、今年1月、中国各地で感染が散発しました。これを受け、地方政府は大勢が移動する春節を前に、市や省をまたぐ移動の自粛を強く促したのです。上海でも、日本人学校が児童・生徒とその家族に対し、企業は駐在員に対し、市外へ出ないように要請しました。
感染は基本抑えられている、長い休み、外出はできるが、遠出はできない。となると、ゴルファーの目が向くのはやはりゴルフです。江蘇省昆山市のコースなど上海から車で1時間程度ですが、越境できない分、上海市内はさらに集中することになります。私が経営するシミュレーションゴルフスタジオは、休みの3週間前から予約で埋まり、春節7日間の忙しさは経験がないほどでした。
ご存知の読者も多いかと思いますが、今年1月、中国各地で感染が散発しました。これを受け、地方政府は大勢が移動する春節を前に、市や省をまたぐ移動の自粛を強く促したのです。上海でも、日本人学校が児童・生徒とその家族に対し、企業は駐在員に対し、市外へ出ないように要請しました。
感染は基本抑えられている、長い休み、外出はできるが、遠出はできない。となると、ゴルファーの目が向くのはやはりゴルフです。江蘇省昆山市のコースなど上海から車で1時間程度ですが、越境できない分、上海市内はさらに集中することになります。私が経営するシミュレーションゴルフスタジオは、休みの3週間前から予約で埋まり、春節7日間の忙しさは経験がないほどでした。
潮目が変わった
一時の感染爆発を耐えた中国の各ゴルフ施設やゴルフ用品メーカーはリーマンショック後最高の売上を叩き出しています。ゴルフ愛好者は確実に増えていると言えるでしょう。
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