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    シブコのスイング改造に4割以上が“賛成” 一方で「躍動感がなくなった」の声も

    シブコのスイング改造に4割以上が“賛成” 一方で「躍動感がなくなった」の声も

    配信日時:2021年3月25日 07時30分

    • ゴルフライフ
    目次 / index
    シブコのトップの位置も変化 左)21年、右)19年
    シブコのトップの位置も変化 左)21年、右)19年 (撮影:ALBA)
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    17年から教わってきた青木翔コーチから“卒業”し、大幅なスイング改造に踏み切った渋野日向子。以前までは「あまり気にしていなかった」というクラブのロフトなどのデータに関心を持ったり、モデルの違う6番アイアンを2本入れたり、ウェッジの本数を増やしたりと様々なことを試しています。

    渋野日向子 ティショット前の“NEWルーティン”【連続写真】

    特に、今年初戦から石川遼からアドバイスを受けたスイング改造がしばしば話題に。そこで、ALBA.Net会員を対象に「シブコのスイング改造は賛成?反対?」(2021年3月11日〜17日、票数506票)のアンケートを行いました。

    アンケート全体結果

    ■アンケート結果
    スイング改造に賛成  42%(211票)
    どちらともいえない  36%(183票)
    スイング改造に反対  15%(76票)
    違いがよく分からない 7%(36票)

    本来は、票数の一番多いものから取り上げるところですが、なかなか辛辣な意見の並ぶ「スイング改造に反対」から紹介していきましょう。
    「スイングが醜い」、「ラフに弱いスイング」、「石川遼から指導を受けることに反対」などなど、厳しい意見が飛び交うコメント欄。ほかにも、「明らかに2019年の躍動感がなくなり、魅力が薄れている」(49歳男性)、「シャローイング。時間がかかる。あえて変える必要はない」(50歳男性)。「昔のスイング」(35歳男性)といった言葉が並びました。

    メジャー制覇したスイングをわざわざ変える必要はないというのが、反対派を総括した意見なのかもしれません。

    しかし、何事も常に変わっていくもの。トッププロなら、より高いレベルを目指していくのは宿命でしょう。そんなふうに考える人が多かったのが「スイング改造に賛成」。半数近くが賛成に票を入れ、渋野を応援するコメントが集まりました。これらは『チャレンジを後押し』、『スイングを評価』、『スイング改造中の自身を投影』、の3つに大きく分けられました。順に紹介していきましょう。

    一番多かったのが、『チャレンジを後押し』するです。「進歩のために改造するので、良い結果が出ることを大いに期待」(64歳男性)、「まだまだ若いので貪欲にチャレンジしてほしい」(50歳男性)、「過去に縛られず、さらに進化してほしい」(34歳男性)。変わるのは当然、いろいろ試してみてほしいと、渋野に夢を託しているようにも見えます。

    反対派とは逆に、いま取り組んでいる『スイングを評価』する声も。「自然体に近いので、非常にコンパクトに見える。活躍するための工夫なのだから期待している」(76歳男性)。渋野が、4月の海外メジャー初戦「ANAインスピレーション」から米ツアーに参戦するのに触れ、「海外での戦いには必要があると思う」(74歳男性)とより大きな舞台で戦うために、改造は必須と捉えています。

    「自分も改造中です」(77歳男性)を筆頭に、『スイング改造中の自身を投影』する人からは、熱の入った意見が。「今、私もスイング改造中。長年やってきたスイングを変えるのって勇気がいる。シブコ頑張れ!!!!!!!」(44歳男性)。アツいですね。そのほか、改造できることがうらやましいなどの意見も寄せられました。

    賛成に寄せられたコメントのなかにも、先行きを案ずる人もいます。「ファン的には昨年後半やっと良くなったのに…と思うが、本人がやりたいならという感じ。今年の後半までかかるのかな?アリ地獄にならないことを祈る」(54歳男性)。
    渋野のスイング改造を静観しているのが「どちらともいえない」派。プロがやっていることだから言えない、すべては結果次第と考える人が多かった一方、「わかるようなら自分のスコアがもっともっと良くなっているかも…」(72歳男性)と答える人もちらほら。

    スイング改造による故障を心配する人は、タイガー・ウッズを引き合いに出し、「タイガーがヒザを壊したのもスイング改造。改造がすべて良い方向と言えないのも確か。良い方向にいっていると思える結果が早く出て欲しい。見守るしかない」(61歳男性)。ウッズが復活できたのは、スイング改造でアイアンが良くなったためと言われています。その半面、体の使い方が変わることで負荷のかかる部位が出てくるのも確か。ファンならば心配してしまいますね。

    先週の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」では、初日に「67」をマークして4位タイと好スタートを切りながら、2日目と最終日に伸ばせず優勝争いから脱落(最終11位タイ)。それでも開幕戦以降は徐々に調子を上げてきています。同大会の最終18番ホールでは悪条件ながら、「自分の納得のいくショットが打てた」と手応えも感じている様子。プレー中に見せる“シブコスマイル”は健在で、手探りながらも自分らしく変化を楽しんでいるのかもしれません。

    渋野が国内女子ツアーに出場するのは今週の「アクサレディス」で一区切り。翌週には今年のメジャー初戦「ANAインスピレーション」、その後は米女子ツアーを転戦するスケジュールを組んでいます。これを機にもう一度スイングをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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