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    午前中のラウンドで取り入れたい”やせエクササイズ”【ゴルフでダイエット】

    ぽっこりと出たお腹はへこませたいけれど、運動や食事制限はしんどい。好きなゴルフをしながら少しでもやせられたらいいのに。そんなアナタにぜひ取り入れてほしい、やせやすくなる“ゴルフルーティーン”。コースに行く、ラウンド前の準備、プレー中にできるやせるにつながる動き、ノウハウを身につけよう。

    配信日時:2021年5月19日 23時00分

    • ゴルフライフ
    目次 / index

    やせやすくて筋力アップにつながるエクササイズ

    好きなゴルフをしてやせられたらいいのに。そう思うゴルファーは少なくないはず。そんな人に向けてロッカールームやコースで簡単にできるエクササイズ、名付けて“ゴルフルーティーン”を紹介する。

    今回もエクササイズを教えてくれるのは、プロゴルファーの角田浩導さん。まだ体力に余裕のある午前中のラウンド時にうってつけという、やせるにつながる動き方を選んでもらった。これらは筋力アップにもつながるため、取り入れればスコアアップも間違いなし!?


    ⇒ 前回まではこちら
    コースへ出る前から「やせる」は始められる
    コーススタート直前にやりたい”やせ運動”
    ティショット待ちにも何気なくできるエクササイズ”

    傾斜地は代謝アップとスコア修正にもってこい

    プレーを進める途中、起伏のある場所を見つけたら積極的にやりたいのが斜面を使ったエクササイズ。
    【登り坂編 大股で一歩一歩、体重移動を感じながらのぼっていこう】

    1.階段を一段飛ばしながらのぼるイメージで、脚のモモにぐっと力をためて踏み込んでいく。
    腰に手を当てて背筋を伸ばして登ろう。

    2.地面から足裏が離れるまでに、カカトからツマ先へと重心が動くのを感じながら、ゆっくりていねいに。
    <やせポイント>
    写真のように、足首、ふくらはぎ、太モモなど下半身をダイナミックに動かすことで、血流がアップし代謝向上につながる。

    「ティグラウンドなど、傾斜地を見つけたらやりたい動きです。骨盤を水平に戻す効果があるので、ショットが乱れてきたら、積極的に取り入れてみてください」と角田さんは付け加える。
    【下り坂編 カニ歩きでじっくり降りよう】

    1.横向きになり大股で一歩一歩、降りる。

    2.足裏でしっかり地面を踏みしめ、太モモに力をためて片方の足に重心を移動しながらおりていく。
    重心が移動するのを感じながら、ゆっくり行うのがポイント。

    <やせポイント>
    太モモの裏側にあるハムストリングス、内転筋を動かすため基礎代謝アップにつながりやすい。写真を参考に力のかかる部位を意識しながら動こう。

    角田さんは、「この動きから傾斜地でのアドレスの感覚をつかみやすくなります。下り坂を見つけたら、ぜひこの動きをしてみてください」とアドバイスする。

    勾配がきついと踏み込む力もそのぶん必要になる。傾斜地でのエクササイズは登り下りともに、傾斜の緩やかなところからはじめてみよう。

    コース移動はクラブ3本を持ってダンベル代わりに

    ラウンド中は、健康のため積極的に歩く人もいるはず。カートを利用するとしても、降りてコースを歩くときに取り入れてほしいのが、クラブを持って歩く超簡単エクササイズ。

    1.クラブを最低3本(女性は2本でも可)持って歩く。

    2.脇を締めて二の腕を引き、ヒジを90度程度に曲げた状態でキープしてクラブを持つ。クラブは右手、左手と交互に持って歩く。


    <やせポイント>
    二の腕の余分な脂肪を落とし、引き締め効果が期待できる。
    角田さんは、「ティショットを打った後にでもやってみてください。二の腕を鍛えることで飛距離アップにもつながります」と勧める。
    <NG例>
    写真のように、腕をダランと伸ばした状態でクラブを持つのはNG。引き締まった二の腕、飛距離アップを目指すならヒジを曲げてクラブを持とう。

    教えてくれたのは

    ■プロゴルファー 角田浩導(かくた・ひろみち)
    アマチュア時代の、2001年「報知アマチュアゴルフ選手権」、07年「神奈川県ゴルフアマチュア選手権」、08年「 全日本パブリックミッドアマチュアゴルフ選手権 」優勝などを経てプロ転向。現在、都内の『ゴルフアスリート・インドアクリニック』にてゴルフを指導。スイングばかりではなく、ストレッチを駆使するなどトータルに教えるレッスンが人気。ゴルフでやせる、引き締まる体へのアプローチにも取り組む。
    <撮影協力:カレドニアン・ゴルフクラブ 撮影:福田文平>

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