花粉症ゴルファー必携の“屋根つき”メガネ攻略法【花粉症対策】
花粉症に悩むのは、日本人の約4割近くと言われる。その中でゴルファーは、花粉がもっとも飛散する時間帯に、スギやヒノキなどが茂る山に近いゴルフ場でプレーするのだ。
配信日時:2021年3月17日 01時30分
ひと昔前に比べて多彩になった花粉対策用メガネ。お洒落で実用的なものも増えてきた。そこで『押忍‼空手部』などの大人気作品を生み出した漫画家であり、練習スペースや工房設備を備えた「ゴルフハウス」を建てるほどのゴルフ好きでもある高橋幸慈さんと、花粉に強いメガネの選び方を考えてみる。
ゴルフをするときにかけるなら曇らずズレないことも大事
花粉用メガネ選びで大事なのは、花粉カット率。そういう点からいうと、フレームの上の?屋根〞は必須だ。メガネメーカーから発売されているモデルもほとんどが屋根つきで、花粉カット率は95%以上。これに関しては、高橋さんも合格点を出していた。しかし、ゴルフで使う場合は、その他の要素も大事だと高橋さんは言う。
「特にレンズが曇らないこと。曇るとプレーに集中できないですからね。だから曇り止めレンズは必須。それと、かけ心地も重要です。フィット感はあるけど痛くならないものを選びたいですね」
“屋根つき”メガネを選ぶときのポイントは?
1/目のまわりに、余計な隙間を作らない
粒子が細かい花粉は、ちょっとした隙間でも侵入してくる。だから目の上、目のサイドをしっかり覆うタイプで、さらに顔との密着度が高いものを選びたい。「サイド部分が視界に入りますが、慣れてくれば気になりません」と高橋さんは言う。
2/ワザとミスショットをして、メガネのズレを確認
2/ワザとミスショットをして、メガネのズレを確認
プレー中にメガネがズレるとストレスになる。フィット感を確認するためにも、素振りでいいので、顔がブレるほどのミスショットをしてみよう。また下を向いてズリ下がらないかもチェックしておきたい。屋根のフチやツルにラバーやシリコン素材を使っているものがおすすめと高橋さん。「これがあればズレないし、痛くなりません」
3/防曇レンズなら視界がずーっとクリア
3/防曇レンズなら視界がずーっとクリア
メガネ+マスクの完璧装備で気になるのがレンズの曇り。曇り防止レンズを装着したモデルや曇り止めグッズも大いに活用すれば快適にプレーできる。
写真/高橋淳司 文/真鍋雅彦
ALBA 815号より加筆・転載
写真/高橋淳司 文/真鍋雅彦
ALBA 815号より加筆・転載
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