【Dr.カタオカのゴルフメンテナンス】教養編! シャフト交換の現場を見てきました
【Dr.カタオカのゴルフメンテナンス】教養編! シャフト交換の現場を見てきました
配信日時:2021年4月14日 23時30分
目次 / index
愛用するゴルフクラブのメンテナンスも自分でできたら、よりゴルフを楽しむことができそう。
そんな思いに、メーカークラブ担当として数多くの女子プロのクラブ調整を手掛けてきたDr.カタオカが、家庭用品で簡単にできるクラブのお手入れを教えてくれる企画。今回は難易度の高いシャフト交換。
どうやって行うのでしょう? なかなか見る機会のないシャフト交換について学ぶ、メンテナンス教養編です。
そんな思いに、メーカークラブ担当として数多くの女子プロのクラブ調整を手掛けてきたDr.カタオカが、家庭用品で簡単にできるクラブのお手入れを教えてくれる企画。今回は難易度の高いシャフト交換。
どうやって行うのでしょう? なかなか見る機会のないシャフト交換について学ぶ、メンテナンス教養編です。
クラブのデータを計測
まずは、交換するクラブのデータを取っていきます。
計器を使いクラブのバランスや重さ、長さ、ヘッドバランスを測ります。
計器を使いクラブのバランスや重さ、長さ、ヘッドバランスを測ります。
今度は、ロフト角とライ角を測ります。
今回は軽量なシャフトにするため、交換前のバランスを考慮しながらヘッドバランスも決めていきます。
今回、Dr.カタオカは1ポイント落とし、クラブのヘッドバランスをD3からD2(ヘッドバランスの度合いは2枚目写真を参照)にするそうです。
今回は軽量なシャフトにするため、交換前のバランスを考慮しながらヘッドバランスも決めていきます。
今回、Dr.カタオカは1ポイント落とし、クラブのヘッドバランスをD3からD2(ヘッドバランスの度合いは2枚目写真を参照)にするそうです。
交換作業へ
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1枚目:ヒートガンを使いソケットを温める 2枚目:シャフト抜き機を使いヘッドを外す
実際のシャフト交換に入っていきましょう。
まず、シャフトからヘッドを抜きます。事前にヒートガンを使い、ソケットを温めてカッターで切り取ります。熱風を当てすぎると焦げるので注意。
ソケットを切り取ったら、シャフト抜き機を使いヘッドを抜いていきます。
ヒートガンでシャフトとヘッドをとめている接着剤を溶かし、抜きます。
まず、シャフトからヘッドを抜きます。事前にヒートガンを使い、ソケットを温めてカッターで切り取ります。熱風を当てすぎると焦げるので注意。
ソケットを切り取ったら、シャフト抜き機を使いヘッドを抜いていきます。
ヒートガンでシャフトとヘッドをとめている接着剤を溶かし、抜きます。
ヘッドには接着剤が残っているので掃除をします。
掃除にはドリルを使うのがDr.カタオカ式。万力に固定したドリルでシャフトをきれいにしていきます、スチールウールをドリルに巻き付けたりと太さが合わない場合はひと工夫。
掃除にはドリルを使うのがDr.カタオカ式。万力に固定したドリルでシャフトをきれいにしていきます、スチールウールをドリルに巻き付けたりと太さが合わない場合はひと工夫。
掃除をし終わったらシャフトの重さを測っていきます。
ここまで終わったら、新しいシャフトを付ける準備は整いました。早速、差していきます。
ここまで終わったら、新しいシャフトを付ける準備は整いました。早速、差していきます。
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接着をよくするためにシャフトのヘッドとの接着部分を、工具を使い研磨します。
研磨したシャフトに新しいソケットをはめます。
シャフトの穴の深さに合わせて、器具とトンカチを使いソケットを入れ込みます。
シャフトの穴の深さに合わせて、器具とトンカチを使いソケットを入れ込みます。
シャフトに新しいソケットを付けたら、測ったクラブのデータをもとに、シャフトを所定の長さに切っていきます。
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1枚目:鉛
切ったシャフトにヘッドをつけてバランスを測ります。
バランス調整には、鉛や鉛粉(鉛よりも細かな重さの調整が可能)を使います。
バランス調整には、鉛や鉛粉(鉛よりも細かな重さの調整が可能)を使います。
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1枚目:溶剤は2種類を混ぜ合わせて使用
アクリル系の接着剤にガラスビーズをくわえたものを使い新しいシャフトにヘッドを付けます。
15分ほど接着剤が乾くのを待ちます。打てるようになるのは1時間以上待ちましょう。
15分ほど接着剤が乾くのを待ちます。打てるようになるのは1時間以上待ちましょう。
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1枚目:段差をなくす加工
接着剤が乾いたら、ソケットとヘッドの段差をなくす加工をします。
段差がなくなったら、アセトンで磨いてピカピカに仕上げます。
段差がなくなったら、アセトンで磨いてピカピカに仕上げます。
データをもとにロフト角、ライ角も機器をつかい調整します。
調整できたら、今度はクラブのヘッドバランスを合わせます。このとき、まだグリップはつけません。
調整できたら、今度はクラブのヘッドバランスを合わせます。このとき、まだグリップはつけません。
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