ティショット待ちのあいだにも何気なくできるエクササイズ【ゴルフでダイエット】
ぽっこりと出たお腹はへこませたいけれど、運動や食事制限はしんどい。好きなゴルフをしながら少しでもやせられたらいいのに。そんなアナタにぜひ取り入れてほしい、やせやすくなる“ゴルフルーティーン”。コースに行く、ラウンド前の準備、プレー中にできるやせるにつながる動き、ノウハウを身につけよう。
配信日時:2021年5月14日 01時00分
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ティショット待ちのあいだに取り入れたい“ゴルフルーティーン”
好きなゴルフをしてやせられたらいいのに。そう思うゴルファーは少なくないはず。そんな人に向けてロッカールームやコースで簡単にできるエクササイズ、名付けて“ゴルフルーティーン”を紹介する。
今回取り上げるのは、ティショット待ちの時間にオススメのエクササイズ。前の組や、同組のメンバーが打つのを待つあいだにぜひ取り入れてほしい。
プロゴルファーの角田浩導さんにやせやすいだけでなく、朝から会心のショットを打つための体の動かし方を教えてもらった。
⇒ 前回はこちら
コースへ出る前から「やせる」は始められる
コーススタート直前にやりたい”やせ運動”
今回取り上げるのは、ティショット待ちの時間にオススメのエクササイズ。前の組や、同組のメンバーが打つのを待つあいだにぜひ取り入れてほしい。
プロゴルファーの角田浩導さんにやせやすいだけでなく、朝から会心のショットを打つための体の動かし方を教えてもらった。
⇒ 前回はこちら
コースへ出る前から「やせる」は始められる
コーススタート直前にやりたい”やせ運動”
“バンザイ”からのティショットで腹筋とナイスショットを引き寄せよう
朝イチのティショットが良いと、その後のラウンドも調子よく回れそう。腹筋に意識が向き、気持ちの良いショットが打ちやすくなる運動がコレ。朝イチに限らずティショット前の習慣にしてみるのも良さそう。
1.クラブを両腕で持ちバンザイの姿勢を作る。前かがみにならないよう、腕は頭の後ろ側へ<写真右を参照>。
1.クラブを両腕で持ちバンザイの姿勢を作る。前かがみにならないよう、腕は頭の後ろ側へ<写真右を参照>。
2.バンザイのまま上半身を真横へ倒しつつ、同時に倒した方の足を真横に上げる。
「足がみぞおち付近から伸びている」イメージを持つと動かしやすい。
腹筋にしっかり力を入れないと体が前に倒れやすく、ぐらつきやすいので注意。
3.1と2の動きを10回繰り返したら、反対側も同じように行う。
<やせポイント>
腹筋が引きあがった状態が作れるため、ポッコリお腹の改善にも効果アリ。
「足がみぞおち付近から伸びている」イメージを持つと動かしやすい。
腹筋にしっかり力を入れないと体が前に倒れやすく、ぐらつきやすいので注意。
3.1と2の動きを10回繰り返したら、反対側も同じように行う。
<やせポイント>
腹筋が引きあがった状態が作れるため、ポッコリお腹の改善にも効果アリ。
真横に足を上げる動きに慣れてきたら、足を後ろにも反らしてみよう。
1.クラブを両腕で持ちバンザイの姿勢を作る。
2.体を真横へ傾けながら、脚を伸ばしたまま斜め後ろへ引き上げる。この動きを10回行ったら、反対側も同様に行う。
1.クラブを両腕で持ちバンザイの姿勢を作る。
2.体を真横へ傾けながら、脚を伸ばしたまま斜め後ろへ引き上げる。この動きを10回行ったら、反対側も同様に行う。
人のティショットを見ているあいだに下半身を引き締めよう
ティショットの順番待ち時間は下半身の引き締めにあてよう。
1.両手でクラブを杖のように支えにして、両足のカカトをつけて立つ(写真左)。
2.次につま先は90度に開いて、カカトを上げ下げする(写真右)。この動きを10回行う。
背筋を伸ばし、お尻で体を持ち上げるようにカカトを上げ下げするのがポイント。
<やせポイント>
スイングに重要な下半身の引き締め効果が期待できる。お尻や内また(内転筋)を特に使うため、続けていくことでスイング時の体のブレ改善にもつながる。
1.両手でクラブを杖のように支えにして、両足のカカトをつけて立つ(写真左)。
2.次につま先は90度に開いて、カカトを上げ下げする(写真右)。この動きを10回行う。
背筋を伸ばし、お尻で体を持ち上げるようにカカトを上げ下げするのがポイント。
<やせポイント>
スイングに重要な下半身の引き締め効果が期待できる。お尻や内また(内転筋)を特に使うため、続けていくことでスイング時の体のブレ改善にもつながる。
写真のように両足のカカトをつけて上げ下げしよう。
このタイミングに体幹も鍛えよう
ティショット待ちのあいだにできるエクササイズ2つ目で、体幹を鍛えよう。
1.両手でクラブを杖のように支えにして立つ。
2.ヒザが90度に曲がる位置まで足を持ち上げる。
背筋を伸ばした状態を保つのがポイント。
1.両手でクラブを杖のように支えにして立つ。
2.ヒザが90度に曲がる位置まで足を持ち上げる。
背筋を伸ばした状態を保つのがポイント。
3.ヒザを曲げたまま、付け根を動かすように足を上げ下げ。この動きを5回ほど行ったら反対側も同様に。
足の付け根に働きかけることが目的なため、足を下げ過ぎないのがポイント。
写真のとおり、上げ下げの幅はわずかで構わない。
<やせポイント>
足を上下するときに、体のバランスを保とうとして体幹が刺激される。そのため、お腹周りの引き締めにも良い動きとなっている。
角田さんからは、「スイングでの軸の安定にもつながります」とのこと。
足の付け根に働きかけることが目的なため、足を下げ過ぎないのがポイント。
写真のとおり、上げ下げの幅はわずかで構わない。
<やせポイント>
足を上下するときに、体のバランスを保とうとして体幹が刺激される。そのため、お腹周りの引き締めにも良い動きとなっている。
角田さんからは、「スイングでの軸の安定にもつながります」とのこと。
教えてくれたのは
■プロゴルファー 角田浩導(かくた・ひろみち)
アマチュア時代の、2001年「報知アマチュアゴルフ選手権」、07年「神奈川県ゴルフアマチュア選手権」、08年「 全日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権 」優勝などを経てプロ転向。現在、都内の『ゴルフアスリート・インドアクリニック』にてゴルフを指導。スイングばかりではなく、ストレッチを駆使するなどトータルに教えるレッスンが人気。ゴルフでやせる、引き締まる体へのアプローチにも取り組む。
アマチュア時代の、2001年「報知アマチュアゴルフ選手権」、07年「神奈川県ゴルフアマチュア選手権」、08年「 全日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権 」優勝などを経てプロ転向。現在、都内の『ゴルフアスリート・インドアクリニック』にてゴルフを指導。スイングばかりではなく、ストレッチを駆使するなどトータルに教えるレッスンが人気。ゴルフでやせる、引き締まる体へのアプローチにも取り組む。
<撮影協力:カレドニアン・ゴルフクラブ 撮影:福田文平>